【人気・定番】現役保育士がおすすめ 絵本6選
冬に向けて冬に関する絵本を子どもに読みたい。冬や雪に興味を持って欲しい…。そんな悩みを抱えているあなたに絵本を年間150回以上読む現役保育士が実際に読み聞かせをした中で冬におすすめ・定番・人気の絵本を紹介します。
- 冬や雪に関する絵本が見つかる
- それぞれの年齢に適した冬の絵本が分かる
- それぞれの絵本のねらい・目的が分かる
本記事で紹介するおすすめ・人気絵本
年齢別冬のおすすめ絵本
「絵本がいっぱいあってどれを選んだらいいか分からない…」。そんなあなたに冬に関する絵本とそのねらいを年齢別で紹介します。
※画像をクリックすると詳細記事を見る事ができます。
1,2歳児におすすめの冬の絵本
ねずみくんの大逆転が面白い「ねずみくんとゆきだるま」
体の小さいねずみくんは体の大きい動物たちに圧倒されるばかり…。でも、最後雪だるまを作る時には、ひょんなことからねずみくんが一番大きな雪だるまを作り上げます。落ち着いた雰囲気ながらも笑って楽しめて、冬が感じられる一冊です。
【ねらい】冬の訪れや雪が降るのを楽しんだり楽しみにする、自己肯定感や自信を持つ。など。
冬の雰囲気と予測・想像する楽しさが溢れている「だれのあしあと」
降り積もった雪の上にある様々な生き物の足跡。誰の足跡かを想像するのを楽しみながら読み進められる一冊。落ち着いた雰囲気ながらも考える楽しさに溢れ、聞き手とのやり取りも楽しめる作品です。
【ねらい】想像したり考える楽しさを感じる、雪や生き物に触れ親しみを感じる。など。
2,3歳児におすすめの冬の絵本
ねずみの家族の静かな冬を楽しめる「14ひきのさむいふゆ」
ねずみの家族の日常が描かれた温かい作品「14ひきの」シリーズ冬編。ゲームや製作をしたり、スキーやそりを楽しんでいる姿が繊細な描写と共に楽しめます。落ち着いた雰囲気のある作品です。
【ねらい】作品の温かさを感じ絵本に親しみを持つ、絵本をよく見てモノを探す楽しさを感じる
動物たちの言葉のやり取りが面白い「てぶくろ」
森の動物たちが落ちているてぶくろに入る為に言葉を交わしていきます。一定のやり取りが楽しく、何度も読みたくなります。
ウクライナ民謡から生まれた傑作絵本。寒い冬にぴったりな一冊です。
【ねらい】動物たちのやり取りと友達とのやり取りを照らし合わせて共感を覚える、動物の名前・数字などに興味を持つ。など。
冬の雰囲気満載の展開が楽しい絵本「ないしょでんしゃ」
一面の雪景色と共に隅々まで描き込まれた絵とドキドキの展開が楽しい絵本。思わず先の展開を想像したくなる面白いストーリーとちょっとした仕掛けが最後まで聞き手を魅了します。
【ねらい】冬に関連するストーリーを見る中で冬に親しみを感じる、絵から情報を読み取り、展開を想像しようとする。など。
3,4歳児におすすすめの冬の絵本
雪と温かさが感じられるドキドキストーリー「モリくんのりんごカー」
真っ白な雪景色と対象的な室内の温かさや友情が魅力的な絵本。スリルが感じられる展開は思わず固唾を飲んでしまう程ドキドキし、最後まで飽きさせません。心地の良い言葉の響きも楽しめる一冊です。
【ねらい】冬の雰囲気を感じながらストーリーを楽しみ冬に親しみを持つ、リズム感や心地の良い言葉を楽しみ、言葉の面白さに気付く。など。
まとめ・感想
絵本は冬らしさをいつでもどこでも感じられる最高のツール。
冬は寒くて暗いイメージがどこかでありますが、一歩外に出てみれば楽しい世界が広がっている季節。そんな冬の魅力が溢れている絵本をピックアップしました。
冬の絵本は雪景色が目立ちますが、内容は温かいやり取りが多く、その寒さが目立つ見た目とは反対に心が温まる作品も多くあります。
絵本を温かい室内で子どもと大人で寄り添いながら読んで、冬の雰囲気や楽しさを感じながら心も体も温まって下さい。
Ryuが運営する「保育士Ryuのおすすめ絵本紹介ブログ」では本記事で紹介する事ができなかった絵本も多数紹介しております。絵本を探す際には是非ご覧ください。
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