【1,2歳児おすすめ絵本】おばけなんてないさ【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】
Ryu「おばけなんてないさ」は私が”歌いながらおばけへの怖さを和らげて欲しい“”言葉のリズムを楽しんで欲しい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。
- おばけへの怖さが、歌を通してやわらぐ
- 童謡のリズムを楽しみながら言葉に親しむ
作品紹介
| 作 | せなけいこ |
| 絵 | せなけいこ |
| 出版社 | ポプラ社 |
| 発行日 | 2009/7 |
| 値段 | ¥1,210(税込) |
| 大きさ・ページ数 | 19×19cm /24P |
「おばけなんてないさ」はこんな絵本!
「おばけなんてないさ」ってどんな内容の絵本?
そんな疑問にお答えするために「おばけなんてないさ」を簡単にまとめてみました。
- 誰もが知る童謡「おばけなんてないさ」に、せなけいこさんのユーモアある貼り絵がついた歌絵本
- 歌詞5番までを収録し、巻末には楽譜も掲載
- 2014年ようちえん絵本大賞・大賞受賞。保育現場で大活躍の一冊
まるわかりQ&A
内容・構成


誰もが口ずさんだことのある童謡が、せなけいこさんの世界観で歌絵本に!
「おばけなんてないさ」は物語ではなく、童謡「オバケなんてないさ」の歌詞に沿って絵が展開していく歌絵本です。「おばけなんてないさ おばけなんてうそさ」というおなじみのフレーズに、貼り絵ならではの温かみあるおばけたちが登場します。
歌詞は5番まで収録されており、歌いながら最後まで楽しめる構成。巻末には楽譜も掲載されているので、大人が歌に自信がなくても安心して読み聞かせできます。
作者はせなけいこさん。『ねないこだれだ』や『いやだいやだの絵本』などで知られる、貼り絵の絵本作家の代表格です。2009年の刊行以来、2014年にはようちえん絵本大賞・大賞を受賞し、保育の現場で大活躍する一冊となっています。


こんな方におすすめ


以下の項目に当てはまる方に「おばけなんてないさ」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。
- おばけを怖がる子でも安心して楽しめるハロウィン絵本がほしい
- 歌いながら楽しめる絵本を探している
- ハロウィンの導入として、無理なく取り入れられる一冊がほしい
絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!
「おばけなんてないさ」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!


あてっこ遊びでハロウィンに親しむならハロウィンのかくれんぼ
「おばけなんてないさ」が歌で親しむ一冊なら、こちらはしかけをめくるあてっこ遊びでハロウィンに親しめる一冊。0〜2歳児の導入絵本として一緒に揃えたい方におすすめです。


おばけとのやり取りを楽しむならおばけのばあ
おばけといないいないばあ遊びができる一冊。歌ではなく、大人とのやり取りを通しておばけに親しみたい方におすすめです。
目的・ねらい


絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。
- おばけへの怖さが、歌の楽しさを通してやわらぐ
- 童謡のリズムに親しみ、言葉やメロディーを楽しむ
目的・ねらい1 おばけへの怖さが、歌の楽しさを通してやわらぐ
「怖い」より先に「楽しい」が届く歌の力!
おばけという存在は、子どもにとって未知で少し怖いものです。でもこの絵本は、明るく軽快な童謡のメロディーにのせておばけを紹介することで、怖さよりも先に楽しさが伝わります。
「おばけなんてないさ おばけなんてうそさ」と歌いながら読み進めるうちに、子どもたちは自然とおばけを親しみやすい存在として受け止めるようになります。ハロウィンをこわがらずに楽しむ、良い入り口になってくれる一冊です。
目的・ねらい2 童謡のリズムに親しみ、言葉やメロディーを楽しむ
知っている歌だからこそ、自然と体が動き出す!
「おばけなんてないさ」は、多くの子どもがすでにどこかで耳にしたことのある童謡です。知っているメロディーに合わせて絵本を読む体験は、子どもにとって特別な安心感と楽しさを与えてくれます。
歌詞のリズムに合わせて手拍子をしたり、体を揺らしたりしながら読むことで、絵本と音楽が一体になった豊かな体験ができます。言葉のリズム感を育てる上でも、歌絵本ならではの効果が期待できます。
チェックポイント


現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。
| 年齢 | 0〜2歳児 |
| 季節 | 秋(10月) |
| 行事 | ハロウィン |
対象年齢
0歳から楽しめる歌絵本。歌詞を口ずさめる1〜2歳ごろに特に人気です。
0歳の赤ちゃんでも、リズミカルなメロディーを聞くだけで楽しめます。1〜2歳になり言葉が出てくると、「おばけなんてないさ」のフレーズを一緒に口ずさむ子も増えてきます。
3歳以降でも、ハロウィンの季節に歌いながら楽しめる懐の深い一冊です。
時期・季節・行事
ハロウィンシーズン、特に10月に読みたい一冊です。
おばけがテーマの歌絵本なので、ハロウィンが近づく10月に読むのがぴったりです。園でのハロウィン会や、歌の活動に取り入れやすい一冊でもあります。
ハロウィン以外の時期でも、おばけへの怖さを和らげたいときに気軽に読める内容です。
読み聞かせのポイント


「おばけなんてないさ」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。
- 実際に歌いながら読み進める
- 子どもが真似できるよう、はっきりした声で歌う
ポイント1 実際に歌いながら読み進める
読むより歌う方が、この絵本の魅力が伝わる!
この絵本は、文章として読むよりも実際にメロディーをつけて歌いながら読み進めるのが一番のおすすめです。歌に自信がなくても、巻末の楽譜を確認しながら気軽に挑戦してみましょう。
知っているメロディーが流れることで、子どもたちの表情がぱっと明るくなる瞬間を、ぜひ楽しんでください。
ポイント2 子どもが真似できるよう、はっきりした声で歌う
一緒に歌える喜びを、たくさん引き出す!
「おばけなんてないさ」のフレーズは、はっきり、ゆっくりめに歌うことで、子どもたちが真似しやすくなります。何度も繰り返し歌ううちに、いつの間にか一緒に口ずさんでくれるようになりますよ。
子どもが自分から歌い出したら、その瞬間をしっかり喜んであげましょう。歌う楽しさが、絵本そのものへの愛着にもつながっていきます。


まとめ・Ryuの感想


知っている歌の力で、おばけへの怖さをふわっと軽くしてくれる一冊です。
「おばけなんてないさ」は、保育の現場で本当によく活躍する一冊です。歌が始まると、それまでおばけを怖がっていた子も、自然と体を揺らしたり口ずさんだりしてくれます。
せなけいこさんの独特な貼り絵は、怖すぎず、でもどこか味のあるおばけたちを描き出していて、子どもにも大人にも愛される世界観です。2014年のようちえん絵本大賞受賞も納得の完成度で、ハロウィンの季節はもちろん、一年を通して歌って楽しめる懐の深さも魅力です。
おばけへの安心感・歌の楽しさ・言葉のリズムと、小さな子に届けたいものが詰まった一冊。ハロウィンの導入にも、日常の歌絵本としても、自信を持っておすすめできる定番です。



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