【現役保育士が厳選】3・4・5歳に人気の絵本15選|年齢別のねらいも解説

Ryu

物語をしっかり楽しめるようになる3・4・5歳。この時期に本当に人気の絵本を、現役保育士が年齢別に厳選しました。

3歳を過ぎると、起承転結のある物語を楽しんだり、登場人物の気持ちを想像したりできるようになります。すると絵本選びも一気に幅が広がり、「人気でうちの子も夢中になれる一冊はどれ?」と迷う方が増えてきます。

この記事では、絵本を年間150回以上読み聞かせてきた現役保育士の私が、保育の現場で実際に子どもに人気だった絵本を、3歳・4歳・5歳の年齢別に5冊ずつ厳選。それぞれ「ねらい」もあわせて紹介します。

この記事で分かること
  1. 3・4・5歳に本当に人気の絵本(各年齢5冊)
  2. それぞれの絵本の「ねらい」と読み聞かせのヒント
  3. 年齢ごとの絵本選びのポイント

目次

【3歳児に人気の絵本】5選

起承転結のある物語を楽しめるようになる時期。笑い・展開・魅力的なキャラクターのある絵本が人気で、「もう一回!」が増えます。

1. パンどろぼう

シリーズ累計300万部を超える、今いちばん人気の絵本のひとつ。秀逸なストーリーと笑い、そしてちょっとした教訓が詰まっていて、子どもも大人も夢中になります。

ねらい例:身近な人と気持ちを共有する楽しさを感じる/善悪の判断や知識の使い方を考えるきっかけにする

「パンどろぼう」の詳しいレビューを読む

2. ぐりとぐら

累計500万部超、半世紀以上愛され続ける名作。大きな卵で作るカステラの場面は、子どもの想像をふくらませます。言葉のリズムも心地よい、世代を超えた人気作です。

ねらい例:想像力を豊かにする/言葉のリズムを楽しみ、言葉が好きになる

「ぐりとぐら」の詳しいレビューを読む

3. そらまめくんのベッド

そらまめくんの大切なベッドをめぐる、心温まる人気絵本。分け合う気持ちや、相手の立場を考える大切さに自然と触れられます。

ねらい例:モノを共有する良さを感じる/相手の気持ちを考える大切さを感じる

「そらまめくんのベッド」の詳しいレビューを読む

4. へんしんトンネル

トンネルを通ると言葉が変身する、言葉あそびの人気絵本。「かっぱ・かっぱ…ぱっか!」と声に出す楽しさで、言葉が好きになります。みんなで盛り上がれる一冊。

ねらい例:言葉の楽しさを感じる/身近な人と声を合わせる楽しさを感じる

「へんしんトンネル」の詳しいレビューを読む

5. くれよんのくろくん

のけ者にされがちな「くろくん」が活躍する、当ブログでも一番人気の絵本。一人ひとりの良さや個性の大切さを、やさしく伝えてくれます。

ねらい例:自分の良い所に気付くきっかけにする/他者の気持ちを想像する

「くれよんのくろくん」の詳しいレビューを読む

ほかの3歳児向け絵本は3歳児カテゴリ3歳児おすすめ絵本15選もどうぞ。

【4歳児に人気の絵本】5選

想像力が広がり、登場人物に共感できるようになる時期。物語性の高い絵本や、ユーモアたっぷりの絵本が人気です。

1. めっきらもっきらどおんどん

不思議な世界へ迷い込む、想像力を刺激する人気絵本。へんてこな言葉と妖怪たちのリズムに、子どもはぐっと引き込まれます。

ねらい例:想像力を豊かにする/言葉・物語の楽しさを感じる

「めっきらもっきらどおんどん」の詳しいレビューを読む

2. 三びきのやぎのがらがらどん

トロルとの対決にドキドキする、北欧の名作。迫力ある展開と、力を合わせる痛快さで、長く語り継がれる人気絵本です。

ねらい例:力を合わせる大切さを感じる/欲張りは良くない事もあると知る

「三びきのやぎのがらがらどん」の詳しいレビューを読む

3. すてきな三にんぐみ

