【保育士が選ぶ】梅雨・雨の絵本特集!分かりやすい要約付き


じめじめとした梅雨の季節。外で遊べない雨の日が続くと、「今日は何をして過ごそう?」と悩むこともありますよね。そんな日にこそおすすめなのが、雨や梅雨をテーマにした絵本です。
雨の音やしずく、傘や長ぐつ、雨上がりの虹——。絵本を通して雨の日ならではの楽しさやワクワクを感じられると、子どもたちは雨の日が待ち遠しくなります。
この記事では、保育士歴10年以上の私Ryuが、梅雨・雨の日に読みたいおすすめ絵本を年齢別に15冊厳選してご紹介します。0歳から5歳まで、年齢に合った1冊がきっと見つかりますよ。
- 雨の日や梅雨にぴったりの絵本を、年齢別に知りたい方
- 雨の日のおうち時間や、保育の読み聞かせで使える絵本をお探しの方
【年齢別】梅雨・雨におすすめの絵本紹介





梅雨・雨の日に読みたい絵本とその概要を紹介します。日本語のレベル、読み易さなどを考え、独自に年齢別に分けていますので、年齢やお子さんの興味に合った絵本を選んでみてください。
※年齢はあくまで目安として考えてください。お子さんが気に入ったものを読むのが一番大切だと考えています。
梅雨・雨のおすすめ絵本 0-1歳児
あめかな!
- 雨の音をあらわすオノマトペがリズミカルで、赤ちゃんも思わず耳をかたむけます
- 色とりどりの雨のしずくが画面いっぱいに広がり、見ているだけで楽しい
- 文字が少なく、はじめての絵本にもぴったり
「あめかな!」の簡単概要
ぽつぽつ、ざあざあ……いろいろな雨の様子を、鮮やかな色とオノマトペだけで描いた赤ちゃん向け絵本です。作者のU.G.サトーさんならではの大胆で美しい色づかいで、雨を「音」と「色」で楽しめます。ことばを話す前の赤ちゃんでも、リズムのある響きを耳から楽しめる一冊です。
あめ ぽぽぽ
- 「ぽぽぽ」「ぴちぴち」など、心地よいことばのリズムが読み聞かせにぴったり
- やさしい絵で、雨の世界をやわらかく表現
- 短い文で構成され、0歳から無理なく楽しめる
「あめ ぽぽぽ」の簡単概要
雨のしずくが「ぽぽぽ」と落ちてくる様子を、歌人のひがしなおこさんのリズミカルなことばと、きうちたつろうさんのあたたかい絵でつづった絵本です。声に出して読むと、ことばの響きそのものが楽しく、赤ちゃんとのふれあいの時間にぴったりです。
おさんぽ おさんぽ
- 雨上がりに長ぐつをはいて水たまりで遊ぶ楽しさが伝わる
- 子どもの「やってみたい!」をくすぐる身近なテーマ
- シンプルな絵と展開で、小さな子にもわかりやすい
「おさんぽ おさんぽ」の簡単概要
長ぐつをはいて、雨上がりのおさんぽに出かけるお話です。ひろのたかこさんのやさしい絵で、水たまりをぴちゃぴちゃ歩く心地よさや、雨上がりならではの発見が描かれています。実際に長ぐつでおさんぽしたくなる、梅雨の時期にうれしい一冊です。
梅雨・雨のおすすめ絵本 2-3歳児
ぞうくんのあめふりさんぽ
- 雨でもへっちゃら、ぞうくんの元気なおさんぽに子どもも引き込まれる
- 動物たちが背中に乗り合う、繰り返しの展開が楽しい
- 人気『ぞうくんのさんぽ』の続編で、雨の日版として読める
「ぞうくんのあめふりさんぽ」の簡単概要
雨の中をおさんぽに出かけたぞうくんが、出会った動物たちを次々に背中に乗せていくお話です。なかのひろたかさんの『ぞうくんのさんぽ』の続編で、最後にはみんなで池にどぼん!繰り返しのリズムと意外な結末に、子どもたちは大喜びします。
あめのひ くろくま
- てるてるぼうずが登場し、雨の日の過ごし方が楽しくなる
- かわいいくろくまくんのキャラクターに親しみがわく
- 短いお話で、2〜3歳から楽しめる
「あめのひ くろくま」の簡単概要
雨の日、くろくまくんはてるてるぼうずを作って、傘をさしてお出かけします。たかいよしかずさんのかわいらしい絵で、雨の日ならではの小さなできごとがやさしく描かれます。雨が苦手な子も、読んだあとはちょっと雨の日が楽しみになる一冊です。
ちいさなきいろいかさ
