【2歳おすすめ絵本】ぜったいにあけちゃダメ? ラリーのクリスマス【現役保育士がレビュー】

【おすすめ絵本徹底レビュー】ぜったいにあけちゃダメ? ラリーのクリスマス

目次

作品紹介 

作・絵:ビル・コッター   

出版社:サンクチュアリ出版

発行日:2020/11

値段:¥1078

大きさ・ページ数:16.8×18.3cm・32P

絵本ナビなら中面をチラ見できます

まるわかりQ&A

「ぜったいにあけちゃダメ?」を一言で表すと?

背徳感が楽しめて、ドキドキしてしまうクリスマスの絵本!

何系の絵本?

ドキドキ、読み手参加型系!

ずばり何歳向け?

2歳児向け!

どんな人は買い?

大人と子どもが一緒に楽しめるドキドキできる絵本を探している人!

あらすじ・ストーリー・内容

プレゼントを開けると大変なことが起こります。

 そんな注意書きから始まるこの絵本。「開けていいよ」と言われるまで絶対に開けてはいけないのです。

 そこで叩いてみたり、押してみたり、こすってみたり…。そして最後は我慢ができず開けてしまいます。

 そしてとうとうプレゼントを開けてしまった主人公ラリーはある人物に出会います…。

 先が気になる展開が沢山あって、どきどきしながら楽しめる一冊です。

こんな方におすすめ

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  1. 聞き手と一緒に楽しめる絵本を探している 
  2. 予測する力や想像力を豊かにする絵本を探している

目的・ねらい

  1. 絵本を能動的に楽しみ、絵本の楽しさを感じる
  2. 次の展開を考えて、想像力を豊かにする

目的1 

読み聞かせに参加している感覚が生まれます。

 「ぜったいにあけちゃダメ?」の特徴は聞き手に助けを求めることです。

 叩いてみよう、手のひらで押してみよう、指でつまんで小さくしようなど、多くのことを聞き手に要求する内容になっています。

 聞き手としては、ただ聞いているよりも実際に自分の行動を介してストーリーが展開していく方が楽しいと感じます。

 能動的に読み聞かせに参加することで、絵本そのものの楽しさをより感じることができるでしょう。

 絵本を楽しむことが絵本を好きになるためには一番大切なことです。

目的2  

自分の行動で次はどうなってしまうのか。そんなドキドキを味わえます。

 「ぜったいにあけちゃダメ?」の面白い所は先が全く読めないところです。

 しかし、叩いたらどうなるのか、リボンを取ったらどうなるのか…分からないながらも想像したくなってしまいます。

 参加型の絵本なので、自分の行動で絵本が展開していく面白さを更に感じることができるでしょう。

 こうしたからこうなるんじゃないか、こうなったら面白いんじゃないか、など様々なことを想像しながら絵本を楽しむことができます。

 発想する楽しさを感じたり、想像する面白さを感じるにはピッタリな絵本です。

チェックポイント

対象年齢

2歳児以降がおすすめです。

 「ぜったいにあけちゃダメ?」は想像することが楽しい絵本となっているので、物事の見通しがある程度立てられたり、考えが豊かになる2歳児以降がいいでしょう。

 1歳児でも十分に楽しむことができると思いますが、その時は「押す」という言葉を「ギュってする」、「こする」は「すりすりする」など、言葉を変えて読むと指示が分かりやすくなって、楽しみやすくなると思います。

時期・季節・行事

物事の因果関係がある程度理解できるようになった時期がいいでしょう。

 「こうしたらこうなる」ということが何となく理解できるようになると、この絵本の楽しさを感じることができます。

 因果関係通りにはいかずに期待を裏切る形になっているのも、ある程度予測できる力がついてきてからこそ感じる面白さにっています。

 季節としてはクリスマス前になります。

 行事は、クリスマス会などに読むのもいいでしょう。

 その時は大きいサイズの絵本を読むのもおすすめです。

 →大きいサイズはこちら

読むときのポイント

  1. 聞き手に絵本を触れさせましょう
  2. 悪さをするような声で読みましょう

ポイント1  

絵本をコミュニケーションのツールとして使ってみるといいでしょう。

 あまりに大勢の前で読むときには、聞き手に触れてもらうのは難しいと思いますが、20人程度までなら、できる限り絵本に実際に触れられるように読んでみましょう。

 実際に触れることで聞き手も絵本の一部となることができるので、楽しさが全く変わってきます。

 人数が多い時には「○○ちゃん、お願い」と指名するような形で読むと、指名された子も嬉しいですし、指名されなかった子も「次はやりたい!」と思いながら、集中して話を聞くことができるでしょう。

 指名した後には必ず「ありがとう」とお礼を言うことで、「やらしてあげた」という雰囲気ではなく、読み手がお願いした雰囲気が出て聞き手も気持ちよく協力してくれるようになります。

ポイント2

ダメだと知っていることをやっている雰囲気を出しましょう。

 大人になってもダメだと言われている事ほどやりたくなってしまいますよね。

 「ぜったいにあけちゃダメ?」は、そんな人間の心理をくすぐるような絵本になっているので、読み方もまるで悪いことをしているような感じで読むと、読み手と聞き手だけの秘密のような雰囲気が出て楽しくなります。

 例えば「リボンだけなら いいよね」という一文は、こそこそ話をしているような声の大きさで、手も口元に添えることで内緒のことを共有している感覚が生まれます。

 後半になるにつれて、ダメなことをしている雰囲気を出してみましょう。

まとめ・Ryuの感想

悪いことをしている楽しさを感じることができる絵本です。

 ダメだと言われていることをしてしまう背徳感やスリルを通じて、ドキドキを楽しめる絵本となっています。

 大人も誰しもが持っているこの感覚は、子どもも同じく持っています。

 この絵本を読んだ時は、「ダメだよー!」と言っている子も先が気になって仕方がない様子が見られたり、「ちょっとだけならいいんじゃない?」と、主人公ラリーの口車に乗せられたりで、子どもの葛藤が見られました。

 また、クリスマスを題材とした絵本となっていますが、個人的には聞き手と読み手とのコミュニケーションのツールとして素晴らしい絵本だと思っております。

 聞き手が参加しやすい文で構成されていたり、秘密を共有することで生まれる一体感などを絵本を通じて得ることができます。

 絵本の量も多くないので、普段コミュニケーションを取る時間があまりない方でも、この絵本を読むことで短い時間で、多くの心の触れ合いを感じることができるでしょう。



Ryu

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