【2,3歳児おすすめ絵本】おばけだじょ【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】
Ryu「おばけだじょ」は私が”展開を予測しながら想像力を働かせて欲しい“”見た目だけで判断しない大切さに気付いて欲しい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。
- 展開を予測しながら想像力を働かせようとする
- 見た目だけで判断しない大切さに気付く
作品紹介
| 作 | tupera tupera |
| 絵 | tupera tupera |
| 出版社 | 学研プラス |
| 発行日 | 2015/7 |
| 値段 | ¥1,320(税込) |
| 大きさ・ページ数 | 26.4×19cm/24P |
「おばけだじょ」はこんな絵本!
「おばけだじょ」ってどんな内容の絵本?
そんな疑問にお答えするために「おばけだじょ」を簡単にまとめてみました。
- 「だあれ だあれ」とページをめくると、意外な正体が明らかになる仕掛け絵本
- 人気クリエイターユニットtupera tuperaによる、影絵のような独特な画風
- ちょっぴり怖くて、でも予想外の展開に笑ってしまう構成
まるわかりQ&A
あらすじ・ストーリー・内容


怖いおばけの正体は、まさかの展開!予測不能な仕掛け絵本!
「おばけだじょ」は物語ではなく、ページをめくるたびに現れる「おばけ」の正体を楽しむ仕掛け絵本です。「こわいじょ こわいじょ おばけだじょ!」「たべちゃうじょ」と、いきなり威嚇してくるおばけ。子どもたちはドキドキしながらページをめくります。
ところが——ページをめくると、実はおばけではなく◯◯◯だったことが判明!そしてそこにまた違う”おばけ”が現れて……という展開が繰り返されます。影絵のような光を感じる独特な画風で、予想を裏切る意外性がクセになる作品です。
作者は人気クリエイターユニットtupera tupera。『かおノート』や『やさいさん』などでも知られる二人が手がけた、家族みんなでドキドキ間違いなしのおばけ絵本です。


こんな方におすすめ


以下の項目に当てはまる方に「おばけだじょ」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。
- ちょっとドキドキする展開の絵本を親子で楽しみたい
- 見た目だけで判断しない大切さを伝えたい
- 個性的な画風の、大人も楽しめる絵本を探している
絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!
「おばけだじょ」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!


見た目より心を大切にする物語ならおばけくんのハロウィン
「おばけだじょ」が驚きの展開を楽しむ仕掛け絵本なら、こちらは見た目ではなく心を見てくれる友達との出会いを描いた物語。思いやりのテーマをじっくり味わいたい方におすすめです。


怖くないおばけといないいないばあを楽しむならおばけのばあ
おばけと大人とのやり取りを楽しめる一冊。ドキッとする展開より、安心できるやり取りを楽しみたい方におすすめです。
目的・ねらい


絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。
- 展開を予測しながら、想像力を働かせる楽しさを味わう
- 見た目の怖さと中身が違うことに気付き、判断の大切さを学ぶ
目的・ねらい1 展開を予測しながら、想像力を働かせる
「次は何が出てくる?」を考える楽しさ!
「おばけだじょ」のパターンが繰り返されるたびに、子どもたちは「次は何が出てくるかな」と予測しながらページをめくります。予想が当たっても外れても、そのプロセス自体が楽しい体験になります。
先を予測しながら聞く力は、物語を能動的に楽しむ想像力の土台になります。ドキドキしながらも、次第に展開のパターンをつかんで「分かった!」と得意げになる子も多い一冊です。
目的・ねらい2 見た目だけで判断しない大切さに気付く
「怖そう」と思っても、実はそうじゃないかもしれない!
威嚇するような「おばけだじょ」の登場から一転、ページをめくると意外な正体が明らかになるこの絵本の展開は、「見た目だけで怖がらなくてもいい」という気付きにそっとつながります。
直接的なメッセージとして伝えるのではなく、繰り返しの仕掛けを楽しむ中で自然と「中身を見てみないと分からない」という感覚が育っていく——そんな、押し付けがましくない絵本ならではの伝え方が魅力です。
チェックポイント


現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。
| 年齢 | 2〜3歳児 |
| 季節 | 秋(10月) |
| 行事 | ハロウィン |
対象年齢
展開を理解して楽しめる2〜3歳児が読みごろです。
「おばけだじょ」の繰り返しパターンを理解して先を予測できるようになる2歳ごろから、この絵本の面白さをしっかり味わえます。少し怖がりな子には、大人がそばで一緒に読んであげると安心です。
大型絵本版もあるため、園でのクラス活動での読み聞かせにも活用しやすい作品です。
時期・季節・行事
ハロウィンシーズン、特に10月に読みたい一冊です。
おばけがテーマの絵本なので、ハロウィンが近づく10月に読むのがぴったりです。少しドキドキする展開もあるので、ハロウィンの高揚感を演出したいときに活躍します。
ハロウィン以外の時期でも、驚きの仕掛けを楽しむ絵本として一年中活用できます。
読み聞かせのポイント


「おばけだじょ」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。
- 「おばけだじょ」は少し低い声で、ドキドキ感を演出する
- 正体が分かる場面は、明るいトーンに切り替える
ポイント1 「おばけだじょ」は少し低い声で演出する
緩急のある声で、期待感を高める!
「こわいじょ こわいじょ おばけだじょ!」の場面は、少し低めの声で、ゆっくりとドキドキ感を演出しながら読んでみましょう。怖がらせすぎない程度に、雰囲気を作るのがポイントです。
ページをめくる前に一呼吸置くと、子どもたちの「次はどうなるの?」という期待感がさらに高まります。
ポイント2 正体が分かる場面は、明るいトーンに切り替える
緊張から緩和へ、声のトーンで表現する!
おばけの正体が明らかになる瞬間は、声のトーンをぱっと明るく切り替えて読みましょう。緊張が緩和されるこの瞬間こそ、この絵本の一番の見せ場です。
「なんだ、〇〇だったんだね!」と一緒に笑うことで、怖さと楽しさが両方味わえる、この絵本ならではの体験ができますよ。


まとめ・Ryuの感想


ドキドキと笑いが同居する、tupera tuperaならではの発想が光る一冊です。
「おばけだじょ」は、読み聞かせをすると子どもたちが目を見開いてページをめくる瞬間を待つ、独特の緊張感がある絵本です。予想を裏切る展開に、毎回「なんだ〜!」という笑い声が起こります。
影絵のような独特な画風も、この絵本の大きな魅力。tupera tuperaならではの遊び心とセンスが詰まった作品で、大人が読んでも「面白い発想だな」と感心させられます。ハロウィンの時期だけでなく、繰り返し楽しめる懐の深さも人気の理由です。
想像力・見た目に惑わされない視点・親子の笑いと、この絵本ならではの魅力が詰まっています。ちょっとドキドキする絵本を探している方に、自信を持っておすすめできる一冊です。



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