【4歳,5歳おすすめ絵本】赤はなのトナカイ ルドルフ【現役保育士厳選】

【おすすめ絵本徹底レビュー】赤はなのトナカイ ルドルフ

目次

作品紹介 

作:塚田 恭子

訳:遠山 海彦  

出版社:KADOKAWA

発行日:2008/10

値段:¥1430

大きさ・ページ数:A4変形判/31p

絵本ナビなら中面をチラ見できます

まるわかりQ&A

「赤はなのトナカイ ルドルフ」を一言で表すと?

多様性を伝えてくれる現代の価値観に合ったクリスマスの絵本!

何系の絵本?

物語・教訓系!

ずばり何歳向け?

4歳児向け!

どんな人は買い?

他者を認める大切さを感じる事が出来る絵本を探している人!

あらすじ・内容

とあるクリスマスのくにのお話。ルドルフの生い立ちが描かれています。

 クリスマスタウンに生まれた赤鼻のトナカイ、ルドルフ。

 他のトナカイとは違って赤い鼻を持つルドルフはそれを隠しながら生きていきます。

 ところが赤鼻が他のトナカイにばれてしまいトボトボ歩いていると、気の合う妖精と出会います。

 そこから冒険家や雪男、出来損ないの玩具たちとの出会いを経て逞しく成長していきます。

 そして迎えたクリスマス。しかし、外はひどい吹雪で前も見えません。

 そこで光る赤鼻を持つルドルフが役に立ちます。

 「みんな違って、みんないい」そんなことを教えてくれる素敵な一冊です。

こんな方におすすめ

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  1. 個性を認める大切さを理解できる絵本を探している
  2. クリスマスに関する絵本を探している

目的・ねらい

  1. 他人と違っても良いことを理解する
  2. 歌の理解を深め、想像を豊かにする

目的1 

人と違うことは長所になり得ることを理解できます。

 「みんなと同じでなくちゃいけない」「みんなができるのに、私はできない」

 そんな思いを子どももどこかしらで抱えています。

 特に日本では、同調や和を重んじてきたこともあり、そういった意識が特に強いと思います。

 ですが、今は個性や各々の特徴を大切にする時代です。

 個性の大切さやその子にしかできないことがあることを、「赤はなのトナカイ ルドルフ」を通して感じることができるでしょう。

目的2  

名曲が生まれた背景を想像できます。

 クリスマスの定番ソング「赤鼻のトナカイ」の歌詞の内容を深掘りするような内容となっているので、どのように赤鼻のトナカイが育ってきたのかやトナカイの名前、ストーリー性などを理解することができます。

 お歌だけでも十分楽しむことはできますが、その裏にあるストーリーを理解することで、曲に対する思い入れもぐっと深まりますよね。

 「赤はなのトナカイ ルドルフ」を読んだ後に、お歌を唄うと、この話を想像しながら歌えるようになるでしょう。

チェックポイント

対象年齢

4歳以降がおすすめです。

 しっかりとした物語になっているので、ある程度物事の順序や因果関係が理解できていないとストーリーを楽しめません。

 また、文の量も少なくないので読み終えるのに7分程要します。

 3歳児でも内容を理解し楽しめますが、後半は疲れてきてしまうので、4,5歳頃がおすすめです。

時期・季節・行事

短い物語を楽しめるようになった後がいいでしょう。

 短い物語の絵本を十分に理解できるようになってから読むと、ストーリーを楽しみながら聞くことができるでしょう。

 季節としては、クリスマス前。

 行事は、保育園・幼稚園などではクリスマス会で幼児に向けて読むといいでしょう。

読むときのポイント

  1. それぞれのキャラクターを演じ分けましょう
  2. 読む前の導入を大切にしましょう

ポイント1  

声色を変えながら読むことを意識しましょう。

 多くの人物や動物が登場し、物語も長めです。

 特に演じ分けず読んでしまうと、誰がどのセリフを言っているのか分かりにくくなりますし、途中で飽きてしまうことが予想されます。

 大げさに演じる必要はありませんが、誰が言っているセリフなのかが分かる程度には声色を変えてみましょう。

 読み手も読んでいる途中で誰が話している言葉なのか分からなくなることも多くあるので、読み聞かせをする前に一通り読んでおいて内容を把握しておくことを強くお勧めします。

ポイント2

導入をしっかりすることで、絵本の世界に入り込めます。

 導入というといかにも保育の世界の言葉という感じで、難しいように聞こえますが、読む前にお歌を唄ったり、トナカイについて簡単に触れるだけで大丈夫です。

 唐突に「この絵本読むから聞いてね」と言われても、聞く側は聞く準備もできていませんし、絵本の内容に興味を持てていないことが多くあります。

 なので、自然な会話や歌からこの絵本に繋げることで、聞く側も心の準備ができたり、赤鼻のトナカイについて興味を持った状態で絵本を聞くことができます。

 長めの絵本こそ、こうした事前の準備が大切になるので、是非やってみてください。

まとめ・Ryuの感想

今の時代の価値観に合った絵本です。

 現在はそれぞれの違いを認めて、それらを活かし合って生きていく社会になりつつあります。

 そんな現代の考えにぴったりな内容になっています。

 子どもにとって、それらの話は少し難しいと感じるかもしれませんが、この絵本を読むことで「人と違ってもいいんだ」と思えるようになると思います。

 私自身、保育園で3歳児に読み聞かせをしたときに印象に残っている感想が出てきました。

 「赤い鼻かっこいい!」

 子どもの頃はそれだけでもいいんです。

 他との違いを認めて、それを活かせる方法を探す、この思考を持てることが大切です。

 1948年にできた内容の絵本ですが、今だからこそ読みたい一冊だと思います。

Ryu

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