【3歳おすすめ絵本】ぷんぷんおばけ【現役保育士厳選】

【おすすめ絵本徹底レビュー】ぷんぷんおばけ

目次

作品紹介 

作:なかがわちひろ   

出版社:理論社

発行日:2014/12

値段:1320円

大きさ・ページ数:19×21cm・32P

絵本ナビなら中面をチラ見できます

まるわかりQ&A

「ぷんぷんおばけ」を一言で表すと?

”怒り”について考えられる色が楽しい絵本!

何系の絵本?

感情・色彩系!

ずばり何歳向け?

3歳児向け!

どんな人は買い?

”怒る”という事に関して触れている絵本を探している人!

あらすじ・内容

みんなの家にもおばけが…。ちょっぴり怖いけど、温かい作品です。

 目には見えないおばけ、その名も”ぷんぷんおばけ”

 ぷんぷんおばけがいると、みんなが感じる”怒り”が他の人にも移ってしまいます。

 でも、ぷんぷんおばけは、その”怒り”を食べてくれます。

 ぷんぷんおばけは、悪いおばけなのか、それとも良いおばけなのか?

 ”怒り”という感情について考えさせられる絵本です。

 また、所々にマーブリングでの色付けがされていて、”怒り”が綺麗に描かれています!

こんな方におすすめ

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  1. 怒りという感情について伝えられる絵本を探している
  2. 友達・相手の気持ちを考えられるようになってほしい   

目的・ねらい

  1. ”怒る”とどうなるかを考える
  2. おばけという神秘のものについて考え、想像力を豊かにする

目的1 

絵本のメインテーマは”怒り”

 子どもにも身近な怒りという感情が、どういう影響を及ぼすのかを”ぷんぷん”という言葉とおばけを使って子どもにも分かりやすく伝えてくれます。

 誰かに怒るということは仕方のないこと、でも、それは自分だけの問題ではなくなってしまうことが、この絵本を通じて感じることができるでしょう。

目的2  

おばけという神秘的な存在は子どもにとって想像の原動力になります。

 私たちの周りにもいつもおばけがいるかもしれない、怒っているときにおばけがくるのかもしれない、いいおばけなのかもしれない…など、この本だけでも様々なことが想像できます。

 そうした自由な想像力は、これから社会に出たときに必要になりますし、必ず使う時が来ます。

 おばけは決して怖がらせる目的でいるのではありません。

 こうした不思議で神秘的な存在として、子どもたちのことを助けてくれる存在です。

チェックポイント

対象年齢

3歳児頃からがいいでしょう。

 友達や自分の気持ちが少しずつ分かるようになってくる3歳児頃に読むことで、話の内容もより理解できるようになると思います。

 怒った結果こうなるんだ、という論理的な話の流れも理解までとはいかないまでも感じることができるようになってくる年齢ですので、3歳児以上を目安に読みましょう。

時期・季節・行事

原因と結果が分かるようになる時期がいいでしょう。

 「ぷんぷんおばけ」では、怒ったことによって生まれてくる”色”が特徴的です。

 何故その色が出てくるのかが理解できるようになると更に楽しめるようになるでしょう。

 季節感は特にないので、いつ読んでも大丈夫です。

 行事ではありませんが、保育園や幼稚園では、マーブリングを行う前の予習や行った後の復習という形で読むのもいいかと思います。

 

読むときのポイント

  1. ナレーションの気持ちを読み取って、感情を込めて読みましょう。 
  2. カバーの裏のマーブリングのページもしっかり見せてあげましょう。

ポイント1  

 ナレーションの状況説明が文のメインとなっています。

 ナレーション部分は淡々と読むことが多いのですが、この絵本は感情を込めて読むことをお勧めします。

 例えば「ああ、なんてわるいおばけでしょう」という文があるのですが、こうした気持ちを表現した言葉は、ナレーション部分であっても感情的に読んだ方が、子どもの心に響くでしょう。

 また、「そして、いよいよ…」といった部分は、少し声を低くしたり、ゆっくり目に読んで次のページで何かが起こるかもしれない、というドキドキ感を含ませるように読むと、適度な緊張感もあって、より面白く感じことが予想されます。

ポイント2

 絵本の内容だけでなく、見過ごしがちなカバーの裏まで拘っています。

 本作では、「ぷんぷんけむり」としてマーブリングが施されています。

 そのぷんぷんけむりがカバーの裏にもぎっしり描かれているので、そこもしっかりと見せてあげるといいでしょう。

 その不思議な模様を見ていると自然と、何か起こるのではないか、という気持ちになってしまいます。

 カバーの裏から絵本は始まっており、そこも含めて導入となっています。

まとめ・Ryuの感想

”怒り”という難しい感情をおばけを使って伝えている珍しい絵本です。

 子どもに感情についてどうにか伝えたりできないかな、と思っていたときに出会ったのが本作です。

 ”怒ったらいけない”とかそういう説教染みたものではなく、”人は怒りを持っている。その怒りは他の人にも伝染する”ということをおばけやぷんぷんけむりを使って上手に伝えています。

 終わり方も気に入っていて、怒りを広めるのもおばけ、でもその怒りを食べてなくしてしまうのもおばけ、というオチが素敵です。

 まさに人間と一緒ですね。怒りを広げるのも人、でもそれを収めるのも人。

 そんな小難しいことを子どもにしっかり伝えてくれる一冊です。

Ryu

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