【1,2歳児おすすめ絵本】いやだいやだ【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】
Ryu「いやだいやだ」は私が”自分の「イヤ」という気持ちを客観的に眺めてみて欲しい“”リズミカルな言葉の繰り返しを楽しんで欲しい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。
- 自分の「イヤ」という気持ちを客観的に眺めてみる
- リズミカルな言葉の繰り返しを楽しむ
作品紹介
| 作 | せなけいこ |
| 絵 | せなけいこ |
| 出版社 | 福音館書店(福音館あかちゃんの絵本) |
| 発行日 | 1986/4 |
| 値段 | ¥990(税込) |
| 大きさ・ページ数 | 17×17cm/24P |
「いやだいやだ」はこんな絵本!
「いやだいやだ」ってどんな内容の絵本?
そんな疑問にお答えするために「いやだいやだ」を簡単にまとめてみました。
- 何でも「いやだいやだ」と言うルルちゃんに、お母さんも「いやだ」と返してしまうユーモラスな展開の絵本
- 累計130万部を超える、イヤイヤ期絵本の元祖ともいえるロングセラー
- リズミカルな言い回しで、低年齢児でも楽しめる構成
まるわかりQ&A
内容・構成


「いやだ」と言い続けたら、みんなも「いやだ」と言い出した——痛快なイヤイヤ絵本!
「いやだいやだ」は、顔を洗うのも、ごはんを食べるのも、何でも「いやだいやだ」と言うルルちゃんが主人公の絵本です。困ったお母さんが「じゃあ、いやだいやだって言うのやめようね」と伝えると、今度はお母さんの方が色々なことに「いやだ」と言い出してしまう、というユーモラスな展開が魅力です。
作者のせなけいこさんは、貼り絵の技法による独特の絵柄で知られる絵本作家。本作は1969年の刊行以来、累計130万部を超える、イヤイヤ期絵本の元祖ともいえるロングセラーです。
同じ「いやだいやだの絵本」シリーズには『ねないこだれだ』などもあり、あわせて読み継がれています。


こんな方におすすめ


以下の項目に当てはまる方に「いやだいやだ」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。
- イヤイヤ期の入り口に立った1〜2歳児と一緒に読みたい
- リズミカルな言葉の繰り返しで低年齢児を楽しませたい
- ロングセラーの定番絵本を選びたい
絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!
「いやだいやだ」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!


安心感のある言葉で気持ちを包みたいならだいじょうぶだいじょうぶ
おじいちゃんの言葉に包まれる一冊。ユーモアで笑うより、静かに安心させたい方におすすめです。


「自分でやりたい」気持ちをテーマにするならちょっとだけ
甘えたい気持ちをこらえて頑張る姉の物語。イヤイヤの表現より、少し年齢が上の子の気持ちに寄り添いたい方におすすめです。
目的・ねらい


絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。
- 自分の「イヤ」という気持ちを客観的に眺めてみる
- リズミカルな言葉の繰り返しを楽しむ
目的・ねらい1 自分の「イヤ」という気持ちを客観的に眺めてみる
「いやだ」と言い続けると、どうなるの?を絵本で体験!
ルルちゃんの姿を通して、自分の「イヤ」という口ぐせを一歩引いて眺めるきっかけになります。直接注意するより、絵本の中の出来事として気づく方が、子どもも受け入れやすいことが多いです。
「みんなもいやだって言っちゃうんだって〜」と、軽い調子で会話のきっかけにしてみましょう。
目的・ねらい2 リズミカルな言葉の繰り返しを楽しむ
「いやだいやだ」の響きそのものが、子どもの耳に心地いい!
この絵本は同じ言葉が繰り返されるリズミカルな構成が特徴。意味を理解する前の低年齢児でも、言葉の響きやテンポを楽しむことができます。
一緒に声に出して読むことで、より一体感を持って楽しめます。
チェックポイント


現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。
| 年齢 | 1〜2歳児 |
| 季節 | 通年 |
| 行事 | イヤイヤ期の入り口に |
対象年齢
自我が育ち始める1〜2歳児が読みごろです。
言葉の意味が分からなくても、繰り返しのリズムを楽しめる0歳児から読み聞かせが可能です。イヤイヤ期真っ只中の2〜3歳児にも共感される内容です。
短くテンポの良い構成なので、絵本デビューにもおすすめです。
時期・季節・行事
季節を問わず、年間を通して活躍する一冊です。
イヤイヤ期が始まったタイミングで読み始めるのがおすすめ。日常の中で繰り返し読むことで、少しずつ効果を発揮します。
着替えや食事など、日々の生活の節目に読むのも良いでしょう。
読み聞かせのポイント


「いやだいやだ」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。
- 「いやだいやだ」のリズムを大げさに楽しく読む
- 軽い調子で会話のきっかけに使う
ポイント1 「いやだいやだ」のリズムを大げさに楽しく読む
言葉のリズムを、大げさなくらい楽しんで!
「いやだいやだ」という繰り返しのフレーズは、抑揚をつけて大げさなくらい楽しく読むと、子どもも一緒に声を出して盛り上がります。真面目に読むより、ユーモアを前面に出すのがコツです。
子どもが自分から「いやだいやだ」と真似して言い出したら、大きく反応してあげましょう。
ポイント2 軽い調子で会話のきっかけに使う
説教にならないよう、あくまで軽く!
読んだ後に「イヤイヤ言ってると、みんな『いやだ』って言っちゃうんだって〜」と軽く声をかけると、注意ではなく会話として気持ちを受け止められます。
あくまで遊びの延長として、楽しい雰囲気を大切にしましょう。


まとめ・Ryuの感想


50年以上読み継がれる理由が分かる、イヤイヤ期絵本の元祖です。
「いやだいやだ」は、子どもの「イヤ」をまっすぐ肯定も否定もせず、ユーモアに変えてしまう絵本です。読み聞かせをしていると、子どもたちが自分から「いやだいやだ」と口ずさみながら笑ってくれる瞬間が何度もありました。
せなけいこさんの貼り絵の温かみも相まって、大人が読んでも懐かしさとほっとする気持ちを感じられる一冊です。
イヤイヤ期の入り口・リズムの心地よさ・ユーモアが詰まった、元祖イヤイヤ絵本。イヤイヤが始まった子と、ぜひ一緒に読んでほしい一冊です。



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