【笑って新年を迎えられる】おしょうがつのかみさま【現役保育士がレビュー】

【2,3歳児おすすめ絵本】おしょうがつのかみさま【ねらい・読み聞かせのポイント教えます】

Ryu

「おしょうがつのかみさま」は私が”お正月に楽しいイメージを持ち、期待感を持ちながらお正月を迎えて欲しい””お正月に関連する伝統的な遊びや料理を知って欲しい”というねらい・想いを持って読むことが多い一冊です。
保育士歴10年以上のRyuが日本一詳しいレビューをお届けします。

「おしょうがつのかみさま」を通じて目指す子どもの姿
  • お正月の存在を知り、興味を持つ
  • お正月の伝統的な遊びや料理を知る
  • お正月を迎える事を楽しみにする
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目次

作品紹介 

おくはら ゆめ
出版社大日本図書
発行日2019/11
値段¥1430
大きさ・ページ数21.8×26.4cm/32P

「おしょうがつのかみさま」はこんな絵本!

「おしょうがつのかみさま」ってどんな内容の絵本?

 そんな疑問にお答えするために「おしょうがつのかみさま」を簡単にまとめてみました。

  1. お正月の様子が面白くものんびりとした雰囲気で描かれている
  2. 花札やおせちなどお正月に関連するモノを知る事ができる
  3. 言葉の響きや言葉のやり取りが楽しく、声に出したくなる絵本

まるわかりQ&A

「おしょうがつのかみさま」を一言で表すと?

ゆったりと面白い雰囲気のお正月が楽しみになる絵本!

子どもの反応は?

言葉を真似したり、笑いながら楽しむ!

ずばり何歳向け?

2歳児向け!

どんな人は買い?

面白い雰囲気でお正月に親しみを持てる絵本を探している人!

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あらすじ・ストーリー・内容

ゆるくて面白い展開。だけど、お正月のポイントがしっかり押さえてあります。

 うさぎや犬、猫がお家を掃除してしめ飾りや門松を飾り、お正月の神様を呼ぶ準備をします。年が明けて「あけまして おめでとう」と言葉を交わすと、鶴や猿、蛇や亀など他の生き物もやってきた。

 最後にやってきたのは虎。背中には鏡餅があり「みんなで おもち たべようぜ」と言っています。するとその時お餅が目を開くとお餅が自分がお正月の神様であると皆に伝えます。

 皆に歓迎されたお餅は虎と一緒にお餅を作り始めました。「ふーへーほー」と言いながらお餅を丸めて、みんなでいただきます!お餅はもちもち。美味しいったらありゃしない。

 今度は皆で凧あげに花札、テレビをゆっくり見たり、おせちも食べちゃいます。そして、こっそりお年玉も確認。ひとしきり楽しんだら後は好きなだけ寝るだけ。皆で川の字になってお布団にくるまります。

 大満足の神様はお餅から抜け出して「お餅に元気を混ぜたからいい頃にお食べ。じゃ、また来年」と言ってどこかへ行ってしまいました。

 お正月のゆったり感が楽しめる一冊です。

こんな方におすすめ

以下の項目に当てはまる方に「おしょうがつのかみさま」はぴったりの絵本です!購入を検討してみましょう。

  1. 笑いながら楽しめ、お正月が楽しみになる絵本を探している
  2. お正月に関連するモノを知りながら言葉の面白さを感じられる絵本を探している

絵本比較!あなたに合った絵本を探そう!

「おしょうがつのかみさま」は探している絵本とは違った…。そんなあなたにはこちらをおすすめ!

落ち着いた温かいお正月が楽しめる「14ひきのもちつき」

 「14ひきの」シリーズのお正月編。ねずみの家族たちのゆったりとした餅つきが温かい雰囲気に包まれながら楽しめます。丁寧に描かれた描写が美しく、何が描かれているのかを探す楽しさも味わえます。

 お正月独特の静けさやゆったりとした雰囲気を楽しみたい場合におすすめの一冊。

協力・助け合う良さが感じられるストーリー「おせちのおしょうがつ」

 おせち料理たちが重箱に乗って鏡餅の家に遊びに行く物語。昆布巻き、海老、金団、ごまめ…様々なおせち料理が登場し、助け合いながら困難を乗り越えていくドキドキのストーリーも魅力的です。

 お正月関連の絵本で特にストーリーの展開を楽しみたい時におすすめの一冊。

目的・ねらい

絵本はそれぞれ作者の願いや思いが込められています。その思いを汲み取り、絵本を読むときに目的やねらいを持つ事をおすすめします。

以下の「目的・ねらい」はRyuが読み聞かせをするときに大切にしている事です。参考にしてみてください。

  1. お正月に前向きなイメージを持ち、楽しみにする
  2. 言葉の響きややり取りの面白さを感じ、声に出して読もうとする

目的・ねらい1 

ゆったりとして楽しそうな雰囲気が作品を通して感じられます。

 対象年齢である2,3歳児に読む事を仮定すると、年齢的に考え「お正月ってなに?」という状況です。そこで「おしょうがつのかみさま」を読むことでストーリーを楽しむ中でお正月に関するモノを知ることができたり、お正月らしいゆったりとした雰囲気を感じることができます。

