【2,3歳児おすすめ絵本】おいも!【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】
Ryu「おいも!」は私が”言葉のリズムを声に出して楽しんで欲しい“”おいもがおいしそうに見える感覚を味わって欲しい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。
- 言葉のリズムを声に出して楽しむ
- おいもへの食欲や親しみを感じる
作品紹介
| 文 | 石津ちひろ |
| 絵 | 村上康成 |
| 出版社 | 小峰書店(にじいろえほん) |
| 発行日 | ※要確認 |
| 値段 | ¥1,540(税込) |
| 大きさ・ページ数 | 27×22cm ※要確認/24P ※要確認 |
「おいも!」はこんな絵本!
「おいも!」ってどんな内容の絵本?
そんな疑問にお答えするために「おいも!」を簡単にまとめてみました。
- おじいちゃんとタロと芋掘りに行き、焼き芋になるまでを描くシンプルな絵本
- 石津ちひろ×村上康成「おいしい春夏秋冬」シリーズの一冊
- 読み聞かせにぴったりの、めくるのが楽しくなるオノマトペ豊かな一冊
まるわかりQ&A
あらすじ・ストーリー・内容


「おいも〜、おいも〜」のリズムに乗って、秋の味覚をたっぷり味わう絵本!
男の子と女の子が、おじいちゃんと愛犬タロと一緒に、おじいちゃんの畑へさつまいも掘りに出かけます。「おいも〜、おいも〜、さつまいもー」と歌うように言葉を重ねながら、土の中からおいもを掘り出していきます。
掘ったおいもは、やがてあつあつの焼き芋に。「あつあつのやきいも食べたら、どうなっちゃう?」——めくるたびに楽しさが広がる構成で、読み聞かせにぴったりの一冊です。
文は石津ちひろさん、絵は村上康成さん。「にじいろえほん」シリーズ、石津ちひろ×村上康成「おいしい春夏秋冬」シリーズの一冊として、季節の味覚をリズミカルな言葉で味わえる作品です。


こんな方におすすめ


以下の項目に当てはまる方に「おいも!」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。
- 言葉のリズムを声に出して楽しみたい
- 芋掘りから焼き芋までの流れをシンプルに伝えたい
- 祖父母との関わりが感じられる絵本を探している
絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!
「おいも!」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!


もっとにぎやかな焼き芋の世界を楽しむならやきいもするぞ
動物たちの焼き芋パーティが笑える一冊。「おいも!」よりにぎやかで、おならなど笑える要素を楽しみたい方におすすめです。


掘る場面をもっと楽しみたいならおいもほり
シンプルで面白い展開が楽しめる一冊。焼き芋よりも「掘る」プロセスをじっくり味わいたい方におすすめです。
目的・ねらい


絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。
- 言葉のリズムを声に出し、心地よさを味わう
- おいもや焼き芋への食欲・親しみを育む
目的・ねらい1 言葉のリズムを声に出し、心地よさを味わう
「おいも〜、おいも〜」——歌うような響きが心地よい!
石津ちひろさんならではのリズミカルな言葉の連なりは、意味を理解する前から音の心地よさとして子どもに届きます。「おいも〜、おいも〜、さつまいもー」と繰り返すうちに、自然と一緒に声を出したくなる子も多いです。
言葉を音として楽しむ体験は、言語感覚やリズム感を育てる大切な土台になります。声に出して読む楽しさを、親子で存分に味わってほしい一冊です。
目的・ねらい2 おいもや焼き芋への食欲・親しみを育む
村上康成さんの絵が、おいもを本当に美味しそうに見せてくれる!
掘りたてのおいもから、湯気の立つ焼き芋まで、村上康成さんの生き生きとした絵が食欲をそそります。「食べたくなっちゃう」という感覚そのものが、この絵本の大きな魅力です。
絵本を通して食べ物への興味や食欲が引き出されるのは、食育の観点からも嬉しい効果です。読み聞かせのあとに実際のさつまいもを用意しておくと、より満足度の高い時間になりますよ。
チェックポイント


現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。
| 年齢 | 2〜3歳児 |
| 季節 | 秋(9〜11月) |
| 行事 | 芋掘り・焼き芋 |
対象年齢
シンプルな展開なので、2〜3歳ごろから楽しめます。
リズミカルな言葉の繰り返しは、1歳代でも音として楽しめますが、芋掘りから焼き芋までの流れをストーリーとして理解できるのは2〜3歳ごろからです。
4歳以降のお子さんでも、シリーズの他の巻(すいか・おもち等)と読み比べる楽しみ方ができます。
時期・季節・行事
芋掘り・焼き芋の季節、秋に読みたい一冊です。
芋掘り遠足や焼き芋会の前後に読むと、実際の体験と絵本のリズムが結びつきやすくなります。おじいちゃんとの関わりも描かれているので、敬老の日の前後に読むのもおすすめです。
おやつの時間に合わせて読んで、食欲を引き出すのも効果的です。
読み聞かせのポイント


「おいも!」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。
- 「おいも〜」の部分は、歌うようなメロディーで読む
- 焼き芋の場面は、湯気や香りを想像させる声で読む
ポイント1 「おいも〜」の部分は、歌うようなメロディーで
リズムに乗せることで、楽しさが何倍にもなる!
「おいも〜、おいも〜、さつまいもー」の部分は、少し歌うようなメロディーをつけて読むと、より一層楽しい雰囲気になります。決まった正解はないので、自分なりのメロディーを見つけてみてください。
繰り返し読むうちに、子どもも一緒に節をつけて歌ってくれるようになりますよ。
ポイント2 焼き芋の場面は、湯気や香りを想像させる声で
「あつあつ」の言葉に、実感を込める!
焼き芋が出来上がる場面では、「あつあつ」「ほくほく」といった言葉に、本当に美味しそうな実感を込めて読みましょう。少しゆっくりめに読むと、湯気や香りまで感じられるような雰囲気が生まれます。
読み終えたあと、「食べたくなっちゃったね」と会話を広げるのもおすすめです。


まとめ・Ryuの感想


言葉のリズムと美味しそうな絵で、秋を五感で味わえる一冊です。
「おいも!」は、読み聞かせをすると自然と声が弾んでくる、シンプルながら魅力たっぷりの絵本です。「おいも〜、おいも〜」というフレーズは、一度聞くと耳に残り、子どもたちも自然と口ずさむようになります。
石津ちひろさんの言葉のリズムと、村上康成さんの躍動感ある絵の組み合わせは、この絵本ならではの心地よさを生み出しています。「おいしい春夏秋冬」シリーズは他の季節の巻もあるので、気に入ったら年間を通して読み比べてみてください。
言葉のリズム・食への興味・秋の味覚と、シンプルながら多くのものが詰まった一冊。芋掘りシーズンの読み聞かせに、ぜひ加えてほしい一冊です。



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