【動物の名前が自然と覚えられる】ぎったんばっこん【現役保育士厳選】

【0,1歳児おすすめ絵本】ぎったんばっこん【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】

Ryu

「ぎったんばっこん」は私が”展開がある絵本を楽しんで欲しい””動物に興味を持って欲しい”というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。

目次

作品紹介 

なかえよしを
上野紀子
出版社文化出版局
発行日1977/12
値段¥660
大きさ・ページ数16.5×17.9cm/24p

「ぎったんばっこん」はこんな絵本!

「ぎったんばっこん」ってどんな内容の絵本?

 そんな疑問にお答えするために「ぎったんばっこん」を簡単にまとめてみました。

  1. 40年以上愛されるロングセラー作品。
  2. ゆったりとした展開で乳児でも楽しめる。
  3. 動物の名前が丁寧に紹介されている。

まるわかりQ&A

「ぎったんばっこん」を一言で表すと?

絵本の動きが楽しめる動物いっぱいの絵本!

子どもの反応は?

知っている動物を指さしたりしながら楽しんでいる!

「ぎったんばっこん」を読んで得られる事は?

動物の名前と見た目を覚えられる!

言葉の響きの面白さが分かる!

ずばり何歳向け?

1歳児向け!

どんな人は買い?

展開が楽しく、子どもに親しみのある動物がたくさん出る絵本を探している人!

絵本ナビなら中面をチラ見できます!レビューもチェック!

あらすじ・ストーリー・内容

シーソーの動きが楽しい乳児に読みたい絵本です。

 ぎったんばっこん(シーソー)があり、そこに一羽の鳥が止まりました。シーソーは少しだけ動きます。

 反対側にねずみが座ると…「ばーこ」と音を立ててシーソーが動きます。

 今度はうさぎ、犬、豚、ライオン、カバ…シーソーは「ぎったんばっこん」と音を立てながらどんどん動きます。

 そして最後にぞうさんが乗ると…。

 シンプルながらも展開とリズムが楽しい、温かい雰囲気の絵本です。

こんな方におすすめ

  1. 絵本に興味を持ち、集中力を高められる絵本を探している
  2. 動物がたくさん出てきて、名前が覚えられる絵本を探している

絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!

「ぎったんばっこん」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!

程よい展開と動物が楽しめる「ぞうくんのさんぽ」

 ぞうくんが雨の日に散歩しながらカバやワニで出会いどんどん上に乗っていくストーリー。どんどん乗っていく動物たちにドキドキしながら最後は予想通り倒れてしまいます。

 水辺の生き物たちの事も知る事ができる一冊です。

食べ物と体を動かしながら楽しめる「だるまさんと」

 だるまさんシリーズ第三弾。いつものだるまさんだけでなく、いちご、ばなな、めろんと体を動かしながら楽しむ事ができます。誰しもが最後まで楽しめる名作。

 三部作合わせて読みたいシリーズです。

目的・ねらい

  1. 絵本に興味を持ち、集中して見る中で展開を楽しむ
  2. 動物の見た目と名前を一致させる

目的・ねらい1 

少しずつ変化していく描写に釘付け!

 「ぎったんばっこん」は1ページ毎の変化が少なく、0,1歳の子にとって適度な情報量なので、最後まで集中して見る事ができます。

 集中して見ることで、絵本そのものに関心を抱く可能性も高まります。また、動物が1ページに1匹ずつ登場する非常に分かりやすい展開なので、子どももその後の展開を予測しながら楽しむこともできます。

 めまぐるしく展開していく絵本や多くのモノが描かれていると情報処理が追い付かず、結果として意識が散漫してしまう為、0,1歳という年齢を対象に考えるとぴったりな描写であり、展開になっています。

目的・ねらい2  

丁寧な生き物紹介が素敵すぎる!

