【2,3歳児おすすめ絵本】やさい【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】
Ryu「やさい」は私が”野菜が畑で育つ本来の姿を知って欲しい“”食べ物が育ったものだと実感して欲しい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。
- 野菜が畑で育つ本来の姿を知る
- 食べ物が「作られたもの」ではなく「育ったもの」だと実感する
作品紹介
| 作 | 平山和子 |
| 絵 | 平山和子 |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 発行日 | 1982/6 |
| 値段 | ¥990(税込) |
| 大きさ・ページ数 | 21.5×20.5cm /24P |
「やさい」はこんな絵本!
「やさい」ってどんな内容の絵本?
そんな疑問にお答えするために「やさい」を簡単にまとめてみました。
- 食卓に並ぶ野菜が、畑ではどんな姿で育っているかを描いた写実的な絵本
- 『くだもの』でも知られる平山和子さんの、本物と見まがう美しい絵
- 大根、にんじん、きゅうりなど身近な野菜の育ち方が分かる食育絵本
まるわかりQ&A
内容・構成


食卓の野菜が、畑ではどんな姿をしているのかを写実的に描いた絵本!
「やさい」は物語ではなく、食卓に並ぶ野菜が畑でどんな姿で育っているのかを、写実的な絵で見せていく絵本です。土の中でぐんぐん育つ大根やにんじん、つるを伸ばして実をつけるきゅうり。切った状態しか知らなかった野菜に、本来の姿があることが伝わります。
平山和子さんならではの本物と見まがうほどの写実的な絵は、野菜のみずみずしさや質感まで伝えてくれます。土の香りまで感じられそうな描写に、大人も思わず見入ってしまいます。
作者は平山和子さん。『くだもの』『おにぎり』など食べ物をテーマにした絵本で知られる絵本作家が、野菜の本来の姿をありのままに伝える一冊です。


こんな方におすすめ


以下の項目に当てはまる方に「やさい」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。
- 野菜が畑で育つ本来の姿を伝えたい
- 写実的で美しい絵の絵本を探している
- 栽培活動や野菜収穫の前後に読みたい
絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!
「やさい」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!


クイズ感覚で楽しみたいならやさいのおなか
「やさい」が畑での姿を伝える一冊なら、こちらは断面のクイズで野菜に親しむ一冊。ゲーム感覚で野菜と触れ合いたい方におすすめです。


同じ作者の果物版を楽しむならくだもの
平山和子さんによる、同じく写実的に描かれた果物の絵本。野菜だけでなく、果物への興味も広げたい方におすすめです。
目的・ねらい


絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。
- 野菜が畑で育つ本来の姿を知り、興味を持つ
- 食べ物が「作られたもの」でなく「育ったもの」だと実感する
目的・ねらい1 野菜が畑で育つ本来の姿を知り、興味を持つ
「切った状態」しか知らなかった野菜に、驚きの発見が!
スーパーで切られた状態でしか野菜を見たことがない子は、「にんじんが土の中にある」「きゅうりがつるになっている」ことに驚くことがあります。この絵本は、そんな野菜本来の姿を丁寧に見せてくれます。
「へえ、こうやって育つんだ」という発見が、野菜への興味の入り口になります。知識として知ることで、食卓の野菜への見方も少しずつ変わっていきます。
目的・ねらい2 食べ物が「育ったもの」だと実感する
食べ物の背景にある「育つ過程」を感じる!
食べ物が土や太陽の恵みを受けて「育ったもの」であるという感覚は、食への感謝や興味の土台になります。この絵本は、そうした感覚を難しい説明なしに、絵の力だけで伝えてくれます。
園や家庭での野菜栽培活動と組み合わせると、「自分たちが育てているものと同じだ」という実感がより深まります。収穫の前後に読むと効果的です。
チェックポイント


現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。
| 年齢 | 2〜3歳児 |
| 季節 | 一年中 |
| 行事 | 栽培・収穫活動に |
対象年齢
シンプルな構成なので、2〜3歳ごろから楽しめます。
写実的な絵をじっくり見る楽しさは、絵をよく見られるようになる2歳ごろから味わえます。5歳児になると、「畑ではこう育つんだ」という知識としてもしっかり理解できるようになります。
栽培活動をしている園では、実際の野菜と絵本を照らし合わせて楽しむこともできます。
時期・季節・行事
季節を問わず一年中楽しめます。栽培・収穫活動の前後に特におすすめです。
特定の季節や行事に縛られない一冊ですが、園での野菜栽培や収穫体験と組み合わせると、より深い学びにつながります。
スーパーで野菜を選ぶ買い物のお手伝いの前後に読むのもおすすめです。
読み聞かせのポイント


「やさい」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。
- 絵をじっくり見せる時間を大切にする
- 「土の中にあるんだね」と、実感を込めて読む
ポイント1 絵をじっくり見せる時間を大切にする
写実的な絵だからこそ、じっくり味わう!
この絵本は、絵そのものの美しさが最大の魅力です。文章を読み終えたらすぐめくらず、子どもが絵をじっくり見られる時間を作ってあげましょう。
「葉っぱの形、面白いね」「色がきれいだね」と、絵の細部に注目させる声かけもおすすめです。
ポイント2 「土の中にあるんだね」と、実感を込めて読む
驚きの発見を、言葉でも共有する!
「にんじんは土の中で育つんだね」というように、発見を言葉にして共有することで、子どもの理解がより深まります。
実際に土や畑を見る機会があれば、絵本の内容と結びつけて話してみるのもおすすめです。


まとめ・Ryuの感想


野菜本来の姿を、写実的な絵で丁寧に伝えてくれる名作です。
「やさい」は、シンプルながら子どもの「知りたい」という気持ちに応えてくれる絵本です。土の中で育つ野菜の姿は、大人が見ても新鮮な発見があります。
平山和子さんの本物と見まがう写実的な絵は、この絵本の一番の魅力。『くだもの』や『おにぎり』など、食べ物をテーマにした他の作品と合わせて読むと、食への興味がさらに広がります。
野菜への興味・育つことへの実感・写実的な絵の美しさと、食育の入り口にぴったりのものが詰まった一冊。栽培活動をしている園やご家庭に、ぜひおすすめしたい定番絵本です。



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