【4,5歳児おすすめ絵本】だいじょうぶ だいじょうぶ【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】
Ryu「だいじょうぶ だいじょうぶ」は私が”不安なときも「だいじょうぶ」と思える安心感を育てたい“”身近な大人との温かい関わりの大切さを感じて欲しい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。
- 不安や怖さを抱えても、前向きに踏み出そうとする
- 身近な人に支えられている安心感を感じる
作品紹介
| 作 | いとうひろし |
| 絵 | いとうひろし |
| 出版社 | 講談社 |
| 発行日 | 1995年 |
| 値段 | ¥1,540(税込)※要確認 |
| 大きさ・ページ数 | 19.5×15.5cm/32P |
「だいじょうぶ だいじょうぶ」はこんな絵本!
「だいじょうぶ だいじょうぶ」ってどんな内容の絵本?
そんな疑問にお答えするために「だいじょうぶ だいじょうぶ」を簡単にまとめてみました。
- おじいちゃんの「だいじょうぶ」が、不安な心をそっと支えてくれる名作
- 子どものしなやかな強さを育み、大人の心にもしみる一冊
- 講談社出版文化賞絵本賞を受賞した、いとうひろしさんのロングセラー
まるわかりQ&A
あらすじ・ストーリー・内容


おじいちゃんの「だいじょうぶ」に支えられて育つ、ぼくの成長の物語!
ぼくが小さかったころ、いつもおじいちゃんと散歩に出かけていました。散歩の中で、ぼくは世界の楽しいことをたくさん知っていきます。でも同時に、こわいことや、不安なこと、うまくいかないことにも出会います。
そんなとき、おじいちゃんはいつも「だいじょうぶ だいじょうぶ」と声をかけてくれました。心配しなくてもだいじょうぶ、無理しなくてもだいじょうぶ——その優しいおまじないのおかげで、ぼくは安心して大きくなっていきます。
そして、ぼくが「だいじょうぶ」と思えるようになったころ、おじいちゃんは年をとっていきます。今度はぼくが、おじいちゃんに「だいじょうぶ だいじょうぶ」と声をかける——世代を超えて受け継がれる愛とぬくもりに、思わず胸が熱くなる一冊です。いとうひろしさんの、子どもを見守る温かなまなざしが全編にあふれています。


こんな方におすすめ


以下の項目に当てはまる方に「だいじょうぶ だいじょうぶ」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。
- 進級・就学を控えた子の不安にそっと寄り添いたい
- 安心感や、しなやかな心の強さを育てたい
- 大人も一緒に心が温まる、贈り物にもなる絵本がほしい
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親子の愛と安心をまっすぐ感じるならおかあさん だいすきだよ
子どもの「こうしてほしい」という思いと、親の愛情が描かれた一冊。「だいじょうぶ だいじょうぶ」と同じく、身近な大人とのつながりの温かさを感じたい方におすすめです。


命や愛についてより深く考えるなら100万回生きたねこ
愛するとは何かを問いかける名作。「だいじょうぶ だいじょうぶ」より読み応えがあり、自分なりの考えと向き合いたい5歳児や大人におすすめです。
目的・ねらい


絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。
- 不安や怖さを抱えても「だいじょうぶ」と思える安心感を育む
- 身近な大人に支えられている温かさ・つながりを感じる
目的・ねらい1 不安なときも「だいじょうぶ」と思える心を育む
「だいじょうぶ」という言葉が、心の支えになる!
子どもは成長の中で、たくさんの「こわい」「できない」「不安」に出会います。特に就学を控えた5歳児は、期待とともに少しの不安も抱えやすい時期です。この絵本は、そんな不安に「だいじょうぶ だいじょうぶ」とそっと寄り添ってくれます。
「心配しなくてもだいじょうぶ」「無理しなくてもだいじょうぶ」というメッセージは、子どもに安心感を与え、失敗を恐れずに踏み出すしなやかな心の強さを育ててくれます。読み聞かせの中で、子どもたちが穏やかな表情になっていくのが、この絵本ならではの光景です。
目的・ねらい2 身近な大人とのつながりの温かさを感じる
支えてくれる存在のありがたさが、心に残る!
この絵本では、おじいちゃんとぼくの世代を超えた温かい関わりが描かれます。大好きな人がそばで支えてくれる安心感は、子どもが安心して世界に踏み出すための、何よりの土台になります。
そして物語の後半、大きくなったぼくが今度はおじいちゃんを支える場面は、思いやりが受け継がれていく尊さを伝えてくれます。支えられる嬉しさと、誰かを支える優しさの両方を感じられるのが、この絵本の深い魅力です。読み聞かせる大人の側も、子どもへの愛おしさが改めて湧いてくる一冊です。
チェックポイント


