【2024年版】おすすめ節分絵本【年齢・ねらい別】

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【人気・定番】現役保育士がおすすめする節分絵本12選

節分に向けてお正月に関する絵本を子どもに読みたい。節分がどういった行事なのかを知ってほしい、節分に興味を持って欲しい…。そんな悩みを抱えているあなたに絵本を年間150回以上読む現役保育士が実際に読み聞かせをした中で節分にピッタリのおすすめ・定番・人気の絵本を紹介します。

この記事でを読んで分かること
  1. 節分に読み聞かせしたい絵本が見つかる
  2. それぞれの年齢に適した節分の絵本が分かる
  3. それぞれの絵本のねらい・目的が分かる
目次

本記事で紹介するおすすめ・人気絵本

年齢別おすすめ節分絵本

 「節分の絵本がいっぱいあってどれを選んだらいいか分からない…」。そんなあなたに節分に読みたい絵本とそのねらいを年齢別で紹介します。

 お子さんにぴったりの絵本を見つけて節分を満喫しましょう。

 ※画像をクリックすると詳細記事を見る事ができます。

0,1,2歳児におすすめの節分絵本

鬼と楽しくにらっめこが楽しめる「あっぷっぷのぷ~」

 色々な鬼とにらめっこを楽しみながら鬼や節分に関心を示すきっかけになる絵本。鬼の顔が面白く、鬼が身近に感じられるだけでなく、鬼がどんな顔をするのかを想像する中で想像力も豊かになります。

【ねらい】鬼の存在を知り親しみを感じる。次の場面を想像する事を楽しむ。など。

鬼が面白い存在として認識できる「おにのパンツ」

 あの有名な童謡「おにのパンツ」の歌詞に絵がつけられた歌絵本。絵のタッチが面白く、歌の楽しさも合わさり鬼に対するイメージが変わるきっかけになり得ます。節分に合わせても良し、普段からでも良しのいつでも楽しめる一冊。

【ねらい】歌を通して読み手と楽しい時・空間を共有する。鬼に関連する歌を知り親しみを持つ。など。

豆をまくことに憧れを抱くことができる「まめまきできるかな」

 節分に向けて豆まきの練習をし、鬼が来た時に練習してきた豆まきで鬼を退治するお話し。豆をまくことや食べること、鬼がくることなど、節分の概要を知る事ができます。また、”投げる”という行為が魅力的に描かれていて、投げる動作をするきっかけにもなり得る作品。

【ねらい】節分の言葉や存在を知り、興味を示す。豆まきに憧れを持ち、投げる事の楽しさを感じる。など。

3,4歳児におすすめの節分絵本

鬼の魅力と節分の文化が分かる「おにはそと」

 節分の夜に豆まきを楽しむ子どもたちと友だちになった子どもの鬼や大人の鬼とのやり取りが楽しめる節分のストーリー。一見怖い鬼も実は関わってみるとそんなに怖くないかも、と感じられる展開が魅力的です。鬼に対してのイメージを変えたい時におすすめの一冊。

【ねらい】節分を知り興味を持つ。人や物事を見た目で判断しない大切さを感じる。など

見た目や名称で判断しない大切さが感じられる「おにはうち!」

 見た目が違う子(鬼)と分け隔てなく関わる子や思いやり溢れる関わりが描かれたストーリー。優しさだけでなく、節分についての説明もしっかりとされているのも魅力的な一冊です。

【ねらい】身近な人やモノを見た目等で判断しようとしない、節分と豆や鬼との関連を知り節分に興味を持つ。など。

子どもと大人で笑って心も近くなる「おふくさん」

 いつもにこやかなおふくさんたちと怖がらせようとする鬼との関わりを描いた作品。おふくさんの予想できない言動に振り回されている鬼やにらめっこの描写が面白く、笑いながら楽しめ、鬼にもどこか親しみが感じられる一冊です。

【ねらい】鬼が怖いだけの存在ではない事を知り親しみを感じる、身近な大人と面白さや楽しさの気持ちを共有する心地良さを感じる。など。

有名童謡の続きを歌いながら楽しめる「おにのパンツのそのあとは…」

 童謡「おにのパンツ」のその後のストーリーが描かれた歌絵本。おにのパンツの歌のリズムのまま最後まで読むことができ、まさかの展開も楽しめる思わず歌いたくなる一冊です。

