【保育士が選ぶ】運動会が楽しみになる絵本15選

運動会が近づくと、「よーい、どん!」のかけっこや玉入れ、綱引きなど、行事への期待とちょっとした不安が入り混じるお子さんも多いのではないでしょうか。
今回は、運動会をテーマにした絵本を年齢別に紹介します。
「かけっこが苦手でも大丈夫」「みんなで頑張るのが楽しい」と思えるようなお話をたくさん集めました。
年齢区分は、各出版社が公表している対象年齢をもとに、内容の複雑さも踏まえて保育士の視点で分類していますので、絵本選びの参考にしてください。
- 運動会を楽しみに思ってもらえるような絵本を探している
- 正しい対象年齢をもとに、お子さんに合った運動会の絵本を選びたい
【年齢別】運動会が楽しみになるおすすめ絵本紹介





運動会に読みたい絵本とその概要を紹介します。対象年齢は各出版社の公式情報をもとにしていますので、絵本選びの目安にしてください。
※年齢はあくまで目安として考えてください。お子さんが気に入ったものを読むのが一番大切だと考えています。
運動会のおすすめ絵本 0-1歳児
よういどん
- 公式対象年齢は1歳からと明記され、運動会デビュー前の小さな子から楽しめる
- くまの子が障害物に挑戦する姿がシンプルな絵とことばで描かれ、真似したくなる
「よういどん」の簡単概要
くまの子が「よういどん!」のかけっこで、トンネルをくぐったり、丸太を渡ったり、いろいろな障害物に挑戦していくお話。わたなべしげおさんのやさしい文と、大友康夫さんの元気な絵で、小さな子でも体を動かしたくなる一冊です。
「がんばれ」と声をかけたくなる、運動会デビュー前の親子にぴったりのお話です。
ぺんぎんたいそう
- 公式対象年齢は0歳からと明記され、体操の導入としてそのまま真似して遊べる
- ページをめくるたびに違う体操のポーズが登場し、読み聞かせながら体を動かせる
「ぺんぎんたいそう」の簡単概要
ぺんぎんたちが「グーパー」「のびのび」など、いろいろな体操のポーズを見せてくれる絵本です。齋藤槙さんのシンプルでかわいらしい絵と、リズムのよいことばで、赤ちゃんも一緒に体を動かしたくなります。
運動会の開会式で行われるラジオ体操の練習の入り口としても読みやすい一冊です。
運動会のおすすめ絵本 2-3歳児
よーいどん!
- 「そらはあおいくもはしろい」で人気の「ピーマン村の絵本たち」シリーズの一冊
- 保育園の運動会を舞台に、かけっこの緊張とワクワクがそのまま描かれている
「よーいどん!」の簡単概要
保育園の運動会の日、ドキドキしながらかけっこに挑む子どもたちの姿を描いたお話。中川ひろたかさんの温かい文と、村上康成さんの生き生きとした絵で、運動会当日の空気感がそのまま伝わってきます。
1位になれなくても頑張ったことが大切だと感じられる、優しいメッセージが込められた一冊です。
むしたちのうんどうかい
- 昆虫画家として知られる得田之久さんが監修し、虫の特徴を活かした競技が楽しい
- バッタのジャンプ競争やカマキリの綱引きなど、虫ならではの運動会が見られる
「むしたちのうんどうかい」の簡単概要
草原でバッタやカマキリ、テントウムシなど、いろいろな虫たちが運動会を開くお話。ジャンプが得意なバッタの走り高跳びや、力持ちのカマキリの綱引きなど、それぞれの虫の得意技を活かした競技が次々に登場します。
「自分の得意なことで頑張ればいい」と感じられる、運動会前の励みになる一冊です。
へんてこやまのうんどうかい
- 出版社公式の対象年齢が2、3歳からと明記され、小さな子にも分かりやすい
- 山に住むへんてこな動物たちが繰り出す競技が、ユーモラスで飽きさせない
「へんてこやまのうんどうかい」の簡単概要
へんてこやまに住む、ちょっと変わった動物たちが集まって運動会を開くお話。かんなりまさこさんのユーモラスな文と、くすはら順子さんの楽しい絵で、次はどんな競技が出てくるのかとワクワクしながら読み進められます。