現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。
| 年齢 | 4〜5歳児(大人にも) |
| 季節 | 一年中(進級・就学前に特に) |
| 行事 | 卒園・入学シーズンに |
対象年齢
4〜5歳児、特に就学を控えた5歳児におすすめ。大人が読んでも深く響きます。
不安や怖さといった少し複雑な感情を理解し、自分の経験と重ねられるようになる4〜5歳以降に、この絵本のメッセージはより深く届きます。特に進級・就学への期待と不安が入りまじる5歳児にとって、「だいじょうぶ」という言葉は大きな支えになります。
また、この絵本は大人の心にもしみる作品です。子育てに少し疲れたときや、自分自身が不安なときにも、そっと前を向く力を与えてくれます。子どもと大人が一緒に「だいじょうぶ」を感じられるのが、この絵本の懐の深さです。
時期・季節・行事
一年中読めますが、卒園・入学を控えた時期に特におすすめです。
季節を問わず読める一冊ですが、環境が大きく変わる卒園・入学のシーズンに読むと、子どもたちの心にいっそう深く寄り添えます。新しい一歩に不安を感じやすい時期に、「だいじょうぶ」という言葉がそっと背中を押してくれます。
敬老の日に合わせて、おじいちゃん・おばあちゃんとのつながりを感じる絵本として読むのもおすすめです。
読み聞かせのポイント


「だいじょうぶ だいじょうぶ」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。
- 「だいじょうぶ」は、ゆっくり優しく読む
- 急がず、穏やかな雰囲気を大切にする
ポイント1 「だいじょうぶ」はゆっくり優しく読む
繰り返される言葉に、安心感を込める!
この絵本で何度も登場する「だいじょうぶ だいじょうぶ」は、物語の核となる大切な言葉です。ここを早口で読んでしまうと、せっかくの安心感が伝わりません。おじいちゃんになったつもりで、ゆっくり、優しく読んであげましょう。
あたたかく落ち着いた声で繰り返すことで、聞いている子どもたちの心にも「だいじょうぶ」という安心がじんわりと広がっていきます。
ポイント2 急がず、穏やかな雰囲気を大切にする
静かに浸れる時間をつくる!
この絵本は、賑やかに盛り上がる絵本とは違い、静かにじんわりと心にしみるタイプの作品です。テンポを急がず、穏やかな雰囲気の中でゆったりと読み進めるのがおすすめです。
一日の終わりや、子どもが少し不安そうなときなど、落ち着いた場面で読むと、より深く心に届きます。読み終わった後の静かな余韻も、この絵本の大切な一部。無理に感想を求めず、子どもが感じたことをそっと受け止めてあげましょう。


まとめ・Ryuの感想


子どもにも大人にも、そっと寄り添ってくれる優しい名作です。
「だいじょうぶ だいじょうぶ」は、読むたびに心がじんわりと温かくなる一冊です。不安そうな子に読むと、「だいじょうぶ」のフレーズのたびにほっとした表情を見せてくれて、言葉の力の大きさを改めて感じます。
そして何より、読んでいる大人自身の心にも深くしみるのが、この絵本のすごいところ。子育てに迷ったときや、自分が不安なときに読むと、おじいちゃんの言葉が自分にもかけられているような気持ちになります。いとうひろしさんの優しいまなざしが、ページの隅々まで行き届いています。
安心感・しなやかな強さ・世代を超えた愛と、大切なものが詰まった一冊。卒園・入学を控えた子へのプレゼントにもぴったりの、自信を持っておすすめできる名作です。



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