 また、ゆったりとしているだけでなく、登場するキャラクターの表情や言葉、やり取りなどが面白く、読んでいると「お正月って楽しそう」と自然に感じられる内容となっています。

 お正月をまだ知らない子も既に知っている子もお正月に対して楽しそうな、前向きなイメージを持つきっかけになるでしょう。

目的・ねらい2  

言葉の繰り返しや響きなどにも拘りが感じられます。

 「おしょうがつのかみさま」はお正月の事が描かれていることは勿論、言葉の楽しさも感じられる文構成になっています。

 例えば、「ちょいと おまち!」「ぺったん えい、ほ」などの響きが楽しい言葉が繰り返し使われていたり、「ふーへーほー」「〇〇しようっと〜」という似たような言葉が後半に何度も使われています。

 子どもは聞きなれない言葉や繰り返しの言葉を面白がることが多く、自然と絵本に合わせて声に出して読んでいることも。ストーリーを楽しみ、お正月を味わう中で言葉の楽しさも知り興味が持てる。そんな一石二鳥の一冊です。

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チェックポイント

現場で毎日読み聞かせを行う現役保育士が、実際に何度も読み聞かせをしたことで分かった大切なポイントを見ていきましょう。

年齢乳幼児期、特に2歳児
季節
行事お正月

対象年齢

2歳児以降がおすすめです。

 2歳児にとってお正月がどのようなモノかを理解することは少し難しいです。しかし、「おしょうがつのかみさま」は雰囲気を感じ、前向きなイメージを持つ事がメインになるので2歳児の頃に読むことでお正月を認識するきっかけになります。

 言葉の響きも面白く、笑いを取り入れることで最後まで集中しやすい展開となっているので、語彙が格段に増える2歳児に言葉の面白さを伝える1つの手段にもなります。

時期・季節・行事

言葉のリズムや響きを楽しみ、真似するようになった頃がおすすめです。

 「ふーへーほー」という言葉が繰り返し使われていたり、聞きなれないような言葉が随所に散りばめられているので、言葉に関心を示し始めた頃に読むと言葉の魅力に更に引き込まれます。

 子どもの様子を見て面白い言葉を言ったり、破裂音などを言いながら楽しむ姿が見られたら読んでみる事をおすすめします。

 お正月に関する絵本なので、季節は冬、行事としてはお正月や新年会などに合わせて読むといいでしょう。

読み聞かせのポイント

「おしょうがつのかみさま」を読み聞かせをする中で意識しているポイントです。読み方を少し意識するだけで内容がぐっと伝わりやすくなります。

読み聞かせをする中で自分なりのポイントも探してみるのも面白いですよ。

  1. 声を使い分けて会話の楽しさを演出しましょう
  2. 繰り返しの部分は同じテンションで読みましょう

ポイント1  

言葉のやり取りも本作の魅力の1つ。

 言葉の響きや繰り返しが面白い事は伝えてきましたが、「おしょうがつのかみさま」はキャラクター同士の会話も面白く、イキイキとした会話が楽しめます。

 様々な生き物が登場するため1体1体声を使い分ける事は難しいのですが、自分なりのイメージでそれぞれの声を少し変えるだけでも聞き手に会話の楽しさが伝わりやすくなります。

 神様は会話の中心や起点になる事が多いので、神様の言葉を分かりやすく目立たせることで会話にメリハリがでます。感情などを込める必要はありませんが、声を変える事だけ意識して読みましょう。

ポイント2

同じ言葉を同じように繰り返すから面白い!

 作中の後半に何度も繰り返される「ふーへーほー」や「〇〇しよっと~」という言葉。繰り返される中でパターンを変えたくなる気持ちも十分に分かりますが、その気持ちはぐっと堪えて出来る限り同じようなテンションで同じように読むことをおすすめします。

 大人であっても同じような言葉が繰り返されるとジワジワと面白くなることがありますよね。子どもも同じで、大人よりも繰り返しの言葉に対して敏感で大きな反応をする事が多くあります。

 繰り返す中で最初は気付けなかったその言葉の面白さや言葉の魅力に気付き始めるきっかけになります。しかし、子どもの反応がいまいちだったら徐々に読み方を変えるのも1つの手段です。

まとめ・Ryuの感想

笑いながら新年を迎えられる一冊。

「おしょうがつのかみさま」は”笑う門には福来る”そんな言葉を描いたような作品となっています。

 話の展開だけでなく、ゆるやかなタッチの絵や使われている言葉など、作品全体を通して面白く、楽しい雰囲気が流れています。そんな楽しい雰囲気の中でしっかりとお正月に関連するモノにも触れられているのでお正月にも親しみが持てる工夫がされています

 読み聞かせをするときは子どもたちが笑ったり、ニコニコしながら聴いている事が多く、言葉も真似したりと人気の高い絵本です。「おしょうがつのかみさま」は、お正月関連の絵本の中でも特に明るい気持ちになれる一冊だと思います。

 話の流れもあり、展開が楽しめることや絵や言葉といった普遍的な面白さが散りばめられているので5歳児でも十分に楽しむ事ができます。そんな幅広い年齢に愛されるお正月絵本です。

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