【0,1歳児おすすめ絵本】じゃあじゃあびりびり【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】
Ryu「じゃあじゃあびりびり」は私が”擬音語のリズムと響きを楽しんで欲しい“”言葉や身近なものへの興味を育てたい“というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。
- 音やリズムの心地よさを感じ、絵本を楽しいと思える
- 身近なものと音が結びつき、言葉に興味を持つ
作品紹介
| 作 | まついのりこ |
| 絵 | まついのりこ |
| 出版社 | 偕成社 |
| 発行日 | 1983/7 |
| 値段 | ¥660(税込) |
| 大きさ・ページ数 | 14×14cm/22P |
「じゃあじゃあびりびり」はこんな絵本!
「じゃあじゃあびりびり」ってどんな内容の絵本?
そんな疑問にお答えするために「じゃあじゃあびりびり」を簡単にまとめてみました。
- 赤ちゃんの「最初の一冊」として大人気、累計350万部を超えるロングセラー
- 「じどうしゃ ぶーぶー」「みず じゃあじゃあ」など、身近なものと擬音をリズミカルに紹介
- 厚紙で丈夫な14×14cmの手のひらサイズ。赤ちゃんが自分でも扱いやすい
まるわかりQ&A
内容・構成


身近なものと、その「音」をリズミカルに結びつける赤ちゃん絵本!
「じゃあじゃあびりびり」は物語ではなく、身近なものと、それが出す音(擬音語)をリズミカルに紹介していく絵本です。「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」「いぬ わんわんわんわん」「みず じゃあじゃあじゃあ」「かみ びりびりびり」——はっきりとした色と形の絵に、心地よい音の繰り返しが添えられています。
難しいストーリーはなく、1ページにひとつのものと音がシンプルに描かれているので、まだ言葉が分からない赤ちゃんでも、音の響きとリズムを全身で楽しむことができます。最後は赤ちゃん自身が登場して、やさしく締めくくられます。
作者はまついのりこさん。「まついのりこ あかちゃんのほん」シリーズの一冊で、1983年の刊行以来、世代を超えて読み継がれてきた赤ちゃん絵本の金字塔です。


こんな方におすすめ


以下の項目に当てはまる方に「じゃあじゃあびりびり」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。
- 赤ちゃんのはじめての一冊(ファーストブック)を探している
- 言葉や音への興味を、楽しく育てたい
- 丈夫で扱いやすい、出産祝いにも喜ばれる絵本がほしい
絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!
「じゃあじゃあびりびり」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!


大人とのやり取りで安心と愛着を育てたいならいないいないばあ
同じく0歳の大定番ですが、こちらは「いないいない…ばあ!」のめくる楽しさと、大人とのやり取りが主役。音のリズムより、ふれあいや愛着形成を大切にしたい方におすすめです。


歌いながら色に親しみたいならどんないろがすき
「じゃあじゃあびりびり」が”音”を楽しむ絵本なら、こちらは歌に合わせて”色”に親しめる一冊。歌やメロディーで一緒に楽しむ時間を作りたい方にぴったりです。
目的・ねらい


絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。
- 擬音語のリズムと響きを楽しみ、言葉への興味を育む
- 身近なものと音の結びつきを感じ、大人とのスキンシップで安心する
目的・ねらい1 擬音語のリズムと響きを楽しみ、言葉に興味を持つ
心地よい音の繰り返しが、言葉の入り口になる!
赤ちゃんは、意味が分かる前から音の響きやリズムを全身で感じ取っています。「ぶーぶー」「じゃあじゃあ」「びりびり」といった擬音語は、繰り返しのリズムが心地よく、赤ちゃんが思わず笑ったり声を出したりするきっかけになります。
保育園でも、この絵本を読むと0歳児クラスの子がじっと絵を見つめたり、口を動かして真似しようとする姿が見られます。「楽しい音がある」と感じる体験の積み重ねが、やがて言葉そのものへの興味につながっていきます。難しいことは何もいりません。読み手が楽しそうにリズムを口にするだけで、赤ちゃんにしっかり届きます。
目的・ねらい2 身近なものと音を結びつけ、安心の中で世界を広げる
絵本のひとときが、物の認識と心の安定を育てる!
「じどうしゃは ぶーぶー」「いぬは わんわん」と、ものと音が結びついていく体験は、赤ちゃんが少しずつ身のまわりの世界を認識していく助けになります。日常で見聞きするものが絵本に出てくると、赤ちゃんは「知ってる!」という嬉しさを感じます。
そして何より大切なのは、大好きな大人にひざの上で読んでもらう時間そのものです。やさしい声とぬくもりの中で絵本を楽しむ経験は、赤ちゃんに深い安心感を与え、愛着の形成にもつながります。小さくて丈夫な作りなので、赤ちゃんが自分で持って眺められるのも嬉しいポイントです。
チェックポイント


