【おばけの世界をのぞき見できる】おばけパーティ【現役保育士がレビュー】

【2,3歳児おすすめ絵本】おばけパーティ【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】

Ryu

「おばけパーティ」は私が”おばけの世界に親しみを持って欲しい“”ハロウィンパーティーの雰囲気を知って欲しい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。

「おばけパーティ」を通じて目指す子どもの姿
  • おばけの世界に親しみを持つ
  • ハロウィンパーティーの雰囲気を知り、期待感を持つ

目次

作品紹介 

作ジャック・デュケノワ
訳大澤晶
出版社ほるぷ出版
発行日1995年
値段¥1,540(税込)
大きさ・ページ数17×22cm/48P

「おばけパーティ」はこんな絵本!

「おばけパーティ」ってどんな内容の絵本?

 そんな疑問にお答えするために「おばけパーティ」を簡単にまとめてみました。

  1. おばけのアンリが友だちを晩さん会に招待する、フランス生まれの人気シリーズ
  2. 食べ物によって体の色が変わっていくユーモラスな仕掛け
  3. 1995年ペアレンツ・チョイス賞受賞。世界10カ国余りで翻訳されるロングセラー

まるわかりQ&A

「おばけパーティ」を一言で表すと?

食べる度に色が変わる、おばけの晩さん会をのぞき見できる絵本!

子どもの反応は?

おばけの体が食べ物の色に変わるたびに「わあ!」と声をあげ、次は何色になるかを楽しみにする子が多いです。

ずばり何歳向け?

強いて言うなら2〜3歳児!(小さなお子さんでも安心して楽しめる可愛らしいおばけです)

どんな人は買い?

おばけの世界をおしゃれで可愛らしく描いた絵本を探している人!

あらすじ・ストーリー・内容

Story

食べる度に色が変わる、おばけたちの愉快な晩さん会!

古いお城の大広間。今日はおばけのアンリが友だちみんなを晩さん会にご招待しました。アンリはまだキッチンで大忙し。「そろそろ飲み物を運ぶよ、いいかーい?」「はーい!」——飲み物を飲むと、おばけたちの体はその飲み物の色に染まっていきます。

次はどんなごちそうが出るのかな?あつあつのかぼちゃのスープを飲めばかぼちゃ色に、サーモンを食べればサーモン色に。おばけって、お料理を食べたらどうなるの?という素朴な疑問に、ユーモラスに答えてくれる構成です。「今夜の特別メニュー」を食べると体が透明になってしまう、という不思議な展開も待っています。

作者はフランスの絵本作家ジャック・デュケノワさん。「なかよしおばけシリーズ」の一冊で、1995年にペアレンツ・チョイス賞を受賞し、世界10カ国余りで翻訳されているロングセラーです。

こんな方におすすめ

Recommend

以下の項目に当てはまる方に「おばけパーティ」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。

  1. おしゃれで可愛らしいおばけの世界を楽しみたい
  2. ハロウィンパーティーの雰囲気を先取りして楽しみたい
  3. 世界中で愛されるロングセラー絵本を探している

絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!

「おばけパーティ」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!

おばけたちが協力するストーリーを楽しむならおおきなかぼちゃ
「おばけパーティ」がおばけたちの晩さん会をのぞき見る一冊なら、こちらはおばけたちが力を合わせて大きなかぼちゃを抜くストーリー絵本。物語性を楽しみたい方におすすめです。

子どもが主役の温かいハロウィンを味わうならペネロペのたのしいハロウィン
友だちや家族とハロウィンを楽しむ優しいストーリー。おばけ目線ではなく子ども目線のハロウィンを楽しみたい方におすすめです。

目的・ねらい

Purpose

絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。

  1. おばけの世界に親しみを持ち、怖さより楽しさを感じる
  2. パーティーというハロウィンの楽しい一面を知る

目的・ねらい1 おばけの世界に親しみを持ち、怖さより楽しさを感じる

おしゃれで可愛らしいおばけが、怖さのイメージを変える!

