【4,5歳児おすすめ絵本】どんぐりむらのぼうしやさん【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】
Ryu「どんぐりむらのぼうしやさん」は私が”お客さんを思う工夫や優しさに気付いて欲しい“”細部まで描き込まれた絵をじっくり楽しんで欲しい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。
- お客さんを思う工夫や優しさに気付く
- 細部まで描き込まれた絵をじっくり楽しむ
作品紹介
| 作 | なかやみわ |
| 絵 | なかやみわ |
| 出版社 | 学研プラス(どんぐりむらシリーズ) |
| 発行日 | 2026/9 |
| 値段 | ¥1,210(税込) |
| 大きさ・ページ数 | 21.6×15.7cm/32P |
「どんぐりむらのぼうしやさん」はこんな絵本!
「どんぐりむらのぼうしやさん」ってどんな内容の絵本?
そんな疑問にお答えするために「どんぐりむらのぼうしやさん」を簡単にまとめてみました。
- どんぐりたちが暮らす村の帽子屋さんが、お客さんのために工夫をこらすお話
- 『そらまめくん』で人気のなかやみわさんによる、10冊以上続く人気シリーズの一作目
- 小さなどんぐりの町が細部まで描き込まれ、絵を眺めるだけでも楽しい
まるわかりQ&A
あらすじ・ストーリー・内容


どんぐりの町で、お客さん想いの帽子屋さんが繰り広げる心温まるお話!
「どんぐりむらのぼうしやさん」は、どんぐりたちが暮らす「どんぐりむら」で帽子屋さんを営む主人公が、お客さんに喜んでもらうために工夫をこらしていく物語です。それぞれのお客さんに合った帽子を考え、丁寧に仕立てていく様子が描かれます。
「どんぐりむら」シリーズの一作目にあたる本作は、続編に「パンやさん」「たいやきやさん」など多数のお店シリーズがあるロングセラーです。小さなどんぐりの町の隅々まで丁寧に描き込まれた絵は、何度見ても新しい発見があります。
作者はなかやみわさん。『そらまめくんのベッド』でも知られる人気絵本作家が手がける、10冊以上続く人気シリーズの記念すべき一作目です。


こんな方におすすめ


以下の項目に当てはまる方に「どんぐりむらのぼうしやさん」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。
- 丁寧で細やかな世界観の絵本を探している
- シリーズで長く集めて楽しみたい
- お店屋さんごっこが好きな子に読ませたい
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同じシリーズの人気作を楽しむならどんぐりむらのどんぐりえん
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目的・ねらい


絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。
- お客さんを思う工夫や優しさに気付く
- 細部まで描き込まれた絵をじっくり楽しむ
目的・ねらい1 お客さんを思う工夫や優しさに気付く
「誰かのために工夫する」という姿が、自然に伝わる!
帽子屋さんがそれぞれのお客さんに合った帽子を考える姿を通して、相手のことを思って工夫するという行為の温かさが自然と伝わります。押し付けがましい説教ではなく、物語として体験できるのがこの絵本の魅力です。
「相手を思う」という行動は、子どもたちの友だち関係にもつながる大切な感覚です。お店屋さんごっこなどの遊びにも発展させやすいテーマです。
目的・ねらい2 細部まで描き込まれた絵をじっくり楽しむ
何度見ても新しい発見がある、丁寧な絵の世界!
この絵本は、どんぐりの町の隅々まで細かく描き込まれているのが大きな特徴です。物語を追うだけでなく、絵そのものをじっくり眺める楽しみ方もできます。
「あそこに何があるかな」と絵を探す楽しさは、観察力や集中力を育てる良い機会になります。同じページを何度も見返す子も多い、奥深い一冊です。
チェックポイント


現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。
| 年齢 | 2〜3歳児 |
| 季節 | 秋(9〜11月) |
| 行事 | どんぐり拾いに |
対象年齢
お店屋さんごっこに親しみを持つ2〜3歳児が読みごろです。
お店やお客さんという設定に親しみやすいのは2歳ごろから。4〜5歳児になると、細部の描写や工夫の意味もより深く理解できるようになります。
シリーズを揃えて、順番に読み進めるのも楽しい活用法です。
時期・季節・行事
どんぐりの季節、秋(9〜11月)に読みたい一冊です。
どんぐり拾いの季節に読むことで、絵本の世界と実際の秋の自然物への興味が結びつきます。拾ったどんぐりで制作活動につなげるのもおすすめです。
お店屋さんごっこの導入として、季節を問わず活用することもできます。
読み聞かせのポイント


「どんぐりむらのぼうしやさん」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。
- 絵をじっくり見せる時間を、たっぷり取る
- 帽子屋さんの工夫の場面は、丁寧にゆっくり読む
ポイント1 絵をじっくり見せる時間を、たっぷり取る
細部まで描かれた絵こそ、この絵本の醍醐味!
この絵本は絵の細部にたくさんの魅力が詰まっています。文章を読み終えても急いでページをめくらず、子どもが絵を見つける時間を作ってあげましょう。
「これは何かな」と一緒に絵を探す会話も楽しい時間になります。
ポイント2 帽子屋さんの工夫の場面は、丁寧にゆっくり
工夫の過程を、じっくり味わう!
帽子屋さんがお客さんのために考える場面は、丁寧にゆっくりと読み進めましょう。急いでしまうと、工夫の温かみが伝わりにくくなってしまいます。
「どんな帽子ができるかな」と一緒に予想しながら読むのもおすすめです。


まとめ・Ryuの感想


丁寧な世界観と優しさが詰まった、シリーズ第一作にふさわしい完成度です。
「どんぐりむらのぼうしやさん」は、読み聞かせをすると子どもたちが絵の細部に夢中になる一冊です。「あそこに何がある?」と会話が弾む、絵を見る楽しさに満ちた作品です。
なかやみわさんの丁寧な世界観は、10冊以上続く人気シリーズとして愛され続けているのも納得です。お客さんを思う帽子屋さんの姿は、シンプルながら心温まるメッセージを届けてくれます。
相手を思う優しさ・絵を眺める楽しさ・シリーズとしての奥深さと、長く楽しめるものが詰まった一冊。どんぐりの季節に、ぜひシリーズとして揃えたい一冊です。



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