【2歳おすすめ絵本】ねずみくんとゆきだるま【現役保育士厳選】

【おすすめ絵本徹底レビュー】ねずみくんとゆきだるま

目次

作品紹介 

作:なかえ よしを

絵:上野 紀子  

出版社:ポプラ社

発行日:2001/10

値段:¥1100

大きさ・ページ数:24.5×21.5cm/32p

絵本ナビなら中面をチラ見できます

まるわかりQ&A

ねずみくんとゆきだるまを一言で表すと?

全年齢が笑って楽しめる冬・雪の絵本!

何系の絵本?

季節系、面白系!

ずばり何歳児向け?

2歳児!

どんな人は買い?

冬に楽しめる絵本を探している人とねずみくんシリーズが好きな人!

あらすじ・内容

冬に読みたいねずみくんシリーズ!

 雪が降って大喜びのねずみくん。

 早速雪合戦をしようとしますが…。ねずみくんシリーズお馴染みのうさぎ、ライオン、クマ、ゾウが大きな雪玉を投げ、圧倒されてしまいます。

 お次は雪合戦はやめて雪だるまを作ることにしました。

 しかし、またしても4匹の動物の方が大きな雪だるまを作ってびっくり!

 諦めて女の子のねみちゃんとそり遊びをしていましたが、他の動物たちはスキーをしていました。

 うさぎに半ば強引にスキーをやらされますが、滑ることができず坂を転がっていきます。

 すると、どんどん大きな雪玉ができて最後は誰よりも大きな雪だるまが完成!

 最後のどんでん返しが気持ち良い作品です。

こんな方におすすめ

  1. 冬に楽しめる乳児向け絵本を探している
  2. 苦手なことでも周りに追い付き、追い越せることを感じられる絵本を探している

目的・ねらい

  1. 冬の訪れや雪が降るのを楽しんだり、楽しみにする
  2. 自己肯定感や自信を持つ

目的1 

冬の雰囲気が温かく描かれています。

 ねずみくんの雪に大喜びする姿を見ていると「雪って楽しそうだな」と自然と思えてきます。

 また、雪合戦や雪だるま作り、そり・スキーなど雪を使った遊びも描かれていて雪で遊びたくなるような描写がたくさん描かれているので、雪が降ることで具体的にどのような楽しみがあるのかが理解できます。

 雪の存在をまだ認識していない子にとっては、雪を知るきっかけにもなりますし、既に知っている子は、冬の訪れを楽しみにしたり、雪が降ることを待ち遠しく思えるでしょう。

目的2  

「私なんか…」。そんな悩みを飛ばしてくれます!

 雪合戦をすれば、他の動物たちの方が大きい雪玉を作り、速く投げられる。

 雪だるま作りは、みんなの方がとっても大きいものを作れる。

 ソリはできるけど、スキーはできない…。

 体が小さかったり、出来ないことがあるねずみくんでも最後は誰よりも大きな雪だるまを作ることができます。

 子どもであってみんな何かしらのコンプレックスは抱えているものです。

 しかし、そんなコンプレックスを持っていても関係ないと、「ねずみくんとゆきだるま」を読んでいると感じる事ができます。

 「体が小さくてもいいんだ」「できないことがあってもいいんだ」「周りの子にも負けない時があるんだ」など、自己肯定感や自信を持つことができるでしょう。

チェックポイント

対象年齢

1歳児以降がおすすめです。

 雪という自然現象を認識するのは難しい事ですが、1歳児であっても「ねずみが何か”ゆき”ってもので楽しんでいる」という状況はそれとなく感じる事ができます。

 雪を見たことがあってもなくても、雪を知るきっかけになりますし、雪に関心を示さなくても馴染みのある動物が出てくるので、動物を入り口としても楽しむことができます。

文字も少なく、すぐに読めるので、乳児に読むのに適しています。

時期・季節・行事

雨や雷などの自然現象を認識できるようになる頃が良いでしょう。

 自然現象の名前は知らなくても「何かが空から降っているな」「空が光るとゴロゴロ音がなるな」などの認識があり、「あっ!」と言って指差しをしたりするようになったら、「ねずみくんとゆきだるま」十分に楽しむことができるでしょう。

 季節としては、もちろん冬になります。

 行事として取り入れることは少ないでしょう。

読むときのポイント

  1. ねずみくんの感情を読み取って感情を声で表しましょう
  2. 後半は読むリズムを少し速くしましょう

ポイント1  

感情を声で表現することで作品が深まります。

 「ねずみくんとゆきだるま」の作品の中で、ねずみくんの感情としては、喜び・驚き・不安・妬みなどです。

 最初のページで雪が降っているところでは声を少し高くして、喜びを表現したり、他の動物たちが大きい雪玉を投げたり、雪だるまを作っている所では驚きや少し妬ましそうに、スキーの場面では声を小さく震えるようにして、不安を表現しましょう。

 絵だけでも十分に楽しむことができる作品となっていますが、声に感情を乗せて使い分けることで、聞き手がねずみくんの感情も理解しやすくなり、より作品に入り込みやすくなります。

 作品を通じて急展開や大げさな描写はなく、どこか静かな雰囲気なので、そこまで大げさに表現しなくても十分に感情は伝わります。

ポイント2

作中の展開を読む速さで表現しましょう。

 「ねずみくんとゆきだるま」の中で一番の見せ場であり、展開が大きく動く後半のねずみくんが雪玉になって転がっていくシーン。

 見せ場だからといってゆっくり読むのは、作品のテンポがなくなり、ドキドキ感が味わえなくなってしまうので、あまりおすすめしません。

 坂からゴロゴロと転がっていくときのスピード感を表現するために、少し速く読むことを意識しましょう。

 速く読むことで聞き手が落ち着く暇もなく展開してく面白さを演出することができます。

 そしてねずみくんが大きな雪だるまになったページでは、あえて時間を掛けて読んだり、次のページにいくまでに間を置くことで聞き手に安心感を与えることができたり、「面白かった」という思いを感じる時間を作ることができます。

 絵本を読む際には、声色もとても大切ですが、読むテンポも同じくらい大切です。

まとめ・Ryuの感想

全年齢が楽しめる冬に読みたい絵本です。

 ねずみくんシリーズはどの作品も年齢関係なく楽しむことができます。

 内容としては、対象年齢の所でも書いた通り乳児クラスに適していますが、幼児クラスでも十分に楽しむことができます。

 私も3,4,5歳児の前でこの絵本を読んだのですが、今作「ねずみくんとゆきだるま」の見せ場である、ねずみくんが転がるシーンでは「わー!」と言って楽しんだり、げらげら笑って楽しんでいました。

 「また雪降らないかな」とも言っており、雪を待ち遠しく思うことができたようです。

 文の量もとても少なく、絵に集中して聞くことができるので、乳児であっても飽きることなく最後まで楽しむことができます。

 ねずみくんシリーズを知らない子であっても心から楽しめる絵本となっています。

Ryu

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