初めて運動会という行事に触れる小さな子への読み聞かせにおすすめの一冊です。
くまのがっこう ジャッキーのうんどうかい
- 世界的に人気の「くまのがっこう」シリーズ第6巻で、小さな子にも親しみやすい
- いちばん小さなジャッキーが運動会でどう活躍するのか、最後まで気になる展開
「くまのがっこう ジャッキーのうんどうかい」の簡単概要
くまの学校の運動会がやってきて、11匹の子ぐまたちが張り切って準備をします。いちばんのおちびさんジャッキーは、走るのが遅くて心配していましたが、当日思いがけない形で活躍します。あだちなみさんのやさしい絵で、ジャッキーの気持ちに寄り添えるお話です。
「走るのが遅くても大丈夫」と思わせてくれる、運動会前の子どもの背中を押してくれる一冊です。
ねずみくんのうんどうかい
- 「ねずみくんのチョッキ」で知られる人気シリーズ35作目で、安心して手に取れる
- 体が小さいねずみくんが運動会でどう頑張るのか、シンプルな展開で分かりやすい
「ねずみくんのうんどうかい」の簡単概要
森のなかまたちと一緒に運動会に参加するねずみくん。体が小さいねずみくんは、かけっこも競技も苦労しますが、なかまと力を合わせることで運動会を楽しみます。なかえよしをさんのシンプルな文と、上野紀子さんのやさしい絵が魅力です。
体格や得意不得意に関わらず、みんなで楽しむことの大切さが伝わる一冊です。
運動会のおすすめ絵本 4-5歳児
10ぴきのかえるのうんどうかい
- ロングセラー「10ぴきのかえる」シリーズならではの、隠し絵探しの楽しさがある
- 10ぴきそれぞれの個性を活かした団体競技が描かれ、チームワークの大切さが伝わる
「10ぴきのかえるのうんどうかい」の簡単概要
ぴょんきちたち10ぴきのかえるが、池のなかまたちと運動会を開くお話。かけっこやリレー、綱引きなど、それぞれのかえるの得意技を活かした競技が繰り広げられます。仲川道子さんの絵には、ページの隅々に隠し絵が描かれているのも見どころです。
チームで力を合わせることの楽しさを、賑やかな絵と一緒に伝えてくれる一冊です。
だいぶつさまのうんどうかい
- 「かかし」シリーズなどで人気の苅田澄子さんによる、意外な発想が笑いを誘う一冊
- あの大きな大仏さまが運動会に参加するという、インパクトのある設定で話題性が高い
「だいぶつさまのうんどうかい」の簡単概要
ある日、あの大きな大仏さまが「うんどうかいをやりたい」と言い出し、動物たちを巻き込んで大騒動になるお話。だいぶつさまが走ったり跳んだりする姿が、中川学さんのユーモラスな絵で描かれ、思わず笑ってしまいます。
大きな体でも一生懸命頑張る姿が、運動会前の子どもたちの背中を押してくれる一冊です。
こぶたのブルトン あきはうんどうかい
- 絵本ナビで48件超のレビュー、4.4以上の高評価を得る「こぶたのブルトン」シリーズ
- 玉入れや綱引き、パン食い競争など、実際の運動会の競技がそのまま登場する
「こぶたのブルトン あきはうんどうかい」の簡単概要
こぶたのブルトンが通う学校の秋の運動会。玉入れや綱引き、パン食い競争など、いろいろな競技に挑むブルトンとなかまたちの姿が描かれます。中川ひろたかさんの明るい文と、市居みかさんのやわらかい絵が魅力です。
実際の運動会の競技がそのまま登場するので、当日の流れをイメージする助けにもなる一冊です。
ぼくのジィちゃん
- 「おこだでませんように」で知られるくすのきしげのりさんによる、家族の絆を描く物語
- 運動会の応援に来たニコニコしてるだけのジィちゃんの「すごい秘密」に驚ける展開
「ぼくのジィちゃん」の簡単概要
運動会の応援にやってきた、ニコニコしているだけのちょっとダサいジィちゃん。ぼくは少し恥ずかしく思っていましたが、運動会の当日、ジィちゃんのすごい秘密を知ることになります。吉田尚令さんの絵が、家族の温かさをじんわりと伝えてくれます。
運動会に来てくれる家族への気持ちが変わる、じんわり心が温まる一冊です。
はしれ、ゴールのむこうまで!