こわい泥棒たちが変わっていく、味わい深い人気絵本。「悪いことって何だろう」「やさしさって何だろう」と考えるきっかけになります。

ねらい例:善悪とは何かを感じる/優しさとは何かを考える

「すてきな三にんぐみ」の詳しいレビューを読む

4. おばけのてんぷら

おばけまで天ぷらにしてしまう、笑いがあふれる人気絵本。予想外の展開とユーモアに、読み聞かせのたびに子どもが笑顔になります。

ねらい例:展開を楽しむ中でユーモアや可笑しさに気付く/食べ物やおばけに親しみを持つ

「おばけのてんぷら」の詳しいレビューを読む

5. どろんこハリー

おふろ嫌いの犬ハリーの冒険を描いた、世界的な人気絵本。ハリーの気持ちに共感しながら、おうちの安心感も感じられます。

ねらい例:共感する感覚を味わう/家が安心できる場所だと改めて感じる

「どろんこハリー」の詳しいレビューを読む

ほかの4歳児向け絵本は4歳児カテゴリからどうぞ。

【5歳児に人気の絵本】5選

テーマを考えたり、友達と感じたことを伝え合えるようになる時期。深いメッセージのある名作絵本が人気で、心に残る読書体験ができます。

1. 100万回生きたねこ

大人にも読み継がれる、不朽の名作絵本。「生きること・愛すること」を、子どもなりに感じ取れる一冊です。5歳の心にそっと残ります。

ねらい例:絵本を読んで感じた事と向き合う/愛する気持ちが何かを感じる

「100万回生きたねこ」の詳しいレビューを読む

2. スイミー

小学校の教科書にも載る、レオ・レオニの名作。みんなで力を合わせる勇気と、自分の良さに気付かせてくれる、5歳に人気の一冊です。

ねらい例:他人と違う所は良い所になり得ると感じる/勇気を持つ事の大切さを感じる

「スイミー」の詳しいレビューを読む

3. はじめてのおつかい

初めてのおつかいにドキドキする女の子の物語。主人公に自分を重ね、ハラハラしながら応援できる、共感度の高い人気絵本です。

ねらい例:絵本の世界に自己投影する体験をする/感情移入し登場人物の感情を感じる

「はじめてのおつかい」の詳しいレビューを読む

4. ともだちや

「友だちって何だろう」を考えさせてくれる人気シリーズの第一作。本当の友だちの意味に、子どもなりに気付けるお話です。

ねらい例:友だちの大切さを感じるきっかけにする/友だちは無理に作らなくても良いと感じる

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5. どんなきもち?

さまざまな気持ちに出会える、心の育ちにぴったりの人気絵本。相手の気持ちを想像したり、自分の気持ちを言葉にするきっかけになります。

ねらい例:様々な気持ちを想像し相手の気持ちを考える/自分の気持ちと向き合い言葉にする心地良さを感じる

「どんなきもち?」の詳しいレビューを読む

ほかの5歳児向け絵本は5歳児カテゴリからどうぞ。

まとめ:人気の名作絵本で、心の育ちを応援しよう

3・4・5歳に人気の絵本は、物語の面白さに加えて、想像力・共感・考える力を育ててくれるものばかりです。気になる絵本があれば、ぜひお子さんと一緒に読んでみてくださいね。各絵本の「ねらい」や読み聞かせのコツは、リンク先のレビューで詳しく紹介しています。

絵本の「ねらい」の考え方や指導案での書き方は、絵本のねらい一覧|年齢別の考え方と書き方で詳しく解説しています。0・1・2歳の人気絵本はこちらの記事をどうぞ。

Ryu

名作絵本は、子どもの心に長く残ります。読んだあとに「どう思った?」と話してみると、お子さんの世界がもっと見えてきますよ。

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