【4,5歳児おすすめ絵本】おいものもーさん【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】
Ryu「おいものもーさん」は私が”想像を超える展開のユーモアを楽しんで欲しい“”個性的なキャラクターに親しんで欲しい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。
- 想像を超える展開のユーモアを楽しむ
- 個性的なキャラクターや方言の響きに親しむ
作品紹介
| 作 | 岡田よしたか |
| 絵 | 岡田よしたか |
| 出版社 | ブロンズ新社(岡田よしたかのたべもの絵本) |
| 発行日 | 2021/11/5 |
| 値段 | ¥1,078(税込) |
| 大きさ・ページ数 | 17.5×22cm/28P |
「おいものもーさん」はこんな絵本!
「おいものもーさん」ってどんな内容の絵本?
そんな疑問にお答えするために「おいものもーさん」を簡単にまとめてみました。
- 本好きなさつまいも「もーさん」が、タコに連れ出され想像を超える展開に巻き込まれる絵本
- 累計30万部突破の「岡田よしたかのたべもの絵本シリーズ」第6弾
- 関西弁で繰り広げられる荒唐無稽な会話が大きな魅力
まるわかりQ&A
あらすじ・ストーリー・内容


読書家のさつまいも「もーさん」が巻き込まれる、まさかの大展開!
畑から出てきたおいも、その名は「もーさん」。「おうちがほしいな」と言って、良さそうなお家に住まわせてもらうことにします。ひとりで本を読むのが大好きなもーさんが、家にこもって寝ても覚めても読書づけの毎日を送っていると——トントンと誰かが戸を叩く音が。やってきたのはタコでした。
しぶしぶ外へ出かけたもーさんは、そこで出会ったほしがきやかぼちゃからのユニークなお誘いにも「いまはやめときます」と、慎重にお断り。でも、ついにたき火にとびこむこととなり……!?想像を超える展開に、大笑い間違いなしです。
作者は岡田よしたかさん。累計30万部を突破する「たべもの絵本」シリーズ第6弾として、関西弁で繰り広げられる奇想天外なストーリーが子どもから大人まで幅広く支持されています。


こんな方におすすめ


以下の項目に当てはまる方に「おいものもーさん」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。
- 予想もつかない展開のユーモア絵本を楽しみたい
- 方言や個性的なキャラクターの掛け合いを楽しみたい
- 秋の味覚が次々と登場する絵本がほしい
絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!
「おいものもーさん」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!


もっとにぎやかな焼き芋の世界を楽しむならやきいもするぞ
動物たちの焼き芋パーティが笑える一冊。「おいも!」よりにぎやかで、おならなど笑える要素を楽しみたい方におすすめです。


愉快でほくほくする焼き芋絵本ならばばばあちゃんのやきいもたいかい
落ち葉集めから焼き芋大会に発展する痛快なシリーズ。関西弁のユニークさより、王道の焼き芋の楽しさを味わいたい方におすすめです。
目的・ねらい


絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。
- 想像を超える展開のユーモアを、思いきり楽しむ
- 個性的なキャラクターや方言の響きに親しむ
目的・ねらい1 想像を超える展開のユーモアを、思いきり楽しむ
「え、そうなるの!?」という驚きが、最高の笑いになる!
この絵本の最大の魅力は、読み手の予想を軽やかに裏切っていく展開です。「たき火にとびこむこととなり」という結末まで、子どもたちは「まさか!」と驚きながら物語を追いかけます。
論理的な説明を求めず、「そういうものだ」と受け入れて楽しむナンセンスな笑いは、子どもたちの柔軟な発想力や、既成概念にとらわれない自由な発想を育んでくれます。
目的・ねらい2 個性的なキャラクターや方言の響きに親しむ
関西弁のリズムが、この絵本ならではの味わいを生む!
タコやほしがき、かぼちゃなど、個性豊かなキャラクターが関西弁で繰り広げる会話は、標準語とはまた違ったリズムと温かみを持っています。方言に触れる経験は、言葉の多様性を感じる貴重な機会にもなります。
読書家という個性的な設定のもーさんにも親しみを持つことで、「自分と違うタイプの人」を面白がる視点も自然と育まれます。
チェックポイント


現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。
| 年齢 | 4〜5歳児 |
| 季節 | 秋(9〜11月) |
| 行事 | 芋掘り・焼き芋 |
対象年齢
ナンセンスな笑いのツボが分かる4〜5歳児が読みごろです。
「なぜこうなるの?」を気にせず、展開そのものを面白がれるようになる4歳ごろから、この絵本の魅力を存分に楽しめます。関西弁のセリフも、耳慣れてくるとより一層楽しく感じられます。
大人が読んでも思わず笑ってしまう完成度の高さなので、親子で一緒に楽しめる一冊です。
時期・季節・行事
芋掘り・焼き芋の季節、秋に読みたい一冊です。
秋の味覚(ほしがき、かぼちゃ、たき火)が次々に登場するので、秋の季節感を楽しみながら読めます。芋掘りや焼き芋のシーズンにぴったりです。
普段と違う笑える絵本を読みたいときにも、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
読み聞かせのポイント


「おいものもーさん」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。
- 関西弁の会話は、できる範囲で雰囲気を出して読む
- 予想外の展開は、テンポを崩さずさらりと読む
ポイント1 関西弁の会話は、雰囲気を出して読む
完璧じゃなくていい、楽しむ気持ちが大切!
タコの関西弁のセリフは、無理に完璧なイントネーションを目指さなくても、雰囲気を出して読めば十分楽しめます。読み手自身が楽しみながら読むことが一番大切です。
関西弁に不慣れな場合は、標準語で読んでも物語の面白さは十分伝わります。
ポイント2 予想外の展開は、テンポを崩さずさらりと
説明せず、そのまま受け止めるのがコツ!
「たき火にとびこむこととなり」といった展開は、深く説明せず、テンポよくさらりと読み進めるのがおすすめです。理由を求めすぎず、ナンセンスな面白さをそのまま楽しみましょう。
読み終えたあと、「もーさん、どうなったと思う?」と自由に感想を話し合うのも楽しいですよ。


まとめ・Ryuの感想


予測不能な笑いで、子どもも大人も引き込まれる異色の芋絵本です。
「おいものもーさん」は、読み聞かせをすると「え、なんで!?」という声が自然と出てくる、とてもユニークな一冊です。予想を裏切る展開の連続に、子どもたちはすっかり引き込まれます。
関西弁の軽妙な会話と、味わい深い岡田よしたかさんの絵が織りなす世界は、他のどの芋絵本とも違う独特の魅力があります。「たべもの絵本」シリーズは累計30万部を突破する人気シリーズなので、気に入ったら他の巻もぜひチェックしてみてください。
ナンセンスな笑い・方言の響き・個性的なキャラクターと、他にはない魅力が詰まった一冊。ひと味違う芋絵本を探している方に、自信を持っておすすめできる作品です。



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