Ryu「たくさんありすぎて、本当に人気の絵本が分からない」という方へ。0・1・2歳に本当に人気の絵本を、現役保育士が年齢別に厳選しました。
絵本は子どもの成長に大切だと聞くけれど、種類が多すぎて「結局どれが人気で、うちの子に合うの?」と迷ってしまいますよね。書店の売れ筋ランキングは便利ですが、“大人が買う”基準であって、”子どもが何度も読みたがる”とは限りません。
この記事では、絵本を年間150回以上読み聞かせてきた現役保育士の私が、保育の現場で実際に子どもに人気だった絵本を、0歳・1歳・2歳の年齢別に5冊ずつ厳選。それぞれ「ねらい」もあわせて紹介するので、ご家庭でも保育の指導案づくりにも役立ちます。
- 0・1・2歳に本当に人気の絵本(各年齢5冊)
- それぞれの絵本の「ねらい」と読み聞かせのヒント
- 年齢ごとの絵本選びのポイント
【0歳児に人気の絵本】5選


0歳の時期は、絵やストーリーより「音・リズム・繰り返し」に夢中になります。シンプルで何度も楽しめて、身近な大人とのふれあいが生まれる絵本が人気です。
1. いないいないばあ


累計500万部を超える、日本でもっとも読まれている赤ちゃん絵本のひとつ。「いないいない…ばあ!」の繰り返しに、子どもは何度でも笑顔になります。ファーストブックの大定番です。
ねらい例:絵本を通して安心を感じる/想像する楽しさを味わう
2. だるまさんが


シリーズ累計1000万部を超える大人気作。「だ・る・ま・さ・ん・が」のリズムに合わせて体が自然と動き出す、参加して楽しめる一冊です。大人と一緒に笑い合える時間が生まれます。
ねらい例:リズムに合わせて体を動かす楽しさを知る/身近な大人と心を通わせる
3. じゃあじゃあびりびり


「じゃあじゃあ」「びりびり」など、身近な音であふれた擬音語の絵本。丈夫なボードブックで、最初の一冊にぴったり。声に出すと子どもの反応が返ってきて、やり取りが楽しめます。
ねらい例:擬音語のリズムと響きを楽しむ/言葉や身近なものに興味を持つ
4. もこ もこもこ


「もこ」「にょき」など不思議な言葉と抽象的な絵だけで構成された名作。大人には謎でも、子どもは引き込まれる不思議な魅力があり、想像力を刺激します。
ねらい例:言葉の楽しさを感じる/想像力を育む
5. がたん ごとん がたん ごとん


汽車が「のせてくださーい」と身近なものを乗せて進む繰り返しの絵本。「がたんごとん」の心地よいリズムと、言葉のやり取りが0歳から楽しめます。
ねらい例:言葉のやり取りの楽しさを感じる/身近な生き物や食べ物に親しみを持つ
ほかの0歳児向け絵本は0歳児カテゴリからどうぞ。
【1歳児に人気の絵本】5選


言葉が出始め、食べ物や身近なものへの興味が一気に広がる時期。繰り返しや、声に出して一緒に参加できる絵本が大人気です。
1. だるまさんと


大人気「だるまさん」シリーズの一冊。果物たちと触れ合う展開で、まねっこ遊びが楽しめます。身近な人とのふれあいが自然と生まれる、1歳に大人気の絵本です。
ねらい例:身近な人と触れ合う良さを感じる/言葉のリズムに合わせて体を動かす
2. しろくまちゃんのほっとけーき


こぐまちゃんシリーズの大定番。ホットケーキが焼ける「ぽたん どろどろ」の名場面に、子どもは釘づけ。自分を重ねて楽しめる、世代を超えた人気作です。
ねらい例:絵本の楽しさを知り、しろくまちゃんに自分を重ねる/数字の存在を知る
3. はらぺこあおむし


世界中で愛されるエリック・カールの名作。鮮やかな色彩と穴あきのしかけで、楽しみながら自然と色や数字に触れられます。プレゼントにも大人気の一冊。
ねらい例:絵本が楽しいものだと知る/楽しむ中で色や数字に気付く
4. おべんとうバス


おかずたちが「はーい」とお返事してバスに乗り込む人気絵本。名前を呼んでお返事するやり取りが楽しく、食べ物への興味も広がります。
ねらい例:食材に興味を持つ/言葉のやり取りの楽しさを知る
5. どんないろがすき


歌に合わせて色を楽しめる人気絵本。唄いながら身近な色に親しめるので、声を合わせる喜びも味わえます。色への興味が深まる一冊です。
ねらい例:身の回りの色に気付き関心を持つ/唄う楽しさと声を合わせる喜びを感じる
ほかの1歳児向け絵本は1歳児カテゴリや1歳児おすすめ絵本15選もどうぞ。
【2歳児に人気の絵本】5選


簡単なストーリーが分かるようになり、想像や「自分でできた!」を楽しめる時期。展開のある物語や、ちょっとドキドキする絵本が人気になります。
1. どうぞのいす


「どうぞ」のやさしさが連鎖していく、ロングセラーの人気絵本。思いやりや分け合う気持ちに自然と触れられる、温かいお話です。
ねらい例:思いやる気持ちを感じる/モノを共有する良さを感じる
2. きんぎょが にげた


逃げたきんぎょを探す、大人気のさがしっこ絵本。「どこ?」と夢中になって探すうちに、集中力や観察力が育ちます。一人でも繰り返し楽しめます。
ねらい例:集中力・観察力を養う/一人で絵本を読もうとする
3. ねないこ だれだ


夜更かしする子はおばけにされてしまう…という、ドキドキの人気絵本。少しの怖さが想像力を刺激し、寝かしつけのきっかけにもなります。
ねらい例:想像力を豊かにする/おばけの存在を知り「怖い」という感情に気付く
4. おおきな かぶ


「うんとこしょ、どっこいしょ」の掛け声でおなじみのロシア民話。繰り返しの展開と、みんなで力を合わせる楽しさが、子どもたちに長く愛されています。
ねらい例:協力する大切さを感じる/展開を予測しながら想像する楽しさを味わう
5. ねずみくんのチョッキ


ねずみくんのチョッキを動物たちが次々に着ていく、繰り返しが楽しい人気シリーズ。「次はどうなる?」と展開を予測する面白さがあります。
ねらい例:繰り返す展開の楽しさを感じる/動物に親しみを持つ
ほかの2歳児向け絵本は2歳児カテゴリからどうぞ。
まとめ:人気の絵本で、親子の読み聞かせ時間を楽しもう


0・1・2歳に人気の絵本は、繰り返し・リズム・参加できる楽しさが共通しています。気になる絵本があれば、ぜひお子さんと一緒に読んでみてくださいね。各絵本の「ねらい」や読み聞かせのコツは、リンク先のレビューで詳しく紹介しています。
絵本の「ねらい」の考え方や指導案での書き方は、絵本のねらい一覧|年齢別の考え方と書き方で詳しく解説しています。



人気の絵本は、それだけ多くの子どもの心をつかんできた証。迷ったら、まずは定番から手に取ってみてくださいね。