現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。
| 年齢 | 0歳〜 |
| 季節 | 一年中 |
| 行事 | 出産祝い・誕生祝いの定番 |
対象年齢
0歳のファーストブックに最適。1〜2歳になると擬音を真似して、より能動的に楽しめます。
生後数ヶ月の赤ちゃんは、まずはっきりした色とリズミカルな音に反応します。生後半年を過ぎたあたりから、笑ったり手足を動かしたりと反応がぐっと豊かになる子が多いです。
1歳前後になると「びりびり」「ぶーぶー」と一緒に声を出したり、好きなページを自分でめくったりと、関わり方が能動的になります。2歳ごろまで、成長に合わせて長く楽しめるのも、この絵本が「最初の一冊」として選ばれ続ける理由です。
時期・季節・行事
季節を問わず一年中楽しめます。出産祝いや初めてのプレゼントの定番です。
特定の季節や行事に縛られないので、いつでも安心して手に取れます。中でも出産祝いや1歳の誕生日プレゼントとして非常に人気が高く、4ヶ月健診などで配られる自治体もあるほどの定番です。
「何を贈ればいいか分からない」というときにも、まず間違いのない一冊。丈夫なボードブックなので、長く手元に置いておけます。
読み聞かせのポイント


「じゃあじゃあびりびり」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。
- 擬音語は、抑揚をつけてリズミカルに読む
- 赤ちゃんの反応を見ながら、ゆっくり繰り返す
ポイント1 擬音語はリズミカルに、楽しそうに読む
読み手が楽しむことが、赤ちゃんに一番伝わる!
この絵本の魅力は何といっても音のリズム。棒読みではなく、「じゃあ じゃあ じゃあ」と抑揚をつけて、楽しそうに読むことで、赤ちゃんの反応がぐっと変わります。
声の高さを変えたり、少し弾むように読んだりと、読み手自身が遊び心を持つのがコツ。赤ちゃんは大人の声色や表情をよく見ています。読み手が笑顔で楽しんでいれば、その楽しさはそのまま赤ちゃんに伝わります。
ポイント2 反応を見ながら、ゆっくり繰り返す
「もう一回」に応えることが、赤ちゃんの満足につながる!
赤ちゃんは同じものを何度も繰り返すことで安心し、楽しさを深めていきます。先を急がず、赤ちゃんがじっと見ているページはゆっくりと、何度でも読んであげましょう。
同じページばかりでも、まったく問題ありません。むしろ「これが好きなんだね」と気持ちを受け止めてあげることが大切です。「紙」のページで実際に紙をびりびり破いて見せるなど、絵本と実物・しぐさを結びつけるのもおすすめ。赤ちゃんの「もっと!」のサインに寄り添うことが、絵本好きへの第一歩になります。


まとめ・Ryuの感想


「最初の一冊」を迷ったら、まずこれを選んで間違いありません。
「じゃあじゃあびりびり」は、0歳児クラスで読むと毎回しっかり反応が返ってくる、赤ちゃん絵本の大定番です。まだ言葉が分からない赤ちゃんでも、音のリズムに合わせて笑ったり体を動かしたりと、絵本の楽しさを全身で味わってくれます。
新米保育士の頃は「シンプルすぎる絵本」と感じたこともありましたが、赤ちゃんにとってはこのシンプルさこそが魅力なのだと、現場で何度も実感しました。まついのりこさんが、赤ちゃんの「楽しい」をどれだけ深く理解していたかが伝わってきます。
言葉の芽生え・物の認識・大人とのふれあいと、赤ちゃんに大切なものがぎゅっと詰まった一冊。出産祝いにも自信を持っておすすめできる、まさに「最初の一冊」にふさわしい名作です。



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