【4,5歳児おすすめ絵本】11ぴきのねこ【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】
Ryu「11ぴきのねこ」は私が”力を合わせる楽しさを感じて欲しい“”ユーモアたっぷりの物語を味わって欲しい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。
- 仲間と力を合わせる楽しさや心強さを感じる
- ユーモアのある物語を、想像しながら楽しむ
作品紹介
| 作 | 馬場のぼる |
| 絵 | 馬場のぼる |
| 出版社 | こぐま社 |
| 発行日 | 1967年 |
| 値段 | ¥1,320(税込) |
| 大きさ・ページ数 | 26×19cm/40P |
「11ぴきのねこ」はこんな絵本!
「11ぴきのねこ」ってどんな内容の絵本?
そんな疑問にお答えするために「11ぴきのねこ」を簡単にまとめてみました。
- おなかぺこぺこの11ぴきが、力を合わせて怪魚を捕まえる愉快な冒険物語
- あっと驚くどんでん返しのオチで、子どもが声を出して笑える
- 馬場のぼるさんのとぼけた絵とユーモアが、半世紀以上愛される名作
まるわかりQ&A
あらすじ・ストーリー・内容


みんなで力を合わせて怪魚を捕まえる、笑いとどんでん返しの物語!
11ぴきののらねこたちは、いつもおなかぺこぺこ。ある日、じいさんねこから「湖に大きな魚がいる」と教えられ、とらねこ大将を先頭にみんなで出かけていきます。
知恵を出し合い、力を合わせての大格闘の末、ついに怪魚を生け捕りにした11ぴき。「みんなで食べよう」と約束したはずなのに……最後に待っているのは、思わず笑ってしまう、あっと驚くどんでん返しです。
作者は漫画家としても活躍した馬場のぼるさん。とぼけた表情のねこたちと、ちょっぴり皮肉のきいたユーモアが魅力で、1967年の刊行以来、親子二代・三代にわたって愛され続けるロングセラーです。


こんな方におすすめ


以下の項目に当てはまる方に「11ぴきのねこ」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。
- 子どもと一緒に声を出して笑える絵本がほしい
- 仲間と力を合わせる楽しさが伝わる絵本を探している
- 世代を超えて長く愛せるユーモア絵本がほしい
絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!
「11ぴきのねこ」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!


みんなで力を合わせて大きな魚に立ち向かうスイミー
「11ぴきのねこ」と同じく、小さな仲間が力を合わせる物語。こちらは協力や個性のテーマがより前面に出ています。笑いより感動の物語を味わいたい方におすすめです。


数えながら楽しめる100かいだてのいえ
11ぴきを一匹ずつ数える楽しさが好きな子なら、こちらの数に親しむ仕掛けにも夢中になります。物語よりも「数える・見つける」楽しさを味わいたい方におすすめです。
目的・ねらい


絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。
- 仲間と力を合わせる楽しさ・心強さを感じる
- ユーモアのある物語を、先を予想しながら楽しむ
目的・ねらい1 仲間と力を合わせる楽しさを感じる
「みんなでやればできる」を物語が教えてくれる!
11ぴきのねこは、一匹では到底かなわない大きな怪魚に、知恵と力を合わせて立ち向かいます。一人ではできないことも、みんなで力を合わせればできる——その心強さが、物語を通して自然に伝わります。
5歳児(年長)は、友達と協力したり役割を分担したりできるようになる時期。読み聞かせの後に「みんなで力を合わせるとすごいね」と声をかけると、協力する遊びへの意欲につながります。集団での活動が増えるこの時期にぴったりの一冊です。
目的・ねらい2 ユーモアと「予想する楽しさ」を味わう
とぼけたオチが、笑いと想像力を引き出す!
この絵本の魅力は、何といっても最後のとぼけたどんでん返し。「あんなに頑張って捕まえたのに!」と思わず笑ってしまう展開が待っています。「次はどうなるかな?」と予想しながら読むことで、子どもの想像力と物語を楽しむ力が育まれます。
笑いを共有する経験は、子ども同士・大人との心の距離をぐっと近づけてくれます。読みながら「えーっ!」と一緒に驚いたり笑ったりする時間そのものが、絵本を好きになる大切なきっかけになります。
チェックポイント


現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。
| 年齢 | 4歳から(特に4〜5歳児) |
| 季節 | 一年中 |
| 行事 | 関係なく楽しめる |
対象年齢
出版社の対象目安は4歳から。物語をしっかり楽しむなら4〜5歳児がおすすめです。
ある程度のストーリーがあるので、お話の流れを追える4歳以降になると、協力する展開や最後のオチをぐっと楽しめます。5歳児はオチのユーモアを自分で理解して大笑いでき、「どうしてこうなったの?」と考える楽しさも味わえます。
3歳児でも、ねこを数えたり、とぼけた絵を眺めたりするだけで十分に楽しめます。年齢に応じて楽しみ方を変えられるのも、長く愛される理由です。
時期・季節・行事
季節・行事を問わず一年中楽しめます。協力をテーマにした活動の前後にもおすすめです。
特定の季節に縛られないので、いつでも気軽に読める一冊です。運動会や共同制作など、みんなで力を合わせる活動の前後に読むと、「協力するって楽しい」という気持ちを後押しできます。
シリーズ作品も多いので、気に入ったら続けて読み広げていけるのも魅力です。
読み聞かせのポイント


「11ぴきのねこ」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。
- とぼけた雰囲気を活かし、テンポよく読む
- 最後のオチは、たっぷり間をとって楽しむ
ポイント1 とぼけた雰囲気を活かしてテンポよく読む
軽快なテンポが、ねこたちの愉快さを引き立てる!
11ぴきのねこの魅力は、どこかとぼけていて憎めないキャラクター。あまり重々しく読まず、軽快なテンポで読むことで、ねこたちの愉快さが生き生きと伝わります。
「ねこさん、何匹いるかな?」と一緒に数えたり、それぞれの表情に注目したりすると、子どもたちはどんどん物語に引き込まれていきます。一匹ずつ違う動きをしているので、絵をじっくり見る時間も大切にしましょう。
ポイント2 最後のオチは、間をとって楽しむ
「えーっ!」を引き出す、ひと呼吸が大事!
この絵本の一番の見せ場は、最後のどんでん返し。ここを急がず、めくる前にひと呼吸おくことで、子どもたちの「どうなるんだろう?」という期待がぐっと高まります。
オチが分かった瞬間の「えーっ!」「やっぱり!」という反応を、読み手も一緒に楽しみましょう。何度読んでも、その瞬間の盛り上がりは変わりません。笑いを共有することで、絵本の時間がより温かいものになります。


まとめ・Ryuの感想


笑いと協力が詰まった、世代を超えて愛されるロングセラーです。
「11ぴきのねこ」は、読み聞かせをすると必ず盛り上がる一冊です。ねこを数えたり、とぼけたオチに大笑いしたりと、子どもたちが能動的に楽しんでくれます。協力する楽しさとユーモアが同時に味わえるのが、この絵本の大きな魅力です。
馬場のぼるさんのほのぼのとした絵と、ちょっぴり皮肉のきいたユーモアは、大人が読んでもくすっと笑えます。シリーズもたくさん出ているので、気に入ったら読み広げていけるのも嬉しいポイントです。
協力・ユーモア・物語を楽しむ力と、年長さんに届けたいものが詰まった一冊。読み聞かせの定番として、自信を持っておすすめできる名作です。



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