- 小さな黄色い傘がどんどん大きくなって、みんなを雨から守る展開にワクワク
- 思いやりや、みんなで分け合う気持ちが自然と伝わる
- 長く読み継がれてきた、安心のロングセラー
「ちいさなきいろいかさ」の簡単概要
女の子のさした小さな黄色い傘が、お友だちや動物たちを次々に入れてあげるうちに、ふしぎとどんどん大きく広がっていくお話です。もりひさしさんの文と、にしまきかやこさんの愛らしい絵で、やさしい気持ちがあたたかく描かれます。
あめのひのえんそく
- ページをめくるしかけで、雨の遠足がより楽しく感じられる
- 雨でも遠足を楽しむ、前向きな気持ちが伝わる
- のりものも登場し、乗り物好きの子にも人気
「あめのひのえんそく」の簡単概要
雨の日の遠足に出かける、しかけ絵本です。間瀬なおかたさんならではの、めくって楽しいしかけがいっぱいで、雨の日のおでかけがワクワクするものに変わります。遠足シーズンや梅雨の読み聞かせにぴったりの一冊です。
あめふり
- ばばばあちゃんが雷に立ち向かう、痛快で元気いっぱいのお話
- 雨や雷をこわがる子も、笑いながら楽しめる
- 人気「ばばばあちゃん」シリーズの一冊
「あめふり」の簡単概要
雨が降り続いて困ったばばばあちゃんが、なんと雷に立ち向かっていく痛快なお話です。さとうわきこさんのいきいきとした絵で、雨の日もへっちゃらなばばばあちゃんのパワーが伝わってきます。雨や雷が苦手な子にこそ読んでほしい一冊です。
梅雨・雨のおすすめ絵本 4-5歳児
かさ
- 墨一色の中に赤い傘だけが映える、美しい字のない絵本
- 文字がないので、子ども自身が物語を想像できる
- 親子で「どんなお話かな?」と語り合える
「かさ」の簡単概要
赤い傘をさした女の子が、雨の中をお父さんを駅まで迎えに行くお話です。太田大八さんが墨一色で描いた風景の中で、赤い傘だけが鮮やかに映えます。文字のない絵本なので、お子さんと一緒に自由にお話を広げながら楽しめます。
バムとケロのにちようび
- 雨の日曜日をおうちで楽しく過ごすアイデアがいっぱい
- 細部まで描き込まれた絵で、何度読んでも新しい発見がある
- 大人気「バムとケロ」シリーズの第1作
「バムとケロのにちようび」の簡単概要
雨の日曜日、犬のバムとカエルのケロちゃんが、おうちでのんびり楽しく過ごすお話です。島田ゆかさんの細部まで描き込まれた絵は、すみずみまで見る楽しさがあり、雨でおうちにいる日の過ごし方のヒントにもなります。
ふってきました
- 雨のかわりにワニやゾウがふってくる、想像力をかきたてるナンセンス
- 「次は何がふってくる?」とワクワクが止まらない
- 日本絵本賞を受賞した人気作
「ふってきました」の簡単概要
空から雨ではなく、ワニやゾウなど思いもよらないものが次々にふってくる、愉快なナンセンス絵本です。もとしたいづみさんの文と石井聖岳さんの迫力ある絵で、子どもたちの想像力を大きく広げてくれます。読み聞かせで盛り上がること間違いなしの一冊です。
おじさんのかさ
- 立派な傘を使えないおじさんの、心の変化が描かれる
- 「物は使ってこそ」という気づきが自然と伝わる
- 佐野洋子さんの名作で、長く読み継がれる一冊
「おじさんのかさ」の簡単概要
とても立派な傘を持っているのに、濡れるのがいやで雨の日も傘をささないおじさん。ところがある日……。佐野洋子さんが、ユーモアたっぷりにおじさんの心の変化を描きます。物を大切にする気持ちと、使う喜びを感じられる一冊です。
あまがえるりょこうしゃ
- あまがえるが案内する自然の世界を、冒険気分で楽しめる
- 虫や植物がいきいきと描かれ、自然への興味が広がる
- 物語と科学の両方が味わえる
「あまがえるりょこうしゃ」の簡単概要
あまがえるの旅行社が、お客さんの虫たちをトンボ池の探検に案内するお話です。松岡達英さんの精密で美しい絵で、雨上がりの自然や生きものたちがいきいきと描かれます。物語を楽しみながら、身近な自然への興味も育つ一冊です。
しずくのぼうけん


