【ドキドキと数える楽しさが味わえる】つみき【現役保育士がレビュー】

【1,2歳児おすすめ】つみき【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】

Ryu

「つみき」は私が”予測する力が豊かになって欲しい”“数える楽しさを知って欲しい”というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。

目次

作品紹介 

中川 ひろたか
平田 利之
出版社金の星社
発行日2007/5
値段¥935
大きさ・ページ数18×18cm/25P

「つみき」はこんな絵本!

「つみき」ってどんな内容の絵本?

 そんな疑問にお答えするために「つみき」を簡単にまとめてみました。

  1. 積み木を積み上げる楽しさが味わえる。
  2. 展開を予測しながらドキドキできる。
  3. 数える楽しさを味わえる。

まるわかりQ&A

「つみき」を一言で表すと?

シンプルながら固唾を飲んでしまう展開が面白い絵本!

子どもの反応は?

じっと見て、積み木が倒れると絵本に合わせて「あーあ」と言う!

「つみき」を読んで得られる事は?

想像力・予測する力が豊かになる!

数に親しみを感じる!

ずばり何歳向け?

1歳児向け!

どんな人は買い?

乳児向けの想像力や数に関する絵本を探している人!

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あらすじ・ストーリー・内容

積み木遊びのドキドキが味わえる絵本。

 みんなで積み木を積んでいきます。

 「つみき ひとつ」。顔のついた積み木がぽつんと置かれると、「ふたつ みっつ」。違う顔、違う形の積み木がその上に置かれます。

 「よっつ いつつ むっつ」。今度は黒猫が重ねていきます。今後は猫が「ななつ やっつ」。お次は象が「ここのつ」。

 最後は女の子が「とお」!「やったー!」と喜んでいると、てんとう虫が飛んできて積み木にピトッ…。

 積み木はゆらゆら揺れて、とうとう「がっしゃーん!」。みんなで「あーあ」。

 数える楽しさ、想像する楽しさが味わえる一冊です。

こんな方におすすめ

  1. 想像力・予想する力が豊かになる絵本を探している
  2. 数える楽しさ、声を合わせて読む楽しさが味わえる絵本を探している

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目的・ねらい

  1. 想像力を膨らませ、次の展開を予測することを楽しむ
  2. 声を合わせて読む事を通して数に親しみを持つ

目的・ねらい1 

シンプルだから想像しやすい!

「つみき」の内容は一言で言ってしまえば”積み木を積み上げる“という非常にシンプルなモノです。

だからこそ乳児であっても次の展開を予測しやすく、想像や予測する事を自然と行いながら絵本を楽しむ事ができます。

また、1回目に読んだときは次の展開が予測できなくても何度も読む中で「次はこうなるな」と流れを覚える事ができるので、例えまだ予測する力が十分でなくても何度も読む中で誰しもが予測する事を楽しむ事ができるようになります。

目的・ねらい2  

声を合わせて読みたくなる魅力がいっぱい!

絵本を通して「ひとつ、ふたつ、みっつ…」と書かれていたり、「がっしゃーん」「あーあ」という言葉は誰しもが声を出して言いたくなります。

特にどんどん積みあがっていく積み木と共に数える楽しさは非常に魅力的で、大人と子どもで声を合わせて読むことを楽しめますし、お友だちがいる場合には友だちと一緒に読む楽しさを味わえます。

楽しく数を数える事ができるので、自然と数そのものにも親しみを感じる事ができるでしょう。

チェックポイント

現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。

年齢乳児期、特に1歳児
季節一年中
行事関係なく楽しめる

対象年齢

1歳児前後がおすすめです。

1歳児にもなると「いち、にい、さん…」と数えられるようになってきます。

1人ではまだ数える事は難しくても大人や友だちと一緒に声を合わせることで数えられるようになる年齢なので、声を合わせて数える事が楽しめる「つみき」の内容とピッタリです。

絵本を縦にして読む絵本なので、自然と子どもの目を引き、最後まで集中しやすい点も1歳児前後におすすめしたい理由の1つです。

時期・季節・行事

生き物などを見て指差しする姿が見られるようになった頃がいいでしょう。

何かモノを見た際に身近な大人に自分の見ているモノを伝えるために10ヶ月から1歳半頃まで指差しをするようになり、指差しをしている中で大人が「○○あるね」など声をかける事によって言葉をどんどん習得していきます。

また、言葉と共に指差しを行う中で「○○が2つあるね」などと声を掛ける事によって数の概念も学ぶ機会になり、「つみき」の内容とピッタリ合います。

季節や行事と関連する描写はないので、毎日の生活の中でいつでも楽しむ事ができます。

読み聞かせのポイント

  1. 指差しなどをしながら読みましょう
  2. 盛り上げる場所を意識して読みましょう

ポイント1  

指を使って分かりやすく!

絵本を読んでいる時に読み手が指を使う事に賛否はありますが、私は聞き手がより数を理解しやすくなるように指をよく使って「つみき」を読みます。

例えば、「ひとつ、ふたつ、みっつ…」と積みあがっていく積み木を指差して、どれが「ひとつ」なのかを伝えやすくするように心がけています。

 または、絵本を持っていない方の手で「ひとつ」の時は指を一本、「ふたつ」の時は指を2本と立てながら読むようにしています。

子どもや年齢、時などによっても反応が変わってくるので、子どもの様子を見ながら1番反応を示す方法を探してみましょう。

ポイント2

意識する場所は一ヶ所だけ!

「つみき」の内容は簡単に言えば”積み木が積み上がる“といった非常にシンプルなものですが、最後の積み木が倒れそうになるところはそれまでの淡々とした流れとは違いドキドキの展開を味わう事ができます。

積み木を数えていく場面ではあまり声を張らずに淡々と読み、「ゆらゆら…」と揺れている場面では声を高くして緊張を煽るように読むと聞き手の緊張もグッと高まるため積み木が倒れた時の楽しさが更に増します。

とても簡単な工夫ですが、やるのとやらないのでは子どもの反応に大きな差が出てくるので、意識して読んでみましょう。

まとめ・Ryuの感想

ドキドキや達成感が味わえる子どもが大好きな絵本。

積み木がどんどん高くなっていったり、ゆらゆらと揺れてしまうドキドキ感や10個積み重ねる事ができた時のまるで自分が積み上げたかのような達成感。

何度も読んで展開が分かっているのにも関わらず毎回ハラハラドキドキしてしまう面白さが詰まっています。

読み聞かせをした時の子どもの反応も良く、一緒に積み木を数えたり、10個積み上げた後には拍手をしたり…そして最後は倒れた積み木を見て「あーあ」と絵本に合わせてみんなで残念がったりと、どんな年齢の子でも楽しんでいる印象があります。

反応がいいので、読み手と聞き手の一体感も非常にある作品です。

乳児期の子に必ず読むおすすめの一冊です。

Ryu

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