【ねらい】歌に親しみを持ち唄う事を楽しむ、知っている歌のリズムに自由に言葉を乗せる楽しさを味わう。など。

感染症対策も意識できる「まめまきバス」

 風邪と鬼を掛け合わせ病気をばらまく怪獣鬼を倒す節分絵本。展開が楽しく、戦隊ものになった気分で鬼を倒す楽しさを味わう事ができます。手洗いやうがい、マスクなど病気にならない為に必要な事も描かれています。節分と共に感染症対策の大切さについても伝えたい時におすすめの一冊。

【ねらい】ストーリーを楽しむ中で節分に触れ、興味を持つ。手洗いやうがいなどを自らしようとする。など。

自分のことを考えるきっかけになる「おなかのなかにおにがいる」

 それぞれの人の中には個性の違う鬼が住んでいるという設定の絵本。ストーリーを楽しむ中で自分の中にはどんな鬼がいるのかを想像してみたくなります。ユーモア溢れる展開も魅力的な一冊。

【ねらい】節分の雰囲気や豆をまく意味を感じ興味を持つ、自分の中にいる鬼を想像し自分がどんな人なのかを考えようとする。など。

4,5歳児におすすめの節分絵本

節分に興味を持つきっかけにピッタリ「せつぶんセブン」

 せつぶんセブンが保育園にやってきて節分を楽しむ絵本。ただのキャラものではなく、しっかりと豆まきや福の神、鬼など節分の要素が描かれています。ウルトラマンをきっかけに節分に親しみが持ちやすい一冊。自分にはどんな良くない鬼がいるのかを考えるきっかけにもなります。

【ねらい】節分に行う事を知る。節分の訪れを楽しみにする。自分自身の事について考えようとする。など。

楽しみながら節分を深く知る事ができる「せつぶんワイワイまめまきの日!」

赤鬼と一緒に鬼になり、悪い鬼を倒すお話し。ポップな絵で展開も怖くなく、鬼にも親しみが感じられる工夫がされています。何より節分の由来や豆の意味、恵方巻、豆の作り方、鬼のお面の作り方等節分に関する知識が盛りだくさんの絵本です。ストーリーと共に節分の理解を深めたい時におすすめの一冊。

【ねらい】節分に興味を持ち、調べたり知る事を楽しむ。節分の雰囲気を感じる。節分や鬼に親しみを持つ。など。

節分の背景を知り、深く興味を持つきっかけになる「おにはそと!ふくはうち!」

おふくという女の子と鬼にまつわるストーリーが描かれた作品。節分に関する知識が増え、節分に興味を持てるだけでなく、善悪の判断について考えるきっかけにもなる作品です。

【ねらい】節分の背景や由来を知り興味を深める楽しさを感じる登場人物の気持ちを想像しながらストーリーを楽しもうとする。など。

まとめ・感想

節分は怖いものではない!楽しみに出来るように絵本を読んでイメージを伝えましょう。

 鬼という存在が出てくる以上、子どもにとって節分は怖いイメージがついてしまいがち。それは致し方のないことなのかもしれません。

 しかし、本記事でお伝えした絵本はどれも節分に怖いイメージを持つようなものではありません。寧ろ、どれもが鬼に親しみを感じる事ができたり、節分を楽しい行事の1つとして描かれています。子どもに鬼のような畏怖や恐怖の存在を知らせる必要もあるのかもしれませんが、いたずらに怖がらせる事は間違っています。

 節分は日本の伝統行事であり、これからも伝えていきたいもの。そんな大切な日本の文化を正しく伝えていくために絵本を活用し、まずは節分や鬼に親しみを持ち、文化に興味を持つ。そして様々な知識を身に着けていく。知識が深まる過程を絵本と共に楽しみたいものです。

 Ryuが運営する「保育士Ryuのおすすめ絵本紹介ブログ」では本記事で紹介する事ができなかった絵本も多数紹介しております。絵本を探す際には是非ご覧ください。

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