 「ぎったんばっこん」は、生き物1匹ずつの紹介が丁寧に書かれている事が特徴的な絵本です。

 鳥が来たら「おや とりさんが とんできた」、うさぎが来たら「とりさんの ところに うさぎさんが のったよ」と非常に分かりやすく、紹介しているかのように書かれています。

 生き物にフォーカスした絵本ではありませんが、生き物の名前やその見た目を覚えるのにぴったりな絵本になっています。

チェックポイント

現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。

年齢乳児期、特に1歳児
季節一年中
行事関係なく楽しめる

対象年齢

1歳児がおすすめです。

 シンプルな描写、必要最低限の文、ページ数などを考えると1歳児がいいでしょう。

 0歳であっても十分楽しめる作品となっているので、「いないいないばあ」「だるまさんシリーズ」などと比較して気に入ったものから読んでみてください。

時期・季節・行事

生き物の存在や名前を認識し始めた頃がおすすめです。

 生き物が合計8匹も登場するので、生き物に対して興味を持ち始めた頃に読むことで、最後まで集中して読むことができるでしょう。

 生き物が登場する度にワクワクを楽しめるので、絵本自体も好きになる事が予想されます。

 季節や行事に関する描写は一切ないので、一年中いつでも読むことができます。

読み聞かせのポイント

  1. 聞き手とのやり取りを楽しみながら読みましょう
  2. 指を差しながら読みましょう

ポイント1  

聞き手の反応に応えましょう。

 「ぎったんばっこん」を読み聞かせすると聞き手から様々な反応が返ってくることが予想されます。

 「あっ!」と指を差してシーソーが動いたことに気付いたり、「ちゅんちゅん!」と言って鳥が来たことを読み手に教えてくれたり…そんな反応にしっかりと応えることで、信頼関係の構築に繋がったり、絵本の楽しさに気付くきっかけ作りをすることができます。

 聞き手の反応に対して、読み手が大きな返しをしてしまうと却って本来の目的である「絵本を楽しむ」という事が阻害されてしまう可能性があります。

 「シーソー動いたね」「鳥さん来たね」などと落ち着いた雰囲気で、聞き手の声に耳を傾けてやり取りをしっかり楽しみましょう。

ポイント2

指差しはさり気なく、絵本を邪魔しない程度に。

 賛否はあると思いますが、私はどの生き物がどの名前なのかを分かりやすくするため、指差しをよくします。

 例えば「らいおんさんが のって」と書かれているページでは、ライオンをそっと指さしてどの生き物がライオンなのかを聞き手に分かりやすくしています。

 時間にしたらほんの1秒程度で、指を添えるぐらいですが、こうすることで読み手の意識が一瞬ではありますが指先にいる生き物に向かいます。

 ”絵本の世界観を邪魔しない”という事が鉄則ではありますが、指差し自体が好きでない方もいらっしゃると思うので、無理にする必要はありません。

 指差しが嫌な場合は「どれがライオンさんかな?」と聞き手に聞いてもいいでしょう。

まとめ・Ryuの感想

シンプルだけど、様々な事が学べる昔ながらの絵本。

 絵は非常にシンプル!でも、シンプルであるが故にシーソーの動きや動物に注目できる工夫がなされています。

 絵本自体を楽しむことができたり、生き物の名前を覚える事ができるだけでなく、読みこんでいくと「大きい・小さい」「重い・軽い」といった概念も感じる事ができるようになっています。

 0,1歳の子にその概念を理解するのは難しいのですが、読み手が補助することで、大きさや重さの概念を知るきっかけにすることもできます。

 私は0歳の後期と1歳児に対して「ぎったんばっこん」を読んでいます。

 反応はいつも上々で、ポイント1でも書いたようなシーソーの動きや生き物に対して指差しをしたり、生き物の名前を言う反応がよく返ってきます。

 その反応に対してしっかり応える楽しさ、楽しさを共有している喜びが読み手としても感じる事ができます。

 絵本の魅力、生き物の種類、大きさ・重さの概念、信頼関係の構築…「ぎったんばっこん」を通じて様々な事を得ることができます!

Ryu

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