【2,3歳児おすすめ絵本】ねずみのいもほり【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】
Ryu「ねずみのいもほり」は私が”芋掘りの楽しさへの期待を高めて欲しい“”工夫して困難を乗り越える面白さを感じて欲しい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。
- 芋掘りの楽しさへの期待を高める
- 工夫して困難を乗り越える面白さを感じる
作品紹介
| 作 | 山下明生 |
| 絵 | いわむらかずお |
| 出版社 | ひさかたチャイルド |
| 発行日 | 1990年 ※要確認 |
| 値段 | ¥1,100(税込) |
| 大きさ・ページ数 | 22×19cm/40P |
「ねずみのいもほり」はこんな絵本!
「ねずみのいもほり」ってどんな内容の絵本?
そんな疑問にお答えするために「ねずみのいもほり」を簡単にまとめてみました。
- 7つごのねずみたちが、お父さんと一緒に芋掘り大会に挑む人気シリーズ
- お父さん手作りの万能スコップが大活躍する愉快な展開
- いわむらかずおさんの緻密であたたかい絵が魅力の「7つごねずみシリーズ」
まるわかりQ&A
あらすじ・ストーリー・内容


お父さん手作りの万能スコップで挑む、7つごねずみの芋掘り大会!
7つごのねずみたちは、お父さんと一緒にいも掘り大会に出かけます。一番大きなおいもを掘って一等賞を狙おうと、お父さんお手製の自慢のスコップで一生懸命に掘り始めます。
すると、ものすごく大きなおいもが掘れました。「ばんざーい、一等賞だあ!」と大喜びのねずみたち。ところが、この大きなおいも、どうやって家まで持って帰る?という新たな問題が待ち受けます。お父さんお手製のスコップは、ぴょんぴょん跳びもできれば、そりすべりもできる、電車ごっこもできる万能アイテム。今度はどんな工夫を見せてくれるでしょうか。
作者は山下明生さん、絵はいわむらかずおさん。「7つごねずみシリーズ」の一冊として、行きも帰りも楽しいお父さんと7つごちゃんたちのお話が、あたたかい絵とともに描かれます。


こんな方におすすめ


以下の項目に当てはまる方に「ねずみのいもほり」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。
- 芋掘り遠足への期待をふくらませたい
- お父さんの工夫や優しさが感じられる物語を読みたい
- いわむらかずおさんの緻密な絵を楽しみたい
絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!
「ねずみのいもほり」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!


「うんとこしょ」の掛け声を楽しむならおいもほり
シンプルで面白い展開が魅力の一冊。長めの物語より、テンポよく楽しめる芋掘り絵本を探している方におすすめです。


笑える展開の芋掘りを楽しむならさつまのおいも
おいもと子どもたちの綱引き対決が愉快なロングセラー。親子の物語よりユーモアを楽しみたい方におすすめです。
目的・ねらい


絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。
- 芋掘りの様子を具体的にイメージし、期待を高める
- 工夫やアイデアで困難を乗り越える面白さを知る
目的・ねらい1 芋掘りの様子を具体的にイメージし、期待を高める
絵本が、芋掘り遠足の”予告編”になる!
この絵本には、スコップで掘る様子や、大きなおいもが掘れる嬉しさが生き生きと描かれています。実際の芋掘りを体験する前に読むことで、「どんなおいもが出てくるかな」と見通しを持って当日を迎えられます。
ねずみたちの一等賞を目指す姿に自分を重ねることで、芋掘りそのものへの期待感がぐっと高まります。園の芋掘り遠足前の導入にぴったりの一冊です。
目的・ねらい2 工夫やアイデアで困難を乗り越える面白さを知る
「困った!」を、知恵と工夫で解決するお父さんの姿!
大きなおいもをどう持ち帰るか——という困りごとに対して、お父さんの万能スコップが次々とアイデアで応えていきます。この展開は、「困ったときは工夫すればいい」という前向きな姿勢を、楽しい形で伝えてくれます。
問題を解決する過程そのものを楽しむ視点は、子どもたちの柔軟な発想力を育てるきっかけにもなります。お父さんの頼もしさと優しさも、あわせて感じられる一冊です。
チェックポイント


現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。
| 年齢 | 2〜3歳児 |
| 季節 | 秋(9〜11月) |
| 行事 | 芋掘り |
対象年齢
親子のやり取りに共感しやすい2〜3歳児が読みごろです。
お父さんとの関わりや、頑張って掘る様子に共感しやすいのは2〜3歳ごろです。7つごという設定も、きょうだいの多さを面白がりながら楽しめます。
4歳以降でも、スコップの工夫が次々と展開するストーリーをしっかり楽しめます。
時期・季節・行事
芋掘りの季節、秋に読みたい一冊です。
園や家庭での芋掘り体験の前に読むことで、当日への期待がぐっと高まります。掘ったおいもをどう持ち帰るか、実際の場面で会話するきっかけにもなります。
父の日など、お父さんの頑張りをテーマにした活動と合わせて読むのもおすすめです。
読み聞かせのポイント


「ねずみのいもほり」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。
- 掘る場面は、力を込めた声で盛り上げる
- スコップの工夫が出てくるたびに、驚きを込めて読む
ポイント1 掘る場面は、力を込めた声で盛り上げる
「よいしょ」の掛け声で、一体感を作る!
ねずみたちがスコップでおいもを掘る場面は、力を込めた声で臨場感を演出しましょう。「よいしょ、よいしょ!」の掛け声を、子どもと一緒に言うのもおすすめです。
大きなおいもが掘れた瞬間は、達成感を込めて明るく読むと盛り上がります。
ポイント2 スコップの工夫は、驚きを込めて読む
次々出てくるアイデアを、一緒に楽しむ!
お父さんのスコップが、跳びはねたり、そりになったり、電車になったりする場面は、「わあ、すごい!」と驚きを込めて読みましょう。
「次はどんな使い方をするかな?」と問いかけながら読むと、子どもたちの想像力も一緒に広がります。


まとめ・Ryuの感想


お父さんの工夫と愛情が光る、愉快で心温まる芋掘り絵本です。
「ねずみのいもほり」は、7つごねずみたちの元気な姿と、お父さんの頼もしい工夫が魅力の一冊です。芋掘りの楽しさだけでなく、家族で協力して困難を乗り越える温かさも感じられます。
いわむらかずおさんの緻密であたたかい絵は、ねずみたちの表情や動きを生き生きと描き出し、何度読んでも新しい発見があります。「7つごねずみシリーズ」は他の巻も季節ごとの楽しみが詰まっているので、気に入ったらぜひシリーズで揃えてみてください。
芋掘りへの期待・工夫する楽しさ・家族の温かさと、秋にぴったりのものが詰まった一冊。芋掘り遠足の前に、ぜひ読み聞かせてほしい定番シリーズです。



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