【しかけ絵本でテンポよく気分転換】ぞうちゃんのいやいや【現役保育士がレビュー】

【1,2歳児おすすめ絵本】ぞうちゃんのいやいや【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】

Ryu

「ぞうちゃんのいやいや」は私が”「いやいや」を楽しい遊びとして体験して欲しい“”変身するしかけを通して想像力を広げて欲しい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。

「ぞうちゃんのいやいや」を通じて目指す子どもの姿
  • 「いやいや」を楽しい遊びとして体験する
  • 変身するしかけを通して想像力を広げる

目次

作品紹介 

作三浦太郎
絵三浦太郎
出版社講談社(講談社の幼児えほん)
発行日2016/6/8
値段¥1,320(税込)
大きさ・ページ数24P

「ぞうちゃんのいやいや」はこんな絵本!

「ぞうちゃんのいやいや」ってどんな内容の絵本?

 そんな疑問にお答えするために「ぞうちゃんのいやいや」を簡単にまとめてみました。

  1. ぞうちゃんが「いやいや」と首を振るといろんな動物に変身してしまうテンポのよいしかけ絵本
  2. 人気絵本作家・三浦太郎さんによる、低年齢児向けのシンプルな構成
  3. 「いやいや」を否定せず、遊びに変えてしまう発想がユニーク

まるわかりQ&A

「ぞうちゃんのいやいや」を一言で表すと?

「いやいや」と首を振るたびに変身!テンポよく笑えるしかけ絵本!

子どもの反応は?

ページをめくるたびに「あ!ちがうどうぶつ!」と声を上げて楽しむ子が多いです。

ずばり何歳向け?

強いて言うなら1〜2歳児!(しかけ絵本を楽しめるようになる年齢にぴったりです)

どんな人は買い?

ぐずったときに、テンポよく気分を切り替えたい人!

内容・構成

Story

「いやいや」と首を振るたびに、次々と動物に変身!テンポの良いしかけ絵本!

「ぞうちゃんのいやいや」は、ぞうちゃんが「いやいや」と首を振ると、ページをめくるごとに違う動物に変身していくという、シンプルながらもクセになるしかけ絵本です。「いやいや」という言葉自体を、否定的な意味ではなく、楽しい遊びの合図として使っているのが特徴です。

作者の三浦太郎さんは、シンプルで温かみのある絵柄で人気の絵本作家。本作も低年齢児が繰り返し楽しめるよう、テンポの良いリズムと分かりやすい展開で構成されています。

「講談社の幼児えほん」シリーズの一冊として、赤ちゃんから幼児期まで長く楽しめる一冊です。

こんな方におすすめ

Recommend

以下の項目に当てはまる方に「ぞうちゃんのいやいや」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。

  1. ぐずったときの気分転換になる絵本を探している
  2. テンポの良いしかけ絵本で低年齢児を楽しませたい
  3. 「いやいや」を遊びに変えるユーモアを取り入れたい

絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!

「ぞうちゃんのいやいや」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!

気持ちを言葉で受け止めたいならだいじょうぶだいじょうぶ
おじいちゃんの言葉に包まれる一冊。しかけで笑うより、静かに安心させたい方におすすめです。

いないいないばあを一緒に楽しめる仕掛け絵本いないいないばああそび

仕掛けという似たアプローチから違う楽しさを感じることができる絵本を探している方におすすめの一冊です。

目的・ねらい

Purpose

絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。

  1. 「いやいや」を楽しい遊びとして体験する
  2. 変身するしかけを通して想像力を広げる

目的・ねらい1 「いやいや」を楽しい遊びとして体験する

「いやいや」は悪い言葉じゃない、と絵本で体験!

この絵本の「いやいや」は、動物に変身するための楽しい合図として描かれています。日常で口にする「いやいや」を、絵本の中では笑いに変えることで、言葉そのものへの捉え方を少し軽くすることができます。

一緒に「いやいや」と首を振りながら読むと、より一体感が生まれます。

目的・ねらい2 変身するしかけを通して想像力を広げる

「次は何になるかな?」というワクワク感!

ページをめくるたびに違う動物に変身していく展開は、子どもの「次は何かな」という好奇心を刺激します。予測しながら楽しむ体験は、想像力を育む土台になります。

動物の名前を一緒に言いながら読み進めるのもおすすめです。

チェックポイント

Check-point

現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。

年齢1〜2歳児
季節通年
行事ぐずったときの気分転換に

対象年齢

動物の名前を覚え始める1〜2歳児が読みごろです。

シンプルな繰り返し構成のため、1歳前後の赤ちゃんから楽しめます。2〜3歳児でも、動物の名前当てクイズのように楽しんでくれます。

短時間で読めるので、ちょっとした隙間時間にもぴったりです。

時期・季節・行事

季節を問わず、年間を通して活躍する一冊です。

ぐずり始めたタイミングで読むことで、気分転換のきっかけになります。外出前や寝る前の切り替えにもおすすめです。

動物図鑑代わりに、日常の会話に取り入れるのも良いでしょう。

読み聞かせのポイント

Point-reading

「ぞうちゃんのいやいや」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。

  1. ページをめくるテンポを大切に、リズムよく読む
  2. 一緒に「いやいや」と首を振りながら読む

ポイント1 ページをめくるテンポを大切に、リズムよく読む

間延びさせず、軽快なリズムで!

この絵本の魅力は次々と変わっていくテンポの良さにあります。ゆっくり間を取りすぎず、軽快なテンポでページをめくることで、しかけの面白さが最大限に伝わります。

子どもが飽きる前に、次のページへ進むスピード感を意識しましょう。

ポイント2 一緒に「いやいや」と首を振りながら読む

体を動かしながら読むと、もっと楽しい!

読み手も実際に首を振りながら読んであげると、子どもも真似して一緒に体を動かしてくれます。絵本の世界に入り込みやすくなり、気分転換の効果も高まります。

ぐずっているときこそ、体を動かす遊びの延長として取り入れてみましょう。

まとめ・Ryuの感想

「いやいや」を笑いに変えてしまう、シンプルながら見事な発想の絵本です。

「ぞうちゃんのいやいや」は、ぐずっている場面でとっさに取り出せる、頼れる一冊です。テンポの良いしかけに、子どもたちはあっという間に夢中になり、気づけば泣き止んでいることもしばしばでした。

三浦太郎さんのシンプルで温かい絵は、赤ちゃんから幼児まで幅広い年齢で楽しめる懐の深さがあります。

気分転換・想像力・テンポの良さが詰まった、頼れるしかけ絵本。ぐずったときのお守り代わりに、ぜひカバンに一冊入れてほしい絵本です。

Ryu

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