この絵本のおばけたちは、恐ろしい存在ではなく、おしゃれでちょっとコミカルな仲間たちとして描かれています。友だちを招待して晩さん会を開く姿は、まるで人間の子どもたちのパーティーのようです。

こうした親しみやすいおばけの姿に触れることで、おばけへの怖さが和らぎ、ハロウィンという行事そのものへの親しみにもつながります。色鮮やかで可愛らしい絵柄も、安心感を後押ししてくれます。

目的・ねらい2 パーティーというハロウィンの楽しい一面を知る

「みんなで集まって楽しむ」というハロウィンの魅力!

ハロウィンには「トリック オア トリート」だけでなく、友だちや仲間と集まってパーティーを楽しむという側面もあります。この絵本は、そんなハロウィンパーティーの雰囲気を、おばけたちの晩さん会を通して垣間見せてくれます。

「どんなごちそうが出るのかな」とワクワクしながら見る体験は、友だちと一緒に何かを楽しみにする気持ちを自然に育みます。園や家庭でハロウィンパーティーを計画する際のイメージ作りにも役立つ一冊です。

チェックポイント

Check-point

現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。

年齢2〜3歳児
季節秋(10月)
行事ハロウィン

対象年齢

可愛らしいおばけが登場するので、小さなお子さんでも安心して楽しめる2〜3歳児が読みごろです。

怖さの少ない優しい絵柄なので、おばけを怖がりやすい2〜3歳ごろの子でも安心して読めます。食べ物によって色が変わる仕掛けを楽しめるようになる年齢でもあります。

シリーズ化されているので、気に入ったら他の巻もあわせて楽しめます。

時期・季節・行事

ハロウィンシーズン、特に10月に読みたい一冊です。

おばけがテーマの絵本なので、ハロウィンが近づく10月に読むのがぴったりです。園や家庭でハロウィンパーティーの計画を立てるタイミングで読むと、雰囲気作りにも役立ちます。

誕生日パーティーなど、「みんなで集まって楽しむ」場面の前に読むのもおすすめです。

読み聞かせのポイント

Point-reading

「おばけパーティ」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。

  1. 色が変わる場面は、驚きを込めて楽しく読む
  2. 「次はどんなごちそう?」と一緒に予想しながら読む

ポイント1 色が変わる場面は、驚きを込めて楽しく読む

視覚的な楽しさを、言葉でも盛り上げる!

おばけたちの体が食べ物の色に変わる場面は、「わあ、〇〇色になった!」と驚きを込めて読みましょう。絵の変化と言葉の盛り上がりが合わさることで、子どもたちの驚きもより大きくなります。

「次は何色になるかな?」と問いかけながら読むと、より参加感が高まります。

ポイント2 「次はどんなごちそう?」と一緒に予想する

晩さん会の進行を、一緒にわくわく見守る!

この絵本は、次々と料理が運ばれてくる展開なので、「次はどんなごちそうが出るのかな?」と一緒に予想しながら読み進めると、子どもたちも物語に入り込みやすくなります。

特に「今夜の特別メニュー」の場面は、正体を当てっこしてみるのも盛り上がりますよ。

まとめ・Ryuの感想

おしゃれで愛らしいおばけの世界に、世代を超えて引き込まれる一冊です。

「おばけパーティ」は、シンプルながら食べる度に色が変わるという発想がとても魅力的な絵本です。子どもたちは「次はどんな色になるの?」とワクワクしながら、おばけたちの晩さん会を見守ります。

フランス生まれの洗練された絵柄は、日本の絵本とはひと味違う魅力があります。1995年にペアレンツ・チョイス賞を受賞し、世界10カ国以上で翻訳されているのも納得の完成度。ジャック・デュケノワさんの「なかよしおばけシリーズ」は他にも魅力的な作品が揃っているので、気に入ったらぜひシリーズで楽しんでみてください。

おばけへの親しみ・パーティーの楽しさ・海外絵本ならではの魅力と、ハロウィンシーズンにぴったりの一冊。おしゃれで可愛らしいハロウィン絵本を探している方に、ぜひおすすめしたい定番です。

Ryu

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