【人気・定番】現役保育士がおすすめする月に関する絵本10選
お月見などに向けて月に関する絵本を子どもに読みたい。お月見や月に興味を持って欲しい…。そんな悩みを抱えているあなたに絵本を年間150回以上読む現役保育士が実際に読み聞かせをした中で月に関するおすすめ・定番・人気の絵本を紹介します。
- 月に関する絵本が見つかる
- それぞれの年齢に適した月に関するの絵本が分かる
- それぞれの絵本のねらい・目的が分かる
本記事で紹介するおすすめ・人気絵本
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【挨拶に親しめる】おつきさまこんばんは【現役保育士がレビュー】
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【寝る前に読みたい温かい絵本】まんまるねんね【現役保育士がレビュー】
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【優しさ溢れるお月見の絵本】おつきみおばけ【現役保育士がレビュー】
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【想像と笑いが詰まったお月見絵本】電子書籍版 おつきみがしたいおつきさま【現役保育士がレビュー】
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【面白さと想像が楽しい絵本】つきよのかいじゅう【現役保育士がレビュー】
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【月の満ち欠けに関心を持てる】つきよのキャベツくん【現役保育士がレビュー】
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【面白さの中に自然現象の魅力が感じられる】お月さまってどんなあじ?【現役保育士がレビュー】
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【月と仕掛けの魅力が満載】パパ、お月さまとって!【現役保育士がレビュー】
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【月に兎がいる由来が分かる】つきのうさぎ【現役保育士がレビュー】
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【秋の雰囲気満載で秋が更に好きになる】じっちょりんとおつきさま【現役保育士がレビュー】
年齢別月に関するおすすめ絵本
「月に関する絵本がいっぱいあってどれを選んだらいいか分からない…」。そんなあなたに月に関する絵本とそのねらいを年齢別で紹介します。
※画像をクリックすると詳細記事を見る事ができます。
1,2歳児におすすめの月に関する絵本
”こんばんは”が言いたくなる「おつきさまこんばんは」
少しずつ空へ上っていくお月様が描かれている作品。途中でお月様が雲に隠れたりする展開があるのも魅力の1つ。お月様に向かって「こんばんは」と言いたくなります。乳児に必ず読みたいロングセラー作品です。
【ねらい】絵本に集中し展開を楽しむ、挨拶の言葉を知り言ってみようとする、月の存在を知る。など。
生き物や月と一緒に眠れる「まんまるねんね」
まん丸の月と一緒に赤ちゃんや猫、犬、熊が寝ていくお話し。落ち着いた雰囲気と繰り返しの言葉・展開が心地良く、温かいタッチの絵も相まって寝る前にぴったりの作品です。
【ねらい】気持ちが落ち着く感覚を心地良いと感じながら絵本を楽しむ、身の回りの生き物や自然物に親しみを感じる。など。
優しいおばけとお月見の温かいストーリー「おつきみおばけ」
お月見を舞台に展開されるおばけとうさぎの関わりが楽しめるお話し。おばけの無償の優しさに触れる中で優しさとは何なのかが感じられます。話の中で自然とお月見に触れられる点も大きな魅力の1冊です。
【ねらい】お月見に何をするのかを知る、おばけの行動を見て優しさを感じる。など。
豊かな発想と面白い展開のお月見ストーリー「おつきみがしたいおつきさま」
お月見がしたみたいと願ったお月様が自分の代わりにお煎餅を月にしてしまうお話し。月の発想や展開が楽しく、笑いながらお月見がどのような行事なのかに興味を持つ事ができます。
【ねらい】お月見を楽しいものだと認識し興味を持つ、想像する楽しさを感じ日常の中で想像してみようとする。など。
3,4歳児におすすめの月に関する絵本
想像しながらユーモアが感じられる「つきよのかいじゅう」
湖に現れる不思議な怪獣を静かな雰囲気と共に面白く描いた作品。ドキドキ感を生むような静けさや次の展開を考えたくなるような想像に導く描写・言葉が魅力的なシュールで笑える絵本です。
【ねらい】次の展開を予測し想像力を働かせる、面白さとは何かを感じる。など
会話ややり取りを楽しみながら月に親しめる「つきよのキャベツくん」
キャベツくんシリーズの第5弾。キャベツくんが歩いているとブタヤマさんがやってきました。でも、よく見るとブタヤマさんではなく豚のような鼻がついているトンカツです。色々あって三日月がトンカツをパクリとしてしまいましたが、お月様はお腹いっぱいで満月になりました。月の満ち欠けにも気付ける一冊です。
【ねらい】会話の楽しさを感じ話してみようとする、月に関心を示し、関連する事象に興味を持つ。など
どきどきの展開と共に知的好奇心が湧いてくる「お月さまってどんなあじ?」
月の味を知りたいと思った生き物たちが集まって月を食べようとするお話。どんどんと積み重なる生き物たちにドキドキしながら、月の味を思わず想像してしまうワクワクが詰まった作品です。
【ねらい】自由な発想や想像することを楽しむ、身近な自然現象に気付き興味を示す。など。
ダイナミックな仕掛けが月への興味を引き立てる「パパ、お月さまとって!」
月の味を知りたいと思った生き物たちが集まって月を食べようとするお話。どんどんと積み重なる生き物たちにドキドキしながら、月の味を思わず想像してしまうワクワクが詰まった作品です。
【ねらい】自由な発想や想像することを楽しむ、身近な自然現象に気付き興味を示す。など。
4,5歳児におすすすめの月に関する絵本
周りの人を助ける行為について考えさせられる「つきのうさぎ」
自ら犠牲になってまで人を助ける意味、尊さ、疑問を感じられる絵本。月に兎がいる理由にも繋がっており、教養としての一面も大きいです。悲しいけれど、強いメッセージが込められた一冊。
【ねらい】うさぎの行動の意味を考え思いやりが何なのか感じる、月に関連する話を知り教養として身に着ける。など。
秋の落ち着いた雰囲気と秋の自然が楽しめる「じっちょりんとおつきさま」
じっちょりんたちがお月見をするために様々な準備をし、仲間たちと一緒にお月見を楽しむお話し。秋の夜の静けさや植物、秋の生き物など、秋の雰囲気満載のお月見絵本です。
【ねらい】お月見の存在を認識しお月見の訪れを楽しみにする、秋の植物や虫の名前を知り自然物に意識を向ける。など。
まとめ・感想
月は私たちの身近な存在。絵本を通して魅力溢れる月がもっと好きになります。
月は普段何気なく見ていて意識しないとその魅力には中々気付けません。大人にとっては月の満ち欠けも当たり前で理由も知っていますが、子どもにとっては疑問と魅力が詰まった存在です。
お月見をきっかけにして月への興味を深めていくことも1つですが、毎日見る月をより身近に感じられるように月に関する絵本を読んで日頃から身近なモノへの好奇心を高めていくのも大切です。
今回紹介した絵本を読んで、お月見だけでなく、月そのものへの興味や関心を深め、月を好きになってもらいましょう。
Ryuが運営する「保育士Ryuのおすすめ絵本紹介ブログ」では本記事で紹介する事ができなかった絵本も多数紹介しております。絵本を探す際には是非ご覧ください。
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