【3,4歳児おすすめ絵本】いもほりバス【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】
Ryu「いもほりバス」は私が”みんなで触れ合う楽しさを感じて欲しい“”ダイナミックな展開にワクワクして欲しい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。
- みんなと触れ合う楽しさを感じる
- ダイナミックな展開にワクワクし、想像力を働かせる
作品紹介
| 作 | 藤本ともひこ |
| 絵 | 藤本ともひこ |
| 出版社 | 鈴木出版(いただきバスシリーズ) |
| 発行日 | 2009/9 |
| 値段 | ¥1,540(税込) |
| 大きさ・ページ数 | 26×22cm /28P |
「いもほりバス」はこんな絵本!
「いもほりバス」ってどんな内容の絵本?
そんな疑問にお答えするために「いもほりバス」を簡単にまとめてみました。
- ねずみくんたちがバスに乗って、みんなで芋掘りに出かける「いただきバス」シリーズ
- バスをつんつんすると鼻からドリルが出てくる、思いがけないハプニングの連続
- 掘ったおいもが火山に飛び込むという、ありえないダイナミックな展開
まるわかりQ&A
あらすじ・ストーリー・内容


「つんつん」のふれあいから始まる、まさかの芋掘り大冒険!
ねずみくんたちが、バスに乗ってみんなで芋掘りに出かけます。この絵本のテーマのひとつは「ふれあい」。友だちや親子で「つんつん」しあうと、くすぐったくなってきますよね。バスも「つんつん」されてくすぐったくなると——なんと鼻のあたりからドリルが出てきます!
そのドリルでぐんぐん土を掘り進めると、切れないようにつるを引っ張って引っ張って、やっと大きなおいもが出てきます。掘るまではどんなおいもか分かりません。この期待感がたまりません。そして後半、なんと掘ったおいもが飛んでいって、火山の中に入るシーンまで登場する、ぶっ飛んだナンセンスな展開が待っています。
作者は藤本ともひこさん。おはなし会でも人気の「いただきバス」シリーズの一冊として、思いがけないハプニングとダイナミックな展開で、終始わくわくさせてくれる作品です。


こんな方におすすめ


以下の項目に当てはまる方に「いもほりバス」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。
- ダイナミックでありえない展開の絵本を楽しみたい
- 親子・友達との「つんつん」ふれあいを楽しみたい
- バスや乗り物が好きな子に読み聞かせたい
絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!
「いもほりバス」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!


言葉遊びのユーモアを楽しむならへんしんやきいも
だじゃれとおならの音が楽しい一冊。「いもほりバス」のダイナミックな展開より、言葉のリズムで笑いたい方におすすめです。


仲間との冒険ストーリーを楽しむならモリくんのおいもカー
仲間たちと冒険する楽しいストーリーが魅力の一冊。ナンセンスな展開より、物語性のある冒険を楽しみたい方におすすめです。
目的・ねらい


絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。
- 「つんつん」のふれあいを通して、触れ合う楽しさを感じる
- ダイナミックな展開に、想像力を思いきり働かせる
目的・ねらい1 「つんつん」のふれあいを通して、触れ合う楽しさを感じる
くすぐったさが、そのままバスの変身につながる面白さ!
「つんつん」というふれあいの動作は、友だちや親子のスキンシップの象徴として描かれています。くすぐったくなったバスがドリルを出す、というユーモラスな展開を通して、触れ合うことの楽しさが自然と伝わります。
実際の読み聞かせでも、「つんつん」の場面で親子や友達同士でふれあってみると、絵本の楽しさがそのまま実体験につながります。
目的・ねらい2 ダイナミックな展開に、想像力を思いきり働かせる
おいもが火山に飛び込む——現実にはありえない発想の飛躍!
この絵本の展開は、現実の芋掘りの枠を大きく飛び越えていきます。バスの鼻からドリルが出たり、おいもが火山に飛び込んだり——予測不能な展開が、子どもたちの想像力を大きく刺激します。
「現実ではありえないけど、絵本の中だからこそ楽しめる」という自由な発想の飛躍は、子どもの創造力や柔軟な思考を育む上で貴重な体験です。
チェックポイント


現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。
| 年齢 | 3〜4歳児 |
| 季節 | 秋(9〜11月) |
| 行事 | 芋掘り |
対象年齢
ナンセンスな展開を楽しめる3〜4歳児が読みごろです。
現実にはありえない突飛な展開を「面白い!」と楽しめるようになるのは3歳ごろから。バスや乗り物への興味が強い年齢とも重なるため、より一層楽しめます。
5歳児になっても、テンポの良い展開とありえない発想の面白さをしっかり味わえます。
時期・季節・行事
芋掘りの季節、秋に読みたい一冊です。
芋掘りをテーマにした絵本ですが、内容自体は現実離れしているため、季節を問わず楽しめる側面もあります。芋掘り遠足の前の楽しい導入として活用するのがおすすめです。
バスに関する活動や乗り物遊びの導入としても活用できます。
読み聞かせのポイント


「いもほりバス」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。
- 「つんつん」は、実際に子どもをくすぐりながら読む
- ダイナミックな展開は、テンポよく勢いを大切に読む
ポイント1 「つんつん」は、実際にくすぐりながら読む
絵本の中の動作を、実際の体験にする!
「つんつん」の場面では、実際に子どもの体を軽くつんつんしてあげると、絵本の世界がぐっと身近になります。子どもたちも「きゃー」と笑いながら楽しんでくれます。
複数人で読み聞かせをする場合は、お互いに「つんつん」しあうのも盛り上がりますよ。
ポイント2 ダイナミックな展開は、テンポよく勢いを大切に
スピード感が、ナンセンスな面白さを引き立てる!
おいもが火山に飛び込む場面などは、テンポよく、勢いのある声で読むと、この絵本ならではのダイナミックな楽しさが伝わります。
あまり深く説明せず、展開そのものを楽しむ気持ちで読み進めるのがおすすめです。


まとめ・Ryuの感想


予測不能な展開に、子どもも大人も引き込まれるナンセンス芋掘り絵本です。
「いもほりバス」は、読み聞かせをすると「次はどうなるの?」と子どもたちの目が輝く一冊です。「つんつん」でドリルが出る発想からして、大人も思わずクスッとしてしまいます。
現実の枠を軽やかに飛び越える発想は、藤本ともひこさんならではの持ち味。「いただきバス」シリーズは他の巻もユニークな展開が楽しめるので、気に入ったらぜひシリーズで揃えてみてください。
ふれあいの楽しさ・想像力・ダイナミックな展開と、子どもをワクワクさせるものが詰まった一冊。芋掘りシーズンに、ひと味違った芋掘り絵本を読みたい方にぜひおすすめです。



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