【人気・定番】現役保育士がおすすめ春の絵本5選
春に向けて春に関連する絵本を子どもに読みたい。春に興味を持って欲しい…。そんな悩みを抱えているあなたに絵本を年間150回以上読む現役保育士が実際に読み聞かせをした中で春に読みたいおすすめ・定番・人気の絵本を紹介します。
- 春に読みたい絵本が見つかる
- それぞれの年齢に適した春に関連する絵本が分かる
- それぞれの絵本のねらい・目的が分かる
本記事で紹介するおすすめ・人気絵本
年齢別春のおすすめ絵本
「絵本がいっぱいあってどれを選んだらいいか分からない…」。そんなあなたに春に関連する絵本とそのねらいを年齢別で紹介します。
※画像をクリックすると詳細記事を見る事ができます。
0,1,2歳児におすすめの春の絵本
心の距離も近くなる「語りかけ絵本 さくら」
桜の花びらや花が美しく描かれ、目の前の子に語りかけるような文が特徴の作品。桜を認識するきっかけになることは勿論、聞き手と読み手だけの時間を共有しながらゆったりと楽しめる絵本です。
【ねらい】桜の存在を知り親しみを感じたり実物を見つける喜びを知る、身近な人と気持ちや時間・空間を共有する喜びを知り愛されていると感じる。など。
果物の名前が楽しく分かる仕掛け絵本「くだものさん」
多くの果物が仕掛けと共に登場する楽しい絵本。毎ページに「くだものさん くだものさん だあれ」と一定の言葉が書かれているので、何度も読んでいる中で子どもも自然と言葉を覚えて、大人と一緒に読む楽しさが味わえます。
【ねらい】果物の名前を知る、読み手としかけを楽しみながら絵本を楽しむ。など。
楽しみながら色、食べ物などに興味を持てる「はらぺこあおむし」
はらぺこなあおむしが生まれ、たくさん食べ物を食べて蝶々になるストーリー。楽しみながら曜日、数字、色が学ぶことができます。
【ねらい】絵本の世界に入り込んで絵本の内容を理解し楽しむ、食べ物・数字・曜日の名前を知り親しみを持つ。など。
2,3,4歳児におすすめの春の絵本
春が訪れた喜びが感じられる「たんぽぽはたんぽぽ」
たんぽぽや蟻、猫などの植物・生物が力強く躍動する様子が描かれた作品。「たんぽぽはたんぽぽ」「ありんこはありんこ」といった言葉が繰り返されており、「自分は自分で良いんだ」と自然と力がみなぎってくる文も魅力的です。
【ねらい】春をイメージし春の訪れを楽しみにしたり春を感じる、自分は自分で良い事を感じ自信を持つ。など。
会話・言葉のテンポが楽しめる「ぐりとぐら」
ぐりとぐらシリーズの第一弾。森で見つけた大きな卵が何なのか、またどのような料理をするのか、二匹のアイデアや言葉のやり取りが楽しく、ぐっと絵本の世界に引き込まれる名作です。春のような温かさが感じながら楽しむ事ができます。
【ねらい】次の展開を想像・予想することを楽しむ、言葉の響きを楽しみ言葉に興味を持つ。など。
4,5歳児におすすすめの春の絵本
桜と自然、季節の美しさが満載の絵本「さくら」
一本の桜の木の一年間の様子を繊細な絵と温かい言葉で表現している美しい絵本。細かい部分まで描かれた桜を見ていると思わず本物に触れたくなってきます。季節の移ろいも感じられ、それぞれの季節の美しさも味わう事ができます。
【ねらい】桜に興味を示し見たり触れたいと感じる、季節を認識してそれぞれの季節に思いを馳せる。など。
まとめ・感想
自然や生き物の美しさや躍動感が感じられる春の絵本を満喫しよう!
春は様々なモノが動き出す時期。そんな元気が感じられるような、また自然の美しさが感じられる頃に合わせて読みたい絵本をピックアップしました。
春の自然物に関連する絵本を選んだのは勿論、保育施設などでは新しい環境で不安も多くなる時期であるため、大人とのやり取りが楽しみ易かったり、落ち着きのある絵本もあえて選んでいます。
絵本は子どもと大人の心の距離をぐっと縮める最高のツール。ここでピックアップした絵本の読み聞かせを通じて子どもが安心できるように活用してみてください。
Ryuが運営する「保育士Ryuのおすすめ絵本紹介ブログ」では本記事で紹介する事ができなかった絵本も多数紹介しております。絵本を探す際には是非ご覧ください。
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