【1,2歳児おすすめ絵本】おやすみなさい【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】
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「おやすみなさい」は私が”言葉の意味を知り、挨拶に親しみを感じて欲しい””眠る事に対して前向きなイメージを持って欲しい”というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。
- 挨拶の存在を知り、「おやすみなさい」という言葉に親しみを持つ
- 寝る前に自ら「おやすみなさい」と言おうとする
- 寝る事を前向きに捉える
作品紹介
「おやすみなさい」はこんな絵本!
「おやすみなさい」ってどんな内容の絵本?
そんな疑問にお答えするために「おやすみなさい」を簡単にまとめてみました。
- シンプルなめくる仕掛けが沢山楽しめる絵本
- 「おやすみなさい」という言葉が繰り返し使われ、親しみを持てる
- 入眠前に読むのにぴったりな作品
まるわかりQ&A
あらすじ・ストーリー・内容
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お休み前の一冊に。動物たちと一緒に「おやすみなさい」
くまさんが布団に寝転がっています。そこに仕掛けをめくると掛け布団を被せることができます。
くまが寝ている絵と共に「おやすみなさい」
他にもねこちゃん、うさちゃん、ぶーぶーくんたちにも布団を掛けて「おやすみなさい」
仕掛けもほとんどのページについているため、仕掛けを楽しみながら見ることができます。
お休み前に是非読みたい絵本です。
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こんな方におすすめ
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以下の項目に当てはまる方に「おやすみなさい」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。
- 寝る前に読む絵本を探している方
- 乳児向けの仕掛け絵本を探している方
絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!
「おやすみなさい」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!
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働く車と一緒に眠れる「おやすみ、はたらくくるまたち」
広い広い工事現場でせっせと働く車たち。ビルを建てたり道を作ったり、ミキサー車、ブルドーザー、ショベルカーみんないっぱい働いて疲れています。しー…おやすみ…ゆっくりおやすみ!働く車と一緒に眠ることができる絵本です。
入眠前に読みたい落ち着く一冊です。
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仕掛けでいただきますが楽しくなる「いただきます」
仕掛けをめくると動物たちが食べ物を食べている姿が見られる「いただきます」が楽しめる絵本。くま、ねこ、ぶた…様々な動物たちと「いただきます」を楽しめます。
食事前に読みたい仕掛け絵本です。
目的・ねらい
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絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。
- 「おやすみなさい」の言葉の意味を知り、寝ることを楽しみにする
- 仕掛けを楽しみ、絵本に集中する
目的・ねらい1
寝ることに対して前向きに考えられるようになるでしょう。
子どもにとって睡眠は成長を促すなくてはならないものです。
そんな毎日欠かすことのできない睡眠をこの絵本を通じて前向きに捉えることができるようになることが予想されます。
また、「おやすみなさい」の言葉の意味を理解できていない子にとっては、いつ、どのように使うのかを理解することができるようになるでしょう。
寝ることを嫌がる子もいますが、折角なら寝ることに対して良いイメージを持ってほしいですね。
目的・ねらい2
乳児であっても仕掛けがあることで興味を持つことができるでしょう。
仕掛けがあることで集中して絵本の内容を聞くことができる可能性が広がります。
「おやすみなさい」には、動物の数が1,2,3と増えていくことや果物や乗り物が描かれていたりするので、そうしたものに興味を持ち、数字や言葉を覚えるきっかけにもなり得ます。
集中して読むことでそうした副次的なものの効果も得やすくなるでしょう。
チェックポイント
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現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。
年齢 | 乳児期、特に1歳児 |
季節 | 一年中 |
行事 | 関係なく楽しめる |
対象年齢
乳児がおすすめです。
まだ語彙が少ない0歳であっても「おやすみなさい」は毎日声を掛ける言葉の1つです。
言葉の意味の理解を助けるためにもこの絵本は有効でしょう。
1,2歳児には、寝る前の1冊として、ルーティンのように読んでもいいと思います。
時期・季節・行事
睡眠は毎日のことなので決まった時期はありません。
「おやすみなさい」の良い所は読む時期を全く選ばないという所です。
話も短く読みやすいですし、仕掛けがあるので乳児期の子でも最後まで集中して読むことが出来ます。
子どもの飽きが来るまで毎日読んでもいいでしょう。
勿論、季節や行事とは関係がないので、一年中楽しむことができます。
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読み聞かせのポイント
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「おやすみなさい」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。
- 「おやすみなさい」の言い方を優しくしてみましょう
- 仕掛けをめくるときにまず下の仕掛けを使いましょう
ポイント1
優しく安心できるような「おやすみなさい」を心がけてみましょう。
やはり寝る前には安心して眠りたいですよね。
子どもが安心してこと言葉を聞くことができるように優しく伝えるように気を付けてみてください。
「おやすみなさい」をふざけて言ってしまうと、この言葉が楽しい言葉だと勘違いをして、寝る前に興奮してしまう原因にもなりかねないので、注意が必要です。
ポイント2
まずは布団を掛けてから、次の仕掛けをめくるようにするといいでしょう。
「おやすみなさい」の仕掛けは、下と上に分かれていてどちらもめくれるようになっています。
下の仕掛けは動物たちに布団を被せるもの、上の仕掛けは動物たちの目をつぶっている顔が描かれています。
実際の寝るときと同様にまずは下の仕掛けで布団を被せてから、次に動物の寝ている顔の仕掛けを使うとよりリアルに感じることができるでしょう。
些細なことですが、こうした細かい部分にも気を配ると子どもの集中の度合いも違ってくるものです。
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まとめ・Ryuの感想
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ついつい「「おやすみなさい」と言いたくなる、この言葉を覚えるのに最適な絵本です。
内容もシンプルであるが故にこの「おやすみなさい」という言葉に集中することができます。
私は初めは1歳児に読んでいたのですが、何回か読むと、子どもから「おやすみなさい」と寝る前に言うようになりました。
2歳児に読んだ時には、絵本と一緒に「おやすみなさい」と言ったり、お家でそう言われているのか「おやすみー!」と言っている子もいました。
寝ることに対して消極的な子、あまり自分から寝たがらない子に対して”睡眠に興味を持つ”きっかけ作りとしてもいいと思います。
私は寝る前に読んで、「この絵本の後は寝るんだな」という意識づけのためにも読んでいました。
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