【2,3歳児おすすめ絵本】おトイレさん【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】
Ryu「おトイレさん」は私が”トイレへの緊張や怖さを笑いでほぐしたい“”トイレを身近で楽しい存在に感じて欲しい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。
- 笑いを通して、トイレへの緊張や怖さがほぐれる
- トイレを身近で親しみやすい存在だと感じる
作品紹介
| 作 | きたがわめぐみ |
| 絵 | きたがわめぐみ |
| 出版社 | 教育画劇 |
| 発行日 | 2013/7/4 |
| 値段 | ¥1,430(税込) |
| 大きさ・ページ数 | 26×19cm/32P |
「おトイレさん」はこんな絵本!
「おトイレさん」ってどんな内容の絵本?
そんな疑問にお答えするために「おトイレさん」を簡単にまとめてみました。
- シュールでおやじギャグ好きな「おトイレさん」が、みんなにトイレを使ってもらいたがるユニークな絵本
- 元幼稚園教諭の作者による、子どもの気持ちに寄り添った一冊
- 笑いながら読むうちに、トイレへの緊張や怖さが自然とほぐれる
まるわかりQ&A
あらすじ・ストーリー・内容


おやじギャグ連発のおトイレさんが、みんなをトイレへ誘う愉快な物語!
お髭を生やした、ちょっとシュールな「おトイレさん」は、みんなに自分を使ってもらいたくて、森の中をとことこ歩いています。すると、りすさんが現れてシャーッとおしっこ。嬉しくなったおトイレさんは、思わず変なおやじギャグを言ってしまいます。
次にへびさんがやってきて、うんちをポトン。それから小さなキリンさんもやってきて、トイレに挑戦します。良い子のみんなが元気に正しくおトイレを使ってくれると、おトイレさんはついつい嬉しくなって、また変なだじゃれをもらしてしまう——そんなユーモアたっぷりの展開が、次々と繰り広げられます。
作者は元幼稚園教諭のきたがわめぐみさん。子どもの気持ちに寄り添った視点と、独特のシュールな笑いのセンスが融合した、トイレ絵本の中でも異色の人気作です。


こんな方におすすめ


以下の項目に当てはまる方に「おトイレさん」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。
- トイレを怖がる・嫌がるお子さんの気持ちをほぐしたい
- 笑いながら楽しくトイトレを進めたい
- 他とはひと味違う、ユーモアあふれるトイレ絵本がほしい
絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!
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同世代の主人公に共感するならトイレですっきり
「おトイレさん」がシュールな笑いでほぐす一冊なら、こちらは同じくらいの子が主人公で共感しやすい一冊。自分を重ねて応援したい方におすすめです。


言葉のリズムでトイレに親しみたいならノンタンおしっこしーしー
「しーしーしー」の言葉のリズムでトイレに親しめる定番絵本。より低年齢のお子さんの導入にはこちらもおすすめです。
目的・ねらい


絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。
- 笑いを通してトイレへの緊張や怖さをほぐす
- トイレを身近で親しみやすい存在として感じる
目的・ねらい1 笑いを通してトイレへの緊張や怖さをほぐす
「笑える場所」に変われば、怖さは自然と薄れていく!
トイレを怖がる子どもは少なくありません。暗い、狭い、水の流れる音が怖い——理由はさまざまですが、この絵本はシュールでおやじギャグ好きなキャラクターを通して、トイレそのものを「笑える場所」に変えてくれます。
「怖いから行かない」というマイナスの感情を、直接否定するのではなく、笑いの力でそっと上書きしていくのがこの絵本のアプローチ。真面目な説得よりも、こうしたユーモアの方が子どもの心にはすっと届くことがあります。
目的・ねらい2 トイレを身近で親しみやすい存在として感じる
「おトイレさん」というキャラクターが、トイレとの距離を縮める!
無機質な「トイレ」ではなく、感情を持って一緒に応援してくれる「おトイレさん」というキャラクターとして描かれることで、子どもにとってトイレが一気に身近な存在になります。
「おうちのおトイレさんも喜んでるかな」と、実際のトイレとキャラクターを結びつけて会話すると、トイレに行くこと自体への抵抗感が薄れていきます。トイレを味方につけるという、ユニークで効果的な視点を教えてくれる一冊です。
チェックポイント


現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。
| 年齢 | 2〜3歳児 |
| 季節 | 一年中 |
| 行事 | トイレを嫌がる時期に |
対象年齢
出版社の対象は2〜3歳から。おやじギャグの面白さが分かる3歳前後が特に盛り上がります。
2歳ごろから絵の面白さやリズムだけでも十分楽しめますが、だじゃれのユーモアをより深く理解できるのは、言葉遊びが分かるようになる3歳前後です。
大人が読んでも思わずクスッとしてしまう内容なので、親子で一緒に笑いながら読める点も魅力です。
時期・季節・行事
季節を問わず一年中読めます。トイレを嫌がる・怖がる時期に特に活躍します。
特定の季節や行事に縛られない一冊ですが、トイレへの苦手意識が出てきた時期にこそ効果を発揮します。トイトレが停滞気味だと感じたときに読んでみるのもおすすめです。
お出かけ先で見知らぬトイレを嫌がる子には、外出前に読んで気持ちを軽くしてあげるのも良いでしょう。
読み聞かせのポイント


「おトイレさん」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。
- おやじギャグの場面は、大げさなくらいノリよく読む
- おトイレさんの声を作って、キャラクターとして親しんでもらう
ポイント1 おやじギャグの場面は、ノリよく読む
大人が照れずに楽しむことが、いちばんの近道!
おトイレさんのだじゃれの場面は、大人自身が照れずに、ノリよく読むのがコツです。読み手が楽しんでいる様子を見せると、子どもも安心して一緒に笑ってくれます。
少し間を作ってだじゃれを言うなど、落語のような「間」を意識すると、より笑いを引き出しやすくなります。
ポイント2 おトイレさんの声を作り、キャラクターに親しんでもらう
「おトイレさん=知っているキャラクター」という感覚を育てる!
おトイレさん専用の少しユニークな声色を作ってみましょう。毎回同じ声で読むことで、子どもの中に「おトイレさん」というキャラクターへの親しみが育っていきます。
読み終えたあと、実際のトイレに行くときに「おトイレさんに会いに行こうか」と声をかけると、絵本の世界と現実がつながり、トイレへの気持ちが軽くなることがありますよ。
まとめ・Ryuの感想


シュールな笑いで、トイレへの苦手意識をふわっとほぐしてくれる一冊です。
「おトイレさん」は、他のトイレ絵本とはひと味違う、独特のユーモアが魅力の一冊です。おやじギャグに最初はきょとんとしていた子も、読み進めるうちにケラケラ笑い出す——そんな変化を何度も見てきました。
元幼稚園教諭という作者の経歴が生きているのか、子どもがどこで笑うか、どこで安心するかを熟知した構成になっていると感じます。真面目に「トイレは怖くないよ」と伝えるより、こうして笑いを通して自然に気持ちをほぐしてくれる絵本は貴重な存在です。
トイレへの安心感・親しみ・親子で笑い合える時間と、この一冊ならではの魅力が詰まっています。トイレを怖がるお子さんがいるご家庭に、ぜひ試してほしい一冊です。



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