【3,4歳児おすすめ絵本】おこりんぼママ【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】
Ryu「おこりんぼママ」は私が”怒られても、ちゃんと愛されていると感じて欲しい“”怒ってしまった後も、また仲直りできると知って欲しい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。
- 怒られても、ちゃんと愛されていると感じる
- 怒ってしまった後も、また仲直りできると知る
作品紹介
| 作 | ユッタ・バウアー |
| 訳 | 小森香折 |
| 出版社 | 小学館 |
| 発行日 | 2000/11/24 |
| 値段 | ¥1,375(税込) |
| 大きさ・ページ数 | 21×21cm/36P |
「おこりんぼママ」はこんな絵本!
「おこりんぼママ」ってどんな内容の絵本?
そんな疑問にお答えするために「おこりんぼママ」を簡単にまとめてみました。
- 怒りすぎてバラバラになってしまったママを子ペンギンが探し回る、ドイツ発のユーモラスな絵本
- 世界中で読まれるユッタ・バウアーによる、独創的な発想の物語
- 怒った後の仲直りと愛情を、シュールで温かい絵とともに描く
まるわかりQ&A
内容・構成


怒りすぎてバラバラになったママを、子ペンギンが世界中探し回る不思議な物語!
「おこりんぼママ」は、あまりにも怒りすぎたママの体が、頭・くちばし・羽…とバラバラに飛んでいってしまうという、ユッタ・バウアーならではの独創的な発想から始まる絵本です。子ペンギンは世界中を旅して、飛んでいったママの体のパーツを探して集めていきます。
最後にすべてが元通りになったママは、子ペンギンを優しく抱きしめます。怒られた直後の子どもの不安な気持ちと、それでも変わらない親の愛情を、シュールでユーモラスな絵とともに描いた作品です。
ドイツの絵本作家ユッタ・バウアーによる本作は、世界各国で翻訳され、長く親しまれているロングセラー絵本です。


こんな方におすすめ


以下の項目に当てはまる方に「おこりんぼママ」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。
- 怒った後の仲直りのきっかけになる絵本を探している
- つい怒りすぎてしまい、罪悪感を感じることがある
- ユーモラスで独創的な絵本を子どもと楽しみたい
絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!
「おこりんぼママ」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!


言葉でまっすぐ安心感を伝えたいならだいじょうぶだいじょうぶ
おじいちゃんの言葉に包まれる一冊。ユーモラスな展開より、静かであたたかい言葉で安心させたい方におすすめです。


笑って気持ちを切り替えたい時におすすめなやきいもするぞ
動物たちの焼き芋パーティが笑える一冊。おならなど笑える要素を楽しみながら、一緒に笑える絵本を探している方におすすめです。
目的・ねらい


絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。
- 怒られても、ちゃんと愛されていると感じる
- 怒ってしまった後も、また仲直りできると知る
目的・ねらい1 怒られても、ちゃんと愛されていると感じる
怒られた直後の不安な気持ちに、そっと寄り添う一冊!
怒られた直後の子どもは、「もう嫌われたかもしれない」という不安を抱えることがあります。この絵本は、バラバラになったママを探し集め、最後は抱きしめてもらえるという展開を通して、その不安に安心の答えを返してくれます。
「怒られる」ことと「愛されていないこと」は違うと、物語の形で伝えられる貴重な一冊です。
目的・ねらい2 怒ってしまった後も、また仲直りできると知る
「バラバラになる」というユーモアが、緊張をほぐしてくれる!
怒りすぎてしまった大人の姿を、シリアスにではなくユーモラスに描くことで、親子どちらの気持ちも軽くなります。「怒っても、また元通りになれる」という安心感は、大人にとっても救いになるメッセージです。
怒りすぎてしまった日こそ、この絵本を開いてみてください。
チェックポイント


現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。
| 年齢 | 3〜4歳児 |
| 季節 | 通年 |
| 行事 | 親子ゲンカ・叱りすぎた日の仲直りに |
対象年齢
怒られる経験が増えてくる3〜4歳児が読みごろです。
怒られた後の気持ちの切り替えが難しい3歳ごろから特に響く内容です。小学校低学年でも、独創的な展開そのものを楽しめる一冊です。
大人が読んでも、自分自身の怒り方を振り返るきっかけになります。
時期・季節・行事
季節を問わず、年間を通して活躍する一冊です。
つい怒りすぎてしまった日の夜に読むことで、親子で自然に仲直りするきっかけになります。叱った直後よりも、少し気持ちが落ち着いてから開くのがおすすめです。
クラスでお友だちや保育者に怒られてしまった日の気持ちの切り替えにも活用できます。
読み聞かせのポイント


「おこりんぼママ」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。
- バラバラに飛んでいくママの体を、少し驚きながら楽しく読む
- 最後に抱きしめられる場面は、ゆっくり間をとって読む
ポイント1 バラバラに飛んでいくママの体を、少し驚きながら楽しく読む
シュールな展開こそ、明るいトーンで!
頭やくちばしが飛んでいくという現実離れした展開は、深刻に読むよりも「あらら〜どこいっちゃったの!」と少し驚きながら明るく読むことで、子どもも安心してユーモアを楽しめます。
怒られた直後の重い空気を、この絵本のユーモアでふっと軽くしてあげましょう。
ポイント2 最後に抱きしめられる場面は、ゆっくり間をとって読む
安心の場面こそ、じっくり味わって!
すべてが元通りになり子ペンギンが抱きしめられる場面は、この絵本のいちばん大切な瞬間です。ゆっくりとしたテンポで、温かさが伝わるように読んであげると、子どもの気持ちもすっと落ち着きます。
読み終えたあとに、実際にぎゅっと抱きしめてあげるのもおすすめです。


まとめ・Ryuの感想


怒ってしまった日こそ、大人にも読んでほしい一冊です。
「おこりんぼママ」は、子どもだけでなく大人の心も軽くしてくれる絵本です。怒りすぎてしまったあとの気まずさや罪悪感を、シュールなユーモアで優しく包み込んでくれます。
「怒っても、また仲直りできる」というメッセージは、子育てや保育の現場で完璧を求めすぎてしまう大人にとっても、救いになる言葉です。
安心感・ユーモア・仲直りの大切さが詰まった、世界中で愛される一冊。つい叱りすぎてしまった日に、親子でぜひ読んでほしい絵本です。



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