【4,5歳児おすすめ絵本】おこだでませんように【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】
Ryu「おこだでませんように」は私が”怒られてばかりの自分の気持ちを見つめ直して欲しい“”「本当はどうしたかったのか」に気づいて欲しい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。
- 怒られてばかりの自分の気持ちを見つめ直す
- 「本当はどうしたかったのか」に気づく
作品紹介
| 作 | くすのきしげのり |
| 絵 | 石井聖岳 |
| 出版社 | 小学館 |
| 発行日 | 2008/7 |
| 値段 | ¥1,650(税込) |
| 大きさ・ページ数 | 20.6×23.3cm/32P |
「おこだでませんように」はこんな絵本!
「おこだでませんように」ってどんな内容の絵本?
そんな疑問にお答えするために「おこだでませんように」を簡単にまとめてみました。
- 毎日怒られてばかりの男の子が、七夕の短冊に願いを込める物語
- くすのきしげのりさんによる、子どもの本音に寄り添う人気作
- 大人にとっても、叱り方を見つめ直すきっかけになる一冊
まるわかりQ&A
内容・構成


「おこだでませんように」——七夕の短冊に込めた、切実な願い!
「おこだでませんように」は、家でも学校でも、なぜかいつも怒られてしまう男の子が主人公の絵本です。本当は妹をかわいがりたいのに、友だちを助けたいのに、うまく伝わらず怒られてしまう——そんな男の子の切ない胸の内が、丁寧に描かれています。
物語の中で男の子は、七夕の短冊に「おこだでませんように」という、ひらがなだらけの、けれど真っ直ぐな願いを書きます。作者のくすのきしげのりさんは、子どもの本音や誤解されがちな気持ちを丁寧にすくい上げる作品で知られています。
小学館の児童創作絵本として刊行され、幼児から小学校低学年まで幅広く読み継がれている人気作です。


こんな方におすすめ


以下の項目に当てはまる方に「おこだでませんように」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。
- 怒られてばかりの子どもの本音に寄り添いたい
- 叱りすぎてしまった日、自分自身の関わり方を見つめ直したい
- 少し長めのお話で、じっくり気持ちに向き合いたい
絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!
「おこだでませんように」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!


「本当はこうしたい」気持ちをテーマにするならちょっとだけ
甘えたい気持ちをこらえて頑張る姉の物語。怒られる切なさより、頑張る気持ちに寄り添いたい方におすすめです。
目的・ねらい


絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。
- 怒られてばかりの自分の気持ちを見つめ直す
- 「本当はどうしたかったのか」に気づく
目的・ねらい1 怒られてばかりの自分の気持ちを見つめ直す
「自分だけじゃない」と分かるだけで、少し楽になる!
主人公の男の子は、悪気があって怒られているわけではありません。この物語を通して、自分と似た気持ちの主人公がいると知ることで、子どもは「自分だけじゃないんだ」と少し安心できます。
怒られた記憶がある子ほど、深く共感できる一冊です。
目的・ねらい2 「本当はどうしたかったのか」に気づく
怒られた行動の裏にある、本当の気持ちに目を向ける!
男の子の行動の裏には、「妹をかわいがりたい」「友だちを助けたい」という優しい気持ちがあります。結果だけを叱るのではなく、その奥にある気持ちに目を向ける大切さを、大人にも教えてくれます。
「どうしたかったのかな?」と問いかけながら読むのもおすすめです。
チェックポイント


現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。
| 年齢 | 4〜5歳児 |
| 季節 | 夏(7月・七夕頃) |
| 行事 | 七夕・叱りすぎた日の振り返りに |
対象年齢
自分の気持ちを振り返れるようになる4〜5歳児が読みごろです。
怒られる経験が増えてくる4歳ごろから特に共感を呼ぶ内容です。小学校低学年でも、長く読み継がれる名作として親しまれています。
大人にとっても、日々の叱り方を振り返るきっかけになる一冊です。
時期・季節・行事
七夕のある7月に読みたい一冊です。
短冊に願いごとを書く七夕の時期に読むことで、物語との重なりがより深く感じられます。もちろん季節を問わず、叱りすぎてしまった日の夜に読むのもおすすめです。
クラスで「本当の気持ち」について話し合う導入としても活用できます。
読み聞かせのポイント


「おこだでませんように」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。
- 男の子の気持ちに寄り添い、落ち着いたトーンで読む
- 短冊の場面は、間を取ってゆっくり読む
ポイント1 男の子の気持ちに寄り添い、落ち着いたトーンで読む
大げさにせず、静かに寄り添うトーンで!
この絵本は男の子の切ない気持ちが中心となる物語です。テンションを上げすぎず、落ち着いた優しいトーンで読むことで、子どもも安心して物語に入り込めます。
怒られる場面も、責めるような口調にならないよう気をつけましょう。
ポイント2 短冊の場面は、間を取ってゆっくり読む
物語の核となる場面こそ、じっくりと!
「おこだでませんように」という短冊の願いが出てくる場面は、この絵本で最も大切な瞬間です。少し間を取り、ゆっくりと読むことで、その言葉の重みがしっかり伝わります。
読み終えたあとの静けさも、大切な時間として大事にしてあげてください。


まとめ・Ryuの感想


読み終えるたびに、自分の叱り方を振り返らずにはいられない一冊です。
「おこだでませんように」は、子どもだけでなく、大人の胸にも深く刺さる絵本です。保育の現場でも、つい結果だけを見て注意してしまうことがありますが、この絵本を読むたびに「本当はどんな気持ちだったのか」を聞く大切さを思い出させてくれます。
短冊に込められたひらがなだらけの願いは、シンプルだからこそ胸を打ちます。多くの保育・教育現場で読み継がれているのも納得の一冊です。
子どもの本音・大人自身の振り返り・優しさが詰まった、定番の人気作。叱りすぎてしまった日の夜に、ぜひ親子で読んでほしい絵本です。



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