| タイトル | しずくのぼうけん |
| 作 | マリア・テルリコフスカ |
| 絵 | ボフダン・ブテンコ |
| 訳 | うちだりさこ |
| 出版社 | 福音館書店 |
| 大きさ・ページ数 | 23×20.5cm/24P |
| 値段 | ¥1210 |
- 一滴のしずくが雲や雨、氷へと姿を変える、水の旅をたどれる
- 水の循環のしくみが、物語を通して自然にわかる
- 「なぜ雨は降るの?」の疑問に答えてくれる
「しずくのぼうけん」の簡単概要
バケツから飛び出した一滴のしずくが、水蒸気になったり、雨や氷になったりしながら旅をするお話です。水の循環という科学のしくみを、わくわくする物語として楽しめます。「雨はどこから来るの?」と興味を持ち始めた子にぴったりの一冊です。
でんでんむしのかなしみ
- かたつむりの心の物語を通して、かなしみとの向き合い方を考えられる
- 雨の季節に出会うかたつむりがテーマで、梅雨にぴったり
- 新美南吉さんの、心に残る名作
「でんでんむしのかなしみ」の簡単概要
自分の背中の殻にはかなしみがつまっていると気づいたでんでんむしが、友だちを訪ねていくお話です。新美南吉さんによる、短くも心に深く残る物語で、だれもがかなしみを抱えて生きていることに、そっと気づかせてくれます。梅雨の時期、かたつむりに出会う季節に読みたい一冊です。
まとめ


梅雨や雨の日は、外で遊べずに退屈してしまいがちですが、絵本があれば雨の日もぐっと楽しい時間に変わります。今回ご紹介した15冊は、雨の音を楽しむ赤ちゃん向けの絵本から、水の循環や命について考えられる年長さん向けの絵本まで、年齢に合わせて選べるようにしました。



お子さんの年齢や興味にぴったりの一冊を見つけて、
ぜひ梅雨の季節の読み聞かせを楽しんでくださいね。
今回紹介した絵本
- あめかな!(0-1歳児)
- あめ ぽぽぽ(0-1歳児)
- おさんぽ おさんぽ(0-1歳児)
- ぞうくんのあめふりさんぽ(2-3歳児)
- あめのひ くろくま(2-3歳児)
- ちいさなきいろいかさ(2-3歳児)
- あめのひのえんそく(2-3歳児)
- あめふり(2-3歳児)
- かさ(4-5歳児)
- バムとケロのにちようび(4-5歳児)
- ふってきました(4-5歳児)
- おじさんのかさ(4-5歳児)
- あまがえるりょこうしゃ(4-5歳児)
- しずくのぼうけん(4-5歳児)
- でんでんむしのかなしみ(4-5歳児)



