- 公式対象年齢は4歳からで、年長児が就学後の運動会にも思いを広げられる一冊
- 走るのが苦手な主人公が、校長先生の言葉をきっかけに変わっていく展開に励まされる
「はしれ、ゴールのむこうまで!」の簡単概要
走るのが得意ではない主人公のそうたくんは、運動会のかけっこが心配で仕方がありません。ところが、元気な校長先生から「ゴールの向こうまで走る」という励ましの言葉をもらい、少しずつ気持ちが変わっていきます。「いちねんせいの1年間」シリーズの一冊です。
小学校の運動会が舞台のお話ですが、公式の対象年齢は4歳からとされており、年長児が就学後の行事に思いを広げるきっかけにもなる一冊です。
さかさことばで うんどうかい
- すべての文が回文(さかさことば)になっているという珍しい仕掛けが楽しい
- 公式対象年齢は5・6歳からで、言葉遊びが分かるようになった年長児にぴったり
「さかさことばで うんどうかい」の簡単概要
動物たちが繰り出す運動会の様子が、すべて回文(前から読んでも後ろから読んでも同じ文)で語られる、ユニークな絵本です。西村敏雄さんのユーモラスな絵とあわせて、言葉遊びを楽しみながら運動会気分を盛り上げてくれます。
言葉への興味が育ってきた年長児と一緒に、声に出して読みたくなる一冊です。
よーい、ドン!
- 町の運動会を舞台に、細部まで緻密に描き込まれた絵が見ていて飽きない
- いろいろな人物や動物が入り乱れて競技する様子から、探す楽しみも味わえる
「よーい、ドン!」の簡単概要
町の運動会に集まった、たくさんの人や動物たちの様子を細かく描いた絵本です。かけっこや玉入れ、綱引きなど、いろいろな競技が同時に描かれ、隅々まで見ても発見がある緻密な絵が魅力です。
「これは誰だろう」と会話しながら、じっくり眺めて楽しめる一冊です。
やさいのうんどうかいおおさわぎ


- 野菜たちが運動会を開くという発想がユニークで、食育にもつながる一冊
- にんじんやごぼうなど、野菜の形や特徴を活かした競技がおもしろい
「やさいのうんどうかいおおさわぎ」の簡単概要
やさい村の運動会に、にんじんやごぼう、じゃがいもなど、いろいろな野菜たちが集まって大騒ぎになるお話。それぞれの野菜の形や特徴を活かした競技が次々に登場し、笑いながら読み進められます。
野菜への興味も育つ、運動会シーズンにぴったりのユーモラスな一冊です。
まとめ





運動会をテーマにした絵本には、かけっこが苦手な子への励ましや、なかまと力を合わせる楽しさ、家族が応援に来てくれる嬉しさなど、行事への気持ちを前向きにしてくれる工夫がたくさん詰まっています。
今回は、各出版社が公表している対象年齢と内容の複雑さをもとに、0-1歳児・2-3歳児・4-5歳児の3つに分けて紹介しました。
ぜひお気に入りの一冊を見つけて、運動会当日をより楽しみに思ってもらえるきっかけにしてください。
今回紹介した絵本
- よういどん(0-1歳児)
- ぺんぎんたいそう(0-1歳児)
- よーいどん!(2-3歳児)
- むしたちのうんどうかい(2-3歳児)
- へんてこやまのうんどうかい(2-3歳児)
- くまのがっこう ジャッキーのうんどうかい(2-3歳児)
- ねずみくんのうんどうかい(2-3歳児)
- 10ぴきのかえるのうんどうかい(4-5歳児)
- だいぶつさまのうんどうかい(4-5歳児)
- こぶたのブルトン あきはうんどうかい(4-5歳児)
- ぼくのジィちゃん(4-5歳児)
- はしれ、ゴールのむこうまで!(4-5歳児)
- さかさことばで うんどうかい【新版】(4-5歳児)
- よーい、ドン!(4-5歳児)
- やさいのうんどうかいおおさわぎ(4-